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18件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2009-07-10 第171回国会 参議院 本会議 第37号

参考人からは、脳死を人の死とすることの是非、救急医療現状体制整備必要性、本人の意思が不明な場合に家族承諾による臓器移植を認めることの妥当性小児長期脳死実態及び脳死判定の困難さ、被虐待児に対する対応、ドナー家族等に対するケア必要性移植コーディネーターの在り方、海外における移植医療の動向、組織移植生体移植の規制の必要性、親族への優先提供に関する問題点等に関して、様々な立場、観点からの

辻泰弘

2009-07-10 第171回国会 参議院 本会議 第37号

また、脳死から心停止に至る期間についても、昭和六十年に現行脳死判定基準をまとめられた竹内一夫杏林大学名誉教授御自身が、平成十六年の著書、「改訂新版 脳死とは何か」の中で、基準制定当時は心停止に至るまで十五日以上の例がわずかであったのに対し、最近は三十日以上の長期脳死例が明らかに多いという事実を指摘されています。  

円より子

2009-07-09 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号

衆議院議員福島豊君) 余り、何といいますか、私の作った言葉ではなくて正確に申し上げると、同報告書では心停止まで三十日以上等のものを長期脳死症例としておりますけれども、この二十例のうち、判定時より心停止までの期間が三十日から九十九日までのものが三例、百日以上のものが四例あったというふうに承知をいたしております。

福島豊

2009-07-07 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号

長期脳死についてでございます。  子供長期脳死になりやすいとされています。長期脳死とは脳死状態で三十日以上心臓が動き続けるケースでございます。その間に脳死子供成長し、身長が伸び、歯が生え替わり、顔つきが変わると言われています。A案はこのような子供死体と断じるものであります。  日本移植学会理事長の寺岡氏は七月二日の厚生労働委員会において次のような発言をされておりました。

森岡正博

2009-07-07 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号

と同時に、その時代長期脳死とか慢性脳死が知られていなかった、そういうものが時代背景になかった、ところが今は長期脳死とか慢性脳死というのが出ているわけだと。  だから、その辺りのことを脳死臨調は、だから脳死は結論出したんだから脳死は一律人の死なんだということは、私は脳死臨調というものを盾に取って言われるのはどうかなと思うんですけれども、その辺りはどうですか。

川上義博

2009-07-06 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号

それから、先ほどちょっと、済みませんが、丸川委員のところで追加させていただきますけれども、この資料二の百十三ページ、この2)のところに、判定基準に沿って診断が的確に行われた十三例中四例が長期脳死例であるというふうに書いてございます。ただ、これがその十三例中四例、はい。ですから、この中で六例が無呼吸がやってあるかについては、ちょっとこの私の資料では分かりません。

谷澤隆邦

2009-07-02 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号

しかも、現行法制定後、特にお子さんの場合、いわゆる長期脳死という状態があるとの報告がなされるようになり、一層、脳死が人の死と言えるのか、社会全体がそう合意、了解しているのかが問われねばならないと思っております。人の死は権利関係に直接影響を与える概念であり、社会生活全般に多くの影響を与える社会的事実です。したがって、社会合意が樹立されるべきです。

加藤高志

2009-06-26 第171回国会 参議院 本会議 第33号

また、小児長期脳死があるのではないかとの御意見があります。  報道で紹介されている長期脳死お子様は、脳死判定専門家による無呼吸テストを含む法的な脳死判定が行われていません。したがって、法的な脳死判定が行われていないこのようなお子様から臓器摘出することは絶対にありません。  臓器摘出する際に全身麻酔を掛けるのではないかとの御意見があります。  

冨岡勉

2009-06-16 第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第43号

また、厚生労働委員会や小委員会での参考人意見聴取質疑では、我が党も指摘したように、最優先されるべき子供救命救急システム整備が極めて不十分なこと、心のケアも含めた移植に必要なチーム医療体制が十分でないこと、ドナー家族への支援体制がないこと、子供脳死診断症例が少なく症例の蓄積が必要なこと、脳死判定後、三十日以上も心臓が動いている長期脳死について十分な理解がなされていないこと、法的脳死判定前提

佐々木憲昭

2009-06-09 第171回国会 衆議院 本会議 第37号

次に、金田君提出案についてでありますが、現行脳死判定基準脳血流停止を加えることとしているが、脳血流停止確認した後でも小児における長期脳死例があるのではないかとの質疑に対しては、脳血流停止確認後においても長期生存例存在するが、脳死判定基準適正化に向けた取り組みは必要であるとの答弁がありました。  

