2021-06-01 第204回国会 衆議院 環境委員会 第13号
○長尾(秀)委員 野生生物の取引、エキゾチックペットの販売や飼育、さらにはその餌についても、国内にいるはずのない昆虫などが生きたまま輸入され、ネット等で簡単に手に入る、こういう状況を放置したままでいいのだろうかということを改めて問題提起させていただきたいと思います。 それでは、法案についてお伺いをいたします。 私の地元である大阪府も、瀬戸内法に規定される十三の関係府県の一つであります。
○長尾(秀)委員 野生生物の取引、エキゾチックペットの販売や飼育、さらにはその餌についても、国内にいるはずのない昆虫などが生きたまま輸入され、ネット等で簡単に手に入る、こういう状況を放置したままでいいのだろうかということを改めて問題提起させていただきたいと思います。 それでは、法案についてお伺いをいたします。 私の地元である大阪府も、瀬戸内法に規定される十三の関係府県の一つであります。
野生生物が新型コロナウイルスも含めて人獣共通の感染症を媒介させる危険性について述べさせていただきました。 東京レプタイルズワールド二〇二一、エキゾチックアニマル大集合というイベントが、まさに東京や大阪など多数の地域がコロナ拡大で緊急事態宣言最中のとき、東京池袋で五月十五日、十六日の二日間開催をされました。
こうした海洋に流出した漁具は、ゴーストネット、ゴーストギアとも呼ばれ、ウミガメや鯨といった海洋生物に絡まるなど、野生生物への被害も生じております。加えて、流出した漁具は、魚と一緒に底引き網などにかかることや漁船のスクリューなどに絡みつくこともあり、漁業の妨げにもなっております。
次に、希少な野生生物等の自然保護とグリーン社会の実現に必要な風力発電の拡大との調整を円滑に進める仕組みづくりについてちょっとお伺いしたいと思います。 地球温暖化が大きな課題となっている現在、菅政権が目指すグリーン社会の実現には、風力発電等の再生可能エネルギーの早急かつ飛躍的な拡大というものが必要になってくると思います。
また、ドローンによる野生生物等への影響については、国立公園における無人航空機の取扱いを先月改めて整理をいたしまして、保護上影響がないよう配慮すべき事項、これは例えば希少鳥類の営巣地や繁殖期を避けるといったようなことでございますけれども、それにつきまして各地方環境事務所及び都道府県宛てに通知をしたところでございます。
ですので、端的に言うと、環境省のレッドリストは当然ですけれども、加えて、県自治体や市町村版のレッドリストというものも併せて重視をして、絶滅のおそれのある野生生物の生息や生育が確認されている、そういった地域については促進区域に含めることは望ましくないと私は明記することが必要だというふうに思っているんですね。その点について御見解を伺いたいんです。
さらに、我が国の国土の三分の二を占める森林は、森林吸収源対策を含む地球温暖化防止や、多様な野生生物種が生息、生育する場として重要な要素であるとも認識しています。
さて、次に、野生生物の取引についてお聞きをいたします。 いわゆるエキゾチックアニマルと呼ばれるペットの人気が日本でも高まっていると言われております。WWFの取引監視部門、トラフィック報告書も発表されております。詳しく御紹介する時間はありませんけれども、日本のペット市場と衛生管理が行き届いていない市場のつながりは明らかではないかと思います。
それぞれ、厚労省においても、環境省においても、法整備も含めて、厚労省においては、野生生物、動物の感染症の研究や情報収集などの知見強化、環境省においては、エキゾチックペットの飼育管理の規制を含む取組を強化するというような連携強化が必要、必須と思いますが、それぞれ、両省にお伺いしたいと思います。
ただ、野生生物、鳥獣、これは法制上はその範囲が異なるということですね。野生生物とは、本当に野生生物全般という形です、動物一般。野生に生息する動物一般。ただ、鳥獣というものは、鳥類又は哺乳類に属する野生生物をいう、こういう形が鳥獣保護管理法では、鳥獣という言葉を使うときに、その定義としてはそうなっているということでもあります。
それとともに、オランウータン、象などの野生生物が生息できなくなって、生物多様性も失われています。こうした現状をどういうふうに認識されていますか。
