1986-05-13 第104回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
それから後段の貸出残高が減っておるという点についてのお尋ねでございますが、これは殊に長期貸出金が低迷しておるということに由来しておるものでありまして、長期貸し出しの低迷の根底にあるものは、漁業者の設備投資意欲の減退ということであるというふうに考えておりますので、決してうれしい事態であるというふうには言いにくいように存じております。
それから後段の貸出残高が減っておるという点についてのお尋ねでございますが、これは殊に長期貸出金が低迷しておるということに由来しておるものでありまして、長期貸し出しの低迷の根底にあるものは、漁業者の設備投資意欲の減退ということであるというふうに考えておりますので、決してうれしい事態であるというふうには言いにくいように存じております。
貸出金の内訳は短期貸出金十一億一千万円、長期貸出金十四億五千万円となっております。長期貸出金の内訳を申し上げますと、近代化資金五億円と、いわゆる緊急資金が九億五千万円で、近年特に緊急資金の増加が目立っております。
そこで、現在長期貸出金市場の実勢を見てみますと、長期プライムレートは四月、七月の公定歩合の上げに伴いまして七・一%から八・二%まで一・一%、二回にわたって引き上げられております。この長期プライムレートに基づきまして長期を貸し出します金融機関が企業と折衝いたすわけでございますが、これは長期貸出金市場の需給の実勢から見まして、なかなかその長期プライムレートが適用されにくい。