1979-04-24 第87回国会 衆議院 社会労働委員会 第12号
○野原政府委員 御承知のように、一定の規模以上の事業場には産業医とかあるいは衛生管理者を置きなさいということで、これらの方々が中心になって積極的に安全衛生の管理が行われておるわけでありますが、卸売市場の場合には、たくさんの事業場が入りまじっておりまして、しかも零細規模のものがかなり多いということで、こういった点にやや難点があるわけですが、そこで私どもとしては、いま先生もおっしゃいましたように、やはりそういう
○野原政府委員 御承知のように、一定の規模以上の事業場には産業医とかあるいは衛生管理者を置きなさいということで、これらの方々が中心になって積極的に安全衛生の管理が行われておるわけでありますが、卸売市場の場合には、たくさんの事業場が入りまじっておりまして、しかも零細規模のものがかなり多いということで、こういった点にやや難点があるわけですが、そこで私どもとしては、いま先生もおっしゃいましたように、やはりそういう
○野原政府委員 この健診機関につきましては実はいろいろ問題もございまして、現在一定の基準を設けまして、それの基準に合ったものに対して、これは労働省が補助をしている中央労働災害防止協会というところで名簿に登載をさせまして、内容の充実を図っているということもやっておるわけでございますが、いまの手数料の問題につきましては、実はこういった健診機関でつくっております全国的な団体もございますので、その団体でかねがねそういった
○野原政府委員 労働安全衛生法は、特に危険な作業を必要とする業務につきましては、免許を有しない者の就業はだめだということを規定しており、ボイラー技士もその一つでございます。 ところで、労働安全衛生法というのは、御承知のように、働く方々の安全衛生の確保を図るということを目的としておりまして、その性格上職員の格づけについての規定は設けておりません。
○野原政府委員 ボイラー関係の団体等を通じまして、いま私が申し上げましたような考え方についての指導をやっております。今後さらにそういったことを強化してまいりたいというふうに考えております。
○野原政府委員 個々に把握してはおりますが、全体としてはまだつかんでおりません。
○野原政府委員 官公庁も含めて考えております。
○野原政府委員 そのとおりです。
○野原政府委員 御承知のように結核で治療を要するか否かということは、じん肺に合併した結核だということになれば当然、要療養ということになりますので、先生御指摘のように結核予防法に基づいて知事が決定をした者だけが療養の対象になるというような事実はないと私ども考えております。そういうことにはなっていないと思います。
○野原政府委員 そのとおりでございます。これは法律をお読みいただくとわかるわけですが「常時粉じん作業に従事しなくなったとき」というとらえ方をしておりますので、そういったケースを含めまして、この対象になるというふうに御理解いただいて結構です。
○野原政府委員 はい。
○野原政府委員 労働基準監督機関といたしましては、いろいろ問題業種がございますので、これを中心に監督指導をしておるわけでありますが、その中で、いま問題になっております事務所の衛生基準規則関係でありますが、毎年百五十件から三百件ぐらいの違反を指摘しております。
○野原政府委員 従来からも事務所の安全衛生条件の確保につきまして、私ども決してなおざりにしておったわけじゃありませんが、ただいま先生の御指示もございましたので、今後さらにこの嫌煙権の問題等もかみ合わせまして、事務所における特に衛生条件の確保につきまして監督指導を強化してまいりたい、こういうふうに考えます。
○野原政府委員 いま先生御指摘がありましたように、曙ブレーキにつきましては、いろいろ問題がございますので、実は特別衛生管理指定事業場というふうに本年の四月に指定をいたしまして、環境の改善も含めまして総合的な安全衛生面についての指導を強化をしておるわけでございます。
○野原政府委員 実はクロス工業の退職者から、先ほどお話がありましたように愼村さんという方が管理区分の四ということで、退職後、明らかになったわけでございます。
○野原政府委員 先ほど、お答え申し上げましたように現在、本当に有所見者がなくて決定申請がなされてなかったのかどうか、その辺を調査中でございますが、その結果、もし有所見者があっても所要の申請がなされていなかったという事実が判明すれば、その段階において厳しい処分を行うと同時に、産業医の健診については、すでに、こういった項目を取り入れてやっておるわけでありますが、さらに、その充実を期すると同時に、私ども監督官
