1977-03-30 第80回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第6号
それから、三番目の近代化資金の問題でございますが、これは先ほど全炭鉱の岡さんからも話がありましたように、掘進費等につきましても頭打ちというのがございまして、頭打ちを決めてそれの何割ということでございますから、表向きは六割とかなっておりましても、実際は支出した金の四割ぐらいしか近代化資金をもらっていない、こういうことになっておるわけでございまして、財源がございますれば、私は、やはり石特会計の中の一つの
それから、三番目の近代化資金の問題でございますが、これは先ほど全炭鉱の岡さんからも話がありましたように、掘進費等につきましても頭打ちというのがございまして、頭打ちを決めてそれの何割ということでございますから、表向きは六割とかなっておりましても、実際は支出した金の四割ぐらいしか近代化資金をもらっていない、こういうことになっておるわけでございまして、財源がございますれば、私は、やはり石特会計の中の一つの
ところが、掘進費も従来は一メートル十二万円から十五万円ぐらいで済んでいたものが、現在では二十万から三十万という金額が必要になっているわけです。したがって、七〇%の補助をしているといっても、実質的には低いところでは大体三〇%、いい方で大体五〇%ぐらいの補助にしかなっていないのですよ。したがって、通産省として、この掘進費の実勢単価というものをどのように見ているのか。
それから経済的な問題は、骨格坑道を中心とするそういう掘進費あるいはその他の機器の費用の増大の問題が起こると私は思うのです。これをどうするかという問題。それから法規的な問題が指摘をされました。保安法、規則ができてから相当になるし、しかも深部移行に伴いまして、その基準とか法規というものをもう一回再検討する必要があるのではないかという三つの問題が提起をされたわけであります。
その掘進費を営業費で落とすだけの余裕がないものですから、企業勘定にとっておる、こういうふうなことでございます。したがいまして、炭鉱が損益的に、あるいは資金的に回っていく、こういうふうな計算のたてまえから申しますというと、坑道掘進費のごときは全部営業費で処理しなければ、そういう姿でペイしなければ炭鉱は回らない、こういうことなんであります。
さらに石炭の増産という面から見ても、新しい区域の開発とか新鉱開発とかいう問題も控えておりますから、そういう意味で、いまの対策費の問題についても現行の補助金制度も十分考え合わせて、先ほどの参考人の意見にもありましたように、たとえば坑道掘進費、これだって、どこの炭鉱に行っても採炭より掘進がおくれておるから、いまの生産が落ちておるわけです。
それから、生産量のほうにも、先ほど御懸念があるようにおっしゃいましたが、そういうことがないように、たとえば坑道掘進費の補助金のアップとかいろいろな施策をいたしまして、生産のほうも二千万トンを確保するように万全の努力をしてまいりたいと思います。
たとえば安定補給金とか坑道掘進費、その他そういう関係にこの特別会計の資金を集中すべきだという考え方が現実にあるわけですが、四十六年度も御承知のように千六十億という特別会計のトータルが計上されておるわけでございます。
次に、坑内骨格構造整備拡充等補助金でございますが、本件補助金は、本年度まで坑道掘進費等補助金と称されていたものでございます。石炭鉱山における坑内骨格構造の整備、機械化の促進は、能率の向上、出炭の安定及び保安の確保の見地から、きわめて重要でございまして、今回の審議会答申でも特に対策の充実が望まれているところでございます。
次に、坑内骨格構造整備拡充等補助金でございますが、本年度までは坑道掘進費等補助金と称されていたものでございます。 石炭鉱山における坑内骨格構造の整備、機械化の促進は、能率の向上、出炭の安定及び保安の確保の見地から、きわめて重要でありまして、今回の審議会答申でも、特に対策の充実が望まれているところであります。
従来は坑道掘進費等補助金という名目であったわけでございますが、本年度は坑内骨格構造整備拡充等補助金というふうに名前を改めまして、三十九億円計上されておったのでありますが、石炭鉱業の生産の合理化が国の助成、企業の努力の結果逐年成果をあげつつありますが、出炭の安定と保安の確保のために坑内骨格構造の整備充実が重要であるということは、体制委員会の先ほどの答申で御説明申し上げたところでございますが、その趣旨に
そういう場合、何といってもユーザーの協力ということがこれは前提になりますが、そういうことを前提にした上で、合理化事業団の無利子の融資でありますとか、あるいは業界から坑道掘進費補助といったようなものの要望もございますので、私どももそれらのこともできるだけ積極的に措置として考えてまいりたい。概して御指摘の御趣旨に賛成で、そのように行政をやっていきたいと思っております。
これにつきましては、われわれといたしましては、やはり近代的な生産体制の確立が基本的に最も必要だというふうに考えておりまして、石炭対策としては、坑道掘進費の補助金あるはい近代化資金の貸し付けということによりまして、骨格構造の改善を助成するという体制にあるわけでございます。
その次のページでございますが、おもなものはここにございますように、坑道掘進費等補助金でございます。四十四年度四十一億に対しまして、四十五年度三十九億を要求いたしております。内容は備考にございますように、主要坑道(四〇%補助)二十八億、一般坑道(三〇%補助)十億、そのほかに揚排水加算金補助と申しまして、周辺の閉山炭鉱からくる増加坑内水を揚排水するための補助金がここに一億計上されておるのでございます。
それから硫黄鉱山の合理化問題につきましては、本年度は新鉱床の探査費につきまして、従来の坑道掘進費あるいはボーリングの補助金につきましては、単価を五割アップして、その合理化を推進するということを予算として要求し、御審議願っておる次第でございます。
三番目の石炭鉱業生産体制改善対策でございますが、次のページに内訳の説明がございますように、これは坑道掘進費等の補助金でございます。備考の欄にございますように、主要坑道、これは補助率四〇%でございます。
○田畑委員 私の質問の中で、保安に対する昨年の答申の中にいろいろな項目をあげられておりますが、特にその中ですでに予算化されている中には坑道掘進費の問題であるとか、専用機器に対する補助金であるとか、ガス抜きであるとか、あるいは密閉とか、こういう補助金になっておりますが、採掘あとの充てんについてこれも保安の面から見て非常に大事なことであるから保安対象にすべきであるということが勧告の中に入っておるわけですよ
坑道掘進費等補助金におきまして岩盤坑道、いわば起業費で支弁される坑道を甲類と称しております。それにつきましては補助率を四〇%にいたしておりまして、所要費の残り六〇%につきましては、その半分を合理化事業団の近代化資金の融資によって裏づける方針でございます。
その主たるものは坑道掘進費等の補助金でございます。四十一億六千八百万円でございます。本年度の五十九億五百万円に対しましてこの面では減額になっておりますが、これは補助体系の中心を次に申し上げます安定補給金に置きまして、その他の補助金をできるだけ簡素化いたした趣旨でございます。
第一は、石炭鉱業生産体制改善対策でございますが、これは主たるものが坑道掘進費等の補助金でございまして、四十一億六千八百万円を計上いたしておりまして、前年度よりも減額をいたしておりますが、主として補助体系の中心を安定補給金に置きましたためでございますので、これら総合的に御理解をいただきたいわけでございます。