田村憲久

2009-06-09 第171回国会 衆議院 本会議 第37号

ところが、二〇〇〇年の厚生省研究班調査での、現行法法的脳死判定と同等の、無呼吸テストを含む判定を受けた後も成長を続ける長期脳死生存例や、全身麻酔を用いた臓器摘出などの実態は、国民にはほとんど知らされておりません。それゆえ、C案では、改めて脳死についても、その定義を脳全体の機能の喪失と定めた上で、その判定基準厳格化を求めています。  

阿部知子

2009-06-05 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号

しかし、先ほど来、川内委員も繰り返し述べていらっしゃるのは、前提として、脳死は人の死である、こういうものに立っているわけですから、やはり社会的には死んだということなのよというふうな認識になってしまえば、やはり長期脳死子供さんを抱えている家族など、その存在自体が否定されるのではないか。いわゆる社会的に否定される、このことに対する不安、これを払拭するものではやはりないと思います。  

高橋千鶴子

2009-06-05 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号

私が伺いたいのは、仮に、おおむね合意がされている、社会的にそういう状況が生まれたとしても、それが前提であるということが法律に書かれてしまった場合、脳死は人の死であるということが書かれてしまった場合、社会的に長期脳死子供さんを抱えた家族が否定されることになるのではないか、あるいは、臓器提供意思確認される現場影響を与えないかということに関して十分な議論が必要なのではないかということです。

高橋千鶴子

2009-06-05 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号

もう答弁が繰り返しされてあるように、脳死は人の死であるというのがA案前提ではあるけれども、それが脳死判定に入れない臨床的脳死患者さんやあるいは長期脳死患者さんに影響を与えるものではないのだという答弁であったかと思います。  この点で法制局確認をしたいと思うんですが、簡潔にお願いします。  六条一項において、死体脳死を含む)とあるのは、法的脳死を指すということでよろしいか。

高橋千鶴子

2009-05-27 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号

まず、前段の、慢性脳死あるいは長期脳死生存例は、この長期脳死例という言葉をそもそも使われたのは厚生労働省研究班、二〇〇〇年の研究班で、このとき、小児脳死判定基準をさらに厳密化していくために症例を集めました際に、これまでの脳死判定基準プラス呼吸テストを二回実施した二十例のうち七例が三十日以上の生存、四例が百日以上の生存というので、従来の、脳死判定をしたら数日で亡くなってしまうという実態とは違

阿部知子

2009-05-27 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号

前段ちょっとだけ説明させていただきますが、もともと長期脳死という言葉が使われたのは、現在の子供脳死判定基準、六歳以下を定めるために、厚生労働省が一九九八年からさかのぼっての十年と、一九九八年から先の一年で症例を集めたときの百三十九例の中で、厳密な、厚生労働省が提唱する脳死判定子供基準を満たし、その中には十二時間から二十四時間にわたる無呼吸テストを含めたものをやったケース二十例があって、その中で

阿部知子

2009-05-22 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号

その中で、脳死下での臓器移植を推進するとの立場から、脳死を人の死と認め、小児に限らず、広く遺族等承諾によって臓器提供が可能となるようにすべきとの御意見がある一方で、小児には長期脳死例があることや、個人の人生観等にかかわる脳死による臓器提供には慎重であるべきとの御意見がありました。このような意見の対立がある中で、どの案を支持すべきか結論が出せないとの多くの同僚議員の御意見もあります。  

根本匠

2009-05-22 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号

また、小児長期脳死例が数多く見受けられることから、小児脳死即座心臓死に至らない場合もあるとの指摘脳死診断された小児身長が伸びた事例を、広く国民に知っていただく必要があるとの意見がありました。  なお、この長期脳死例については、無呼吸テストを実施しておらず、法的な脳死判定基準に該当するものではないとの指摘がありました。  

三ッ林隆志

2009-04-28 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第2号

また、小児長期脳死例が数多く見受けられることから、小児脳死即座心臓死に至らない場合もあるとの指摘脳死診断された小児身長が伸びた事例を、広く国民に知っていただく必要があるとの意見がありました。  なお、この長期脳死例については、無呼吸テストを実施しておらず、法的な脳死判定基準に該当するものではないとの指摘がありました。  

三ッ林隆志

2009-04-21 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第1号

それから、小児長期脳死験例五例という田辺の論文ですね、これが一つ。それから、脳死小児から被虐待児を排除するという、これが一つあります。  全部で三つですが、今から、小児科専門医から見たというこのパワーポイントのような図、資料に従ってお話しさせていただきます。  私は、日本小児学会専門医であり、倫理委員会の会員でございますが、実際、現場で働いている小児科医でございます。