○野原政府委員 大森さんの御意見は、私の考え方の一部を聞かれての曲解された面があると思います。私も実は国家財政から見ますれば、たかの知れたものでありまして安くしたいのはまにとに同感でございます。しかし御承知の通り国家財政と申しましたことは、日本の国家財政が非常に貧困であつて、国際的に見て、日本の金利が非常に高過ぎる。これははなはだ遺憾なことであるけれども、現実の問題としては確かに高いのであります。
○野原政府委員 開拓入植した方たちが、あくまでも営農を確立し、りつぱに入植者として成功できるというように、指導育成いたしたいというふうに考えまして、営農指導には特に重点を置いているわけであります。従つてそこに政府の開拓に対する種々なる助成とともに、この開拓資金融通法に基く金融の措置を行つて、営農を確立させるという対策をしておるわけです。
○野原政府委員 足鹿委員の御主張、まことにごもつともであります。農林省といたしましては、今回の開拓者資金融通法による五分五厘というものに、決して満足をしているわけではないのであります。できるだけ早い機会に、金利を引下げるようなことの実現に努力いたしたい、またこのわくの拡大につきましても努力いたしたいということをお誓い申し上げておきます。
○野原政府委員 ただいま提出されました開拓者資金融通法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由の概要を御説明申し上げます。 御承知の通り、政府は昭和二十一年度に成立いたしました開拓者資金融通法に基きまして、開拓者の営農資金、住宅資金及び共同施設資金を貸し付けて参りましたが、二十六年度の貸付を終了いたしまして、その総額は七十八億円に越しております。
○野原政府委員 今回の行政改革の案は、食糧の統制を撤廃する問題は別に考えたわけではないのであります。従来通り米につきましては統制を継続する方針でございます。
○野原政府委員 この行政機構改革の大きな問題は、すべて閣議できまつたのであります。私は直接閣議には参画いたしておりませんし、よく事情がわかりません。ただ農林省の案といたしましては、最後まで要望は強くいたしておいたのであります。
○野原政府委員 食糧庁は今回の案で内局になるわけでありますが、これによつて全然支障はないかということですが、支障のないように努力いたさなければならぬと考えてはおります。
○野原政府委員 建物共済をめぐつていろいろと微妙な問題がございますことはよく承知しておりますが、それに関しましては、協同組合側の御主張あるいはまた共済組合側の御主張等を承りまして十分検討いたし、できるだけ円満な解決の方法をとりたいというふうに考えまして、目下それぞれお話合いを進めておる段階でございます。近く円満な結論が得られるというふうに考えております。
○野原政府委員 今回の措置は、現在における肥料の事情、現在高あるいは生産の状況その他需給事情等を考えて、臨時な措置として最も必要な措置であろうというふうに考えまして、この措置に出ようとしておるのであります。これを恒久的なものとして考えておるかどうかということにつきましては、別個に十分研究いたしまして進めたいというふうに考えております。
○野原政府委員 農林省の態度は常に不変でありまして、この点に関しましては、あくまでも当初の考えを押し通すつもりでおります。
○野原政府委員 小平委員の御質問にお答えいたします。農林省といたしましては、国内における酪農を振興いたしまして、酪農製品を潤沢に供給することにいたしたいということで、畜産振興の計画を立てまして、着々その振興をはかつておるわけであります。まだ日本の酪農は、小平委員のおつしやるように発展の初期にあるのでありまして、従つて酪農方式も、農村におきましてはまだ十分徹底されておりません。
○野原政府委員 先ほども詳しく申し上げました通り、農林省としましては、目下発展の段階と申しますか、伸びつつある日本の酪農という問題を考えますときに、国内における生産者が生産の意欲を失うようなことであつてはならないのでありますが、国内における乳製品等の価格は、先ほど申しましたように、集乳費の関係であるとか、あるいは工場の処理費の多くかかる、まあ端的に言うならば、牛の数が非常に少い、非常に散らばつてあるというようなことと