環境省では、尖閣諸島の自然環境に関して、最新の人工衛星画像を用いて、過去に作成した植生図の更新及び希少な野生生物であるアホウドリの生息状況に関する調査を実施しています。 植生図の作成については、来年度のできるだけ早いうちの完成を目指す方針です。そして、アホウドリの生息状況調査については、現在入手した画像を解析中であります。そして、年度内、つまり今月中に中間報告を行う予定です。
そうすると、病気を防ぐということは、実は森林破壊であったり野生生物の違法な取引にも目を向け、そのリスクがこの国でどのくらいなのか、アジアでどのくらいなのかということを見てそれをしない限り、ワクチンで今回のコロナはある程度収まるかもしれませんけれど、次の感染症を防ぐことができません。
じゃ、このワンヘルスで何が進んでいないかというと、環境から、野生生物から人にまでうつってしまうこの経路、これに対する調査体制、報告体制、防止体制、知見が全く不足しています。これ、今の所管するところはどこなのかということも現在不明瞭な状態だというふうに環境団体では考えていて、非常に危機感を持っています。
生き物の育つ環境と同時に食の安全も考えるということですと、自然環境、放牧なんかもそうなんですが、野生生物に接触する可能性が高くなるということになりますと、これで、科学的根拠として、いろいろな動物の感染の問題も出てくると。このバランスがすごく大事ではないかと思いまして、一つ質問をさせていただきます、それに関する、アニマルウエルフェア。
自然環境の破壊、そして生態系の攪乱、こういったことが起きて、そして、本来であれば野生生物などの領域に人間活動がどんどん入っていって、そして我々が未知のウイルスと直面をするようになった。仮にこのコロナウイルスが収束をしたとしても、今後もまた新たな未知のウイルスとの人間社会の衝突というのは避けられないと思います。
野生生物はさまざまな病原体の宿主になっています。もちろん人間も常在菌と呼ばれる微生物に満ちあふれていますので、口の中には百億個、皮膚には一兆個以上あるというふうに言われています。
このため、国際的にも持続可能でない農業、森林開発、工業、インフラ開発等の自然環境の無秩序な開発によりまして、野生生物から人への未知の感染症への感染リスクが高まるというふうに指摘されてございます。
下に張ってあるのが結論部分なんですけれども、将来的に私たちが考えるべきことということで、アフターコロナを見据えて、こう社会を変えていかなければいけないという点については、野生生物と人間社会のすみ分け、ゾーニングによる自然共生社会、そして、グローバリゼーションからローカリゼーション、地産地消だということを言っているわけです。
右側の方にも、ちゃんと、農産物、野生生物製品もあります。 それで、ニュージーランドも本当は厳しいんですが、英語だから省きます。 しかし、ほかの国がみんなこれだけ厳しくやっているのにもかかわらず、我が日本国はちょっとしか書いていない。これを直すことぐらいから始めなけりゃいけないと思っているんですよ。検討しろしろしろしろとさんざんせかしているんですけれども、結果が出てきていないんですよ。
また、生態系を創出するあるいは保全する、こういったことを通じて、都市における野生生物の回復やヒートアイランドを緩和する、水質を向上させる、住民のコミュニティーの場としてさまざまな効果を発揮する、こんなことが期待されるわけであります。
では、野生生物対策について伺います。 全国的に熊が人里に出没する事例が多くなってきています。山梨県でも多数報告されています。 なぜ熊は人里へ下りてきているのでしょうか。環境の変化が影響していると思われますでしょうか。
森林は野生生物の生息、生育地として重要であり、我が国の森林の約三割を占める国有林について、所管省庁である林野庁によって、生物多様性の保全等にも配慮した上で適切な管理がなされているものと認識しております。
環境省といたしましては、奄美大島を始めとする世界自然遺産候補地について、希少な野生生物の保護増殖や外来種対策を始めといたします自然環境の保護の取組と併せまして、関係機関等と連携しながら適正利用のルールを策定するなど、観光振興との両立を図ることが重要であると認識をしてございます。
陸域においては、原生的な自然と都市との中間に位置し、人間の働きかけを通じて、多様な野生生物が暮らす良好な環境が形成、維持されてきました、それが里地里山であると思います。 里地里山には多くの絶滅危惧種が生息し、また、食材や木材などの自然資源の供給、良好な景観、文化の伝承の観点からも重要な地域であると思います。