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10件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2019-05-09 第198回国会 参議院 財政金融委員会 第8号

戦後の国際通貨体制というのは、俗に金ドル本位制だと言われるように、ドルは金との兌換をする、各国通貨ドルとの間で固定相場を維持すると、こういう形で維持されてきたわけですが、ドル兌換停止されて、七一年の年末にスミソニアン合意ができましたけど、そのときも米国金兌換を受け入れなかったわけですね。  

黒田東彦

2000-04-04 第147回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号

日本銀行として特にどういう議論をしたということはございませんけれども、私も長く中央銀行にいる者の立場で言わせていただきますと、戦後半世紀にもなりますけれども、デノミというのは、むしろ今までは、インフレでゼロがたくさんついて困る国がデノミをやってきたのであって、日本の場合は、戦後民間貿易が始まって、ブレトンウッズで金ドル本位制で三百六十円というのが決まって、それを固定相場時代ずっとIMFの指導を受けながら

速水優

1988-04-20 第112回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号

ところが、その後六〇年代には核軍備ではソビエトに追い越され、さらに一九七一年にはパクス・アメリカーナ基幹的システムであります金ドル本位制停止が行われ、さらにアメリカ経済競争力弱化を招来いたします中で、さしも強大を誇りましたパクス・アメリカーナにも揺れと申しますか、機能の不全と申しますか、いずれにいたしましても何がしかの変化が起こったことは疑う余地がないところであろうと考えるものであります。

志村哲良

1988-03-28 第112回国会 参議院 建設委員会 第4号

ところが、その後六〇年代には、核軍備などにおきましてソビエトに追い越された模様でございますし、さらに七一年にはパックスアメリカーナの基幹的なシステムであります金ドル本位制停止が行われ、さらに八〇年代に至りますと、アメリカの大幅な国際収支赤字にもかかわらず、ドル基軸通貨であるということによりまして、時としてドルの割高などをももたらしてまして、競争力弱化を招くというような結果を招来したものであろうと

志村哲良

1984-04-19 第101回国会 参議院 大蔵委員会 第15号

ところが、その後説が変わってきて、ユーロ・ダラー、つまりユーロ・カレンシー、日本で言えばユーロ円に当たるものをアメリカの当局が是認するようになったのは二つ理由がございまして、一つは、そのころ、アメリカ国際収支ベトナム戦争後、非常に赤字が大きくなりまして、黒字国ドルがたまりますと、黒字国アメリカに対して金兌換請求をいたしまして、当時はまだ金ドル本位制でしたから、アメリカ金保有がなくなってくる

緒方四十郎

1981-05-12 第94回国会 衆議院 商工委員会流通問題小委員会 第1号

金は長い間、通貨体制の中に組み入れられておりまして、第二次世界大戦後も金ドル本位制IMF体制のもとで、国際通貨決済手段の主軸を占めてまいっておりましたが、一九七一年、昭和四十六年八月十五日のいわゆるニクソン・ショックによりまして、金とドルの交換が停止されて金為替本位制が崩壊し、一九七八年、昭和五十三年のIMF協定の発効で、金は国際通貨制度上全く廃貨されるところとなりました。  

多々良義成

1976-05-18 第77回国会 衆議院 外務委員会 第9号

このような事態に対処しますために、従来の金ドル本位制にかわります新しい国際通貨制度を確立する必要が生じまして、先生ただいまおっしゃいましたようなIMFの二十カ国委員会、あるいはIMF暫定委員会というようなものを中心にその作業を鋭意進めてまいったわけでございますが、その結果、本年の一月のジャマイカの暫定委員会におきまして、通貨制度の基本となりますIMF協定の改正につきまして根本的な合意を見るに至ったのでございます

旦弘昌

1973-03-29 第71回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

ところが、金為替本位制から金ドル本位制になり、さらにドル本位制になるという過程では、絶えずそういうシニョレージが発生するということになって、これは望ましくないわけです。したがって、今後の国際通貨体制をどのような右向に変えていくべきかというときに、まず考えるべきは、シニョレージをなくすような体制でなければいけない。

島野卓爾

1971-09-20 第66回国会 衆議院 商工委員会 第3号

それからコナリー財務長官は、ロンドンのランカスターハウスで各国代表と話をしたときに、米国金・ドル本位制に戻るつもりはない、こういうことをはっきり明言をしておるということが新聞で伝えられておるわけであります。そうなると、先ほど言った三つのうちで、非貨幣化を一挙に進める、あるいはまた金の価格引き上げということなのか、それらの点についてどう御判断になりますか。

石川次夫

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