○野原政府委員 まぐろの関税の問題冷凍まぐろの輸出につきまして、アメリカの下院が輸入税をかける議案を出し、それを可決して、上院の財政委員会でこれが票決になつておるという問題でありますが、その後アチソン国務長官から、これは日米経済協力態勢の強化の面から見ても非常に大きな問題であるので、この際それに対しては慎重に考えて、冷凍まぐろの輸入には関税を免ずべきであるというような強い政治的な主張がありまして、まだ
○野原政府委員 日米加漁業協定のできました今日におきましては、日本の漁業をこの際できるだけすみやかに回復させて、従来のように思いきりこれを振興させ、漁獲を上げまして、これが加工その他によつて輸出貿易を盛んにし、外貨を獲得するというようなことは、国策としても漁業の振興の面で非常に大きな問題であります。
○野原政府委員 この問題は非常に重大な問題であります。足鹿委員の御主張は十分私としても謹聽しておるわけでありますが、実は私農業共済につきましては、十分勉強した上でないとはつきりした答弁を與えるたけのものを持つておりませんので、いずれ十分検討した上でお答えいたしたいと思います。
○野原政府委員 こまかな人員等の問題につきましては、いずれ事務当局の方から詳しく御説明申し上げさせますけれども、一応部がなくなりましても、次長という形で、実は今の原案では、二名次長を置くということになつております。現在三名の部長がおりますので、二名の次長になりますときには、一名が数学的には減るわけでございます。
○野原政府委員 水産駐在所を廃止いたしまして、漁業調整事務所を設ける、七箇所あつたものが今度は五箇所になる。その点は私も突は十分な詳しい事情を承知しておりません。
○野原政府委員 審議会の構成については従来と同じように考えております。
○野原政府委員 日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約に基き駐留する合衆国軍隊に水面を使用させるための船漁の操業制限等に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。
○野原政府委員 ただいまの御質問にお答えいたします。狂犬病の予防であるとか、あるいはまた天然記念物になつている鳥獣類その他の保護とかいうふうな点は、何もこの畜犬競技によつて得た収入でなく、別な面からという御説ごもつともであります。
○野原政府委員 農業共済と一般農協との関係という問題は、十分検討した上でないと、今ここで私一個の私見を申し上げることはどうかと思います。
○野原政府委員 農産物に対してのみきつい統制をやる、特に米麦だけにきつい統制があつて、ほかのものに対してはほとんど統制がないじやないか、農民だけに統制をしいることはおかしい、またく同感であります。
○野原政府委員 先ほど来の井上委員の御質問を総合いたしましても、私は今日においては、麦の統制撤廃はすでにもう議論の余地がないくらいに考えております。ただ米に対しましては、これはまだ愼重に考えなければならぬということは、これは現在の食糧事情というものからいいまして、そういう結論が出て参るのであります。
○野原政府委員 先ほどの小林委員からの御質問の点でありますが、朝鮮向けの肥料輸出問題に関しましては、すでにあの当時通産、安本、農林三省間に一応の意見の一致を見まして、国内の肥料価格が安定してこれ以上ることのないということを絶対條件とし、また国内における春肥の需給事情等に混乱を来さないように、率直に言うならば、国内で肥料が足りない場合、あるいは値段の上つた場合には、それに対してはあらためて輸出計画を検討
○野原政府委員 小林委員は私の答弁を聞いて何か曲解をしておると思う。私は決して肥料の値段が今日の値段でそれでいいと思つておりません。むしろ安くなることが好ましいと思つておる。ただいかにも私の申した言葉の中に、農林省が繰上げて輸出をすることを提案したかのごとくおつしやるが、絶対にそういうことはございません。
○野原政府委員 十勝沖の災害が非常に激甚をきわめておるということで、農林省としましては、とりあえず山添事務次官を北海道に派遣をいたしまして、現地につきまして十分実情を調査さしたのであります。なおその後関係の部局からそれぞれ人を派遣いたしまして、道庁から報告になりましたその報告が適当であるか、現地の実情はどうであるかという点を、十分に現地で詳査をさしたのであります。