田中英高

2009-04-21 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第1号

光石参考人 子供については、先ほども申し上げたんですが、いわゆる脳死状態という状態から三徴候死に至るまで相当長い、長期脳死とか慢性脳死とかということが報告されておりますし、そもそも子供について脳死判定は非常に難しいと専門家がおっしゃっているんですね。  現行法ができた当時、脳死になってから数日して三徴候死に至る、そういう前提で、自己決定という思想でもって法律にしたんですね。

光石忠敬

2009-04-21 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第1号

小児学会の中では長期脳死例というものが御報告をされているというふうに、以前のこの小委員会での参考人の開陳からもあったわけでございますけれども、これが今の超重症心身障害児の中にも含まれているという事例があるやに伺っておるわけでございますが、そういった事例我が国でどのぐらいの割合で、あるいは、それがどのぐらいの発生率というか発現率があるのかということ、そしてまた、その事例に対する解明的な何か手だてというものを

園田康博

2008-06-10 第169回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第2号

また、知らないことの二つ目として、先ほどから長期脳死の話がありました。こういう生存者がいることも国民に余り知られていないんです。そして三番目には、長期脳死と言われる人たちは、ラザロ兆候といって、手を動かしたり足を動かしたり、あるいは針で刺したら動悸が上がる、そういった反応を示すことすら知られていません。こういった情報公開についてはどのような御見解をお持ちか、一点目、お伺いしたいと思います。  

川条志嘉

2008-06-03 第169回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第1号

私の最愛なる娘、有里は、昨年の九月二十四日に他界しましたが、脳死診断されてからの一年九カ月間の娘の様子と、娘とともに精いっぱい生きた家族の思いをお話しし、長期脳死児と言われる娘が残したメッセージを皆様にお伝えすることができればと思います。  平成十七年十二月十三日、二歳八カ月でした。

中村暁美

2008-06-03 第169回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第1号

そこで述べていますように、非常にB案に近いのかなと思いますが、七年たっていますし、状況が随分と変わってきているし、在宅の問題も、長期脳死の数もべらぼうにふえているという状況の中で、それに固執するものでは何もない。  ただ言えることは、先ほどから先生おっしゃるように、議論ができていないということが致命的だと思うんですよね。

杉本健郎

2007-12-11 第168回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第1号

それから、その次のページの「長期脳死児」、これは毎日新聞の記事でございますが、長期脳死児にかぎ括弧がついております。これをお聞きしましたところ、これは本当の意味での脳死ではないから、こういうふうな点々を打ったんだ、かぎ括弧をつけたんだということでございまして、これはある意味では非常に、何といいますか、無責任な書き方ではないか、一般の読者に誤解を与える書き方ではないかと思います。  

寺岡慧

2007-12-11 第168回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第1号

ただ、私は、救急医療が発展することによって、長期脳死の方であるとか遷延性方々がふえていくのだと思います。そのことは、さらに救急医療が発展していけば、その方々意識回復にも結びつく、ひいては我が国医療全体の質の向上にもつながっていくのではないか、そんなふうにも思うところですけれども、それについては井手参考人はどのようにお考えでしょうか。

郡和子

2007-12-11 第168回国会 衆議院 厚生労働委員会臓器の移植に関する法律の一部を改正する法律案審査小委員会 第1号

清野参考人 これは長期脳死例としてまとめたわけではないんですが、超重症心身障害児医療ケア現状問題点というのを既に小児科学会のホームページにも出しております。その中には当然、脳死症例もございます。大体二十歳未満の地域人口千人当たり発生率が〇・三%にこういう超重症心身障害児が発生しています。  

清野佳紀

2006-12-13 第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号

その後に、慢性脳死とか長期脳死という患者存在していること、そうしますと、脳死状態は、たかだか一、二週間でもう心臓死に至る、そういう概念は成り立たなくなったんですね。  そういう科学的報告をこれはアメリカの学者が報告しておりますが、そのアメリカでさえ、脳死が必ずしも有機的統合性を失わせるものではないという科学的知見に対する反証は見当たらないんですね。  

光石忠敬

2006-12-13 第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号

ただ、この研究班報告でも指摘をされているように、脳死判定後、通常は一週間程度で心停止となるけれども、心停止まで三十日を経過した例が全体の二割あるということ、中には三百日に及ぶ長期脳死も二件あった。しかも、検討された症例はわずか百三十九例でしかなかった。ですから、まだ検討症例の絶対数も少ないということが言えるのではないかと思うんです。  

高橋千鶴子

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