2007-05-23 第166回国会 参議院 本会議 第28号
冷戦後の在日米軍不要論に対し、在日米軍司令官のスタックポールは、選民思想を持つ日本人が再武装しないように瓶のふたとして我々はいると言いました。それは日本民族のアイデンティティーのきばに対する米国の本音を代弁したものでしょう。今回の米軍再編でその瓶のふたが開けられることは、アイデンティティーのきばを抜かれた自衛隊が米国のコントロールの中に完璧に組み込まれたことを意味しています。
冷戦後の在日米軍不要論に対し、在日米軍司令官のスタックポールは、選民思想を持つ日本人が再武装しないように瓶のふたとして我々はいると言いました。それは日本民族のアイデンティティーのきばに対する米国の本音を代弁したものでしょう。今回の米軍再編でその瓶のふたが開けられることは、アイデンティティーのきばを抜かれた自衛隊が米国のコントロールの中に完璧に組み込まれたことを意味しています。
この中華思想というのは、世界各国それぞれの地域で選民意識、あるいは選民思想というものがあったわけでございますけれども、今日の情報化時代の中で、情報の自由化そして交流という状況の中で、この選民思想、選民意識というものは多くの国々で今克服しつつある概念だろうというふうに思っております。しかし、中国ではこのことがなかなか行われない。
それは、イスラエルは選民思想を持っていて、ほかの民族をべっ視している、そういうふうに自分は思う。そしていま一つは、平和というものを享受したことが余りない。つまり、平和の意義というもの、価値というものが少し理解が足らないのではないだろうか、そうした発言がございました。