また、その一つは、高度経済成長政策による農業基幹労働力の大量流出と、それに伴う農業労働力の量的質的低下による三ちゃん農業化と出産力の絶対的低下であり、その結果は、農業近代化の声をしり目に、荒しづくり、耕作放棄となってあらわれております。
炭鉱労働者の生活を破壊し、炭鉱労働力の量的、質的低下ではなく、炭鉱労働者が炭鉱に安住し、その力を一杯に振い得るような措置を講ずる意思はないか。通産大臣の所見をお尋ねします。尚、今度の調停を成功せしめる方法の一つとして、復金金利の引下げ、或いは復金融資の返済の方法等について考慮の余地はないか、併せてお尋ねします。 最後に、政府の労使休戰、賃金安定期の協定提唱についてお尋ねいたします。