1985-12-06 第103回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
○梅田委員 十一月二十九日に発生いたしました、にせ左翼暴力集団中核派による鉄道妨害事件は、国民と国鉄に大きな迷惑と損害を与えました。かつ、国鉄の信用を傷つけた反社会的蛮行として絶対に許されるものではございません。私どもも早速浅草橋駅、錦糸町駅も現地調査をいたしまして、つぶさに実態を把握してきたところであります。
○梅田委員 十一月二十九日に発生いたしました、にせ左翼暴力集団中核派による鉄道妨害事件は、国民と国鉄に大きな迷惑と損害を与えました。かつ、国鉄の信用を傷つけた反社会的蛮行として絶対に許されるものではございません。私どもも早速浅草橋駅、錦糸町駅も現地調査をいたしまして、つぶさに実態を把握してきたところであります。
ただいまひんぴんとして惹起されております鉄道妨害事件ですね、たとえば鉄砲を放ってその窓から窓を貫くという事態も起こりました。あるいは路線下のケーブル線を切断しておのずから信号灯が滅してしまうという方途を講じた人間もおる。あるいはまた、信号灯を電信柱によじのぼって破壊したこともございます。こういうことに対して、これはいろんな、たとえば刑法にもそういうふうな取り締まりの一部規定がございます。
また鉄道妨害事件について見ますと、線路妨害、運転機妨害、信号通信妨害、その他の妨害を合せて、昨年十一月五百五十七件、十二月五百十四件、本年一月四百六十四件、二月四百七十二件、合計二千七件の多きに上つており、列車放火等の悪質事犯が、本年二月、三月にはおのおの二件の発生を見ております。
尚最近特に目立つて鉄道妨害事件が頻発いたしております。こういうような関係につきまして、鉄道関係から治安の立場について御説明を願いたいと思います。運輸省足羽鉄道監督局長。