1955-06-30 第22回国会 参議院 内閣委員会 第21号
整理をする前には、関係各省が集まりまして配置転換対策本部を設けまして、定員法以外の職員へ、たとえば身体壮健な職員はこれを自衛隊の方にあっせんするとか、技術を持っている職員は技術面の拡充された方面へ振り向けるとかというようないろいろな措置を講じましたが、結局昨年の整理される職員、警察官三万を除きますれば、あと三万でありまするが、そのうち特別待命、臨時待命を合わせまして一万五千名、これらの職員のその後の
整理をする前には、関係各省が集まりまして配置転換対策本部を設けまして、定員法以外の職員へ、たとえば身体壮健な職員はこれを自衛隊の方にあっせんするとか、技術を持っている職員は技術面の拡充された方面へ振り向けるとかというようないろいろな措置を講じましたが、結局昨年の整理される職員、警察官三万を除きますれば、あと三万でありまするが、そのうち特別待命、臨時待命を合わせまして一万五千名、これらの職員のその後の
神奈川県知事を本部長にいたしまして、東京、千葉、埼玉、神奈川、それから富士の労使双方の関係者、労働省はもちろん参画いたしますが、こういう人たちをもって配置転換対策本部を設けまして、熟練工、言いかえれば技能工の人々の就職あっせんをいつでもやれる態勢に持っていく、技能工でない人たちは職業補導所に収容することによって、将来の就職のあっせんをいたしたい。
併し内閣に配置転換対策本部等をお作りになりまして、いろいろそういうふうな新聞記事などを拝見したりして、ここでそういうことを先般八木委員等からいろいろな整理者のあつ旋についての質疑があつて配置転換本部のお仕事が進んでおるかという質疑等があつたのを照し合せますと、配置転換本部というのは近頃お作りになつて、四月一日現在以後お作りになつて御尽力をなさる、この配置転換の御尽力というのは一体四月一日までにしてしまわなければならんお
従いまして配置転換対策本部は過般設けられまして、現在仕事をいたしておりますのは全くその準備段階にあるのでございまして、正式に配置転換を行なつておるとは申し得ないわけであります。さよう御了承願います。
この経過は行政整理の経過につきまして内閣に非公式ではあるが配置転換対策本部というものをお作りになつた、こういうことを言つておられますが、これはまあ内閣にお作りになつただけなんで各行政官庁にはお作りにならなかつたわけなんですか。各官庁の中でもこの問題が私はあると思うのです。
○政府委員(岡部史郎君) お答え申上げますが、この配置転換対策本部は官房副長官を本部長といたしまして人事院、行政管理庁、各省の人事部局長、保安庁の人事局長というようなのを構成メンバーといたしまして先般来会議を開いておりますが、各省問のざつくばらんの打合せをやつておりまして、まだ定員法も通らないことでございますからあまり正式にはいたしませんけれども、相互間の打合せをやつておりまするので、これが各省間の
配置転換をするにつきましては、内閣に配置転換対策本部を設けまして極大努力することになつておりますが、それで配置転換が困難な事情にある者についてはどうしてもこれを整理しなければならん。
○政府委員(岡部史郎君) お尋ねの点にお答えいたしますが、先般の配置転換対策本部の会議におきましては、勿論話題といたしましていろいろな点が挙つたのでありますが、具体的に何人をそういうようにあつ旋をするかということはございませんでしたが、とにかく各省力を合せて配置転換に努める。
○政府委員(大野木克彦君) 配置転換対策本部におきましては、今後出て来る配置転換困難な人々等につきましてお世話をするつもりでありますが、只今のところは一応御承知のように欠員不補充の原則ができておりますので、それらに対して止むを得ないものの範囲等を具体的にきめるような作業を一応いたしております。今後更に整理の進行に伴いまして活動が続けられるものと信じております。
政府といたしましても配置転換対策本部等を設けまして、無理のないように、円滑にこの整理を行わんとしておることも見受けられるのでありますが、行政事務は行政府の責任において遂行さるべきものでありまして、その方針、処置等につきましては万遺憾なきを期すべきであると思うのであります。
何分本土におきましても行政整理等が行われておりまして、各省におきましてもなかなか定員等の関係から採用困難な模様のあるところもあるようでございまして、この問題を行政整理につきまして整理者のあつせんをするために配置転換対策本部というのができておりまするので、その配置転換対策本部に相談をいたしましてできる限り本土の国の機関又地方公共団体に採用してもらいまするようにあつせんに努めたいと、こういうように考えて
次に、行政整理による犠牲者という言葉はどうかと思いますが、この結果に対して配置転換等をどういうふうに考えておるかという御質問でありますが、政府といたしましては、今回の定員整理に関連しまして、各省間の配置転換を促進するために、内閣に配置転換対策本部というものを設ける一方、被整理者の就業を促進するために、地方においては職業安定機関を中心に、関係官公庁及び産業団体を含めた協議会を設置して、再就職の円滑化を