1964-03-17 第46回国会 参議院 予算委員会 第14号
また、かつて朴と並んで国防長官をやった金東河は、日本帝国万歳、こう叫んだということを聞いております。朝鮮民主主義人民共和国が自主独立して産業を発展し、人民の生活は日ごとに向上しているにもかかわらず、韓国人の生活は貧困のどん底におちいり、政権も落ちつかず、クーデターに次ぐクーデターをもってするところではありませんか。南ベトナムにおいても同じことが言えます。
また、かつて朴と並んで国防長官をやった金東河は、日本帝国万歳、こう叫んだということを聞いております。朝鮮民主主義人民共和国が自主独立して産業を発展し、人民の生活は日ごとに向上しているにもかかわらず、韓国人の生活は貧困のどん底におちいり、政権も落ちつかず、クーデターに次ぐクーデターをもってするところではありませんか。南ベトナムにおいても同じことが言えます。
○帆足委員 内外の差し迫った問題の四、五についてお尋ねしたいのですが、ただいま穗積委員から質問がありました南朝鮮、すなわち韓国の状況ですけれども、軍事ファッショ・クーデターによって政権を得た朴議長が、いつしか全知全能の神々のごとくふるまいまして、これに対して反対して決起した金東河を直ちに逮捕した。私は、それでは目くそ花くそではあるまいかと思うのです。
しかるに、朴軍事政権を、強力な安定した政権であり、交渉の相手方として適当であると信じ切っていたあなた方の政府にとりまして、全く晴天のへきれきのような事態が、一月二十一日に、金東河氏の突如最高会議委員の辞任をきっかけといたしまして、韓国の政治の上に起こったのであります。
すなわち、今月の中旬ごろ、この革命政権の一方の有力者である金東河の海兵隊の一部が金鍾泌氏を暗殺しようとした。そこで金鍾泌氏は命からがらようやく逃げたのだ。この点については米軍の有力筋も確認しておる。
今月の初めごろ金東河の傘下の海兵隊の武装の兵隊約二十人が金鍾泌を暗殺するために金鍾泌邸を襲ったという事実、これもあなたの方は知らないのですか。京城の方からちゃんとそういうことがあったということをある新聞の——しかも新聞というても権威ある通信社ですよ。通信社の特派員からの連絡がこっちにきておるのですが、それも知らないのですか。どうです。
の通り、非常に変転としておりまして捕捉しがたい面もございますし、隣国の国内政情を、あまり突っ込んだ悲観的がましいことをするのもいかがかと思われる節もございますが、大体の流れを申し上げますと、本年一月から政党活動が自由になりましたために、今まで押えられておりました政治運動が、せきを切ったように、従来の反動として現われた、これが基本的なあれでございまして、大きく動き出しましたその発端になりましたのは、金東河氏
特にまた私はここであなたの注意を喚起したいのは、この最高会議の外務委員長であり国防委員長を兼ねておる金東河、この金東河氏が最高委員をやめた今月の二十一日の声明ですが、この二十一日の声明によれば、朴軍事政権は国民を裏切っている、日韓会談は担当する主務官庁が不明だ、こういう声明をしている。
○勝間田委員 どういう対立があるのかということをよくつまびらかにしておらないというのでありますが、しかし、金鍾泌と金東河との対立は一体何なのか、派閥的な性格のものなのか、あるいは主導権的なものを求めているのか、政策上の相違からきておるものなのか、これは実は私は重大な問題だと思う。これは自民党の派閥以上のものだと思う。だから、その意味からいけば対立の性格というものを明らかにすべきだ。
これは御案内の通りに、金情報部長があるいは除名勧告を受ける、あるいは民主共和党の発起人委員長を辞任をする、やれ金東河が同じようなことをする、また昨日は急遽また復帰する、妥結ができたなどという、まことに不可解な経過があるのであります。現在の朝鮮政情というものを一体政府はどう見ているのか。
あるいは最近金鍾泌氏と金東河氏との間の確執というようなものも伝えられております。これは向こうのことでございますから、私はあえてかれこれ言いませんが、ただ、こういうとき残念なのは、もう少し向こうの状況をはっきりつかみ得るという意味において、やはり在ソウル日本代表部というようなものがこういうときこそあってしかるべきものだ、こういう気がいたします。
(拍手)現に、宋前内閣首班及び柳前最高会議委員は、朴議長及び金鍾泌前中央情報部長を激しく非難し、さらに金東河最高会議委員も、朴軍事政権は民意を代表するものではないと強く批判して辞任しておるではありませんか。(拍手)さらに、昨日の報道によりますと、日韓交渉の韓国側最高責任者であった金鍾泌氏がついに失脚するという事態が起こっておるのであります。