2006-12-05 第165回国会 参議院 環境委員会 第3号
少し具体的な対策の方向性につきまして申し上げますと、まず水害対策でございますが、災害が起きてからの後追い対策ではなくて予防措置としての災害対策ということで、従来の連続堤の整備あるいはダムの建築を進めることが重要であります。
少し具体的な対策の方向性につきまして申し上げますと、まず水害対策でございますが、災害が起きてからの後追い対策ではなくて予防措置としての災害対策ということで、従来の連続堤の整備あるいはダムの建築を進めることが重要であります。
また、ハード面としましては、従来のような連続堤やダムの整備、これも非常に大事なことでございます。 過日も私の方へ中国地方の三次市の市長さんが要請に来られたわけでございますが、そのときうれしい話を聞いたのは、その近くにダムが最近完成するそうでございます。
ハードとソフトの一体となった取組ということでございますが、ハードの話の中に今、治水対策、連続堤、これまでの政策を転換して、これまでは完全治水を目指すことが前提になっていたと思いますけれども、そうではなくて減災だと。
このために、まず、水害対策におきましては、従来の連続堤やダムの整備に加えまして、はんらんした場合でも被害をできるだけ小さく抑えるために、はんらん域にある家屋を優先して守る輪中堤や家屋のかさ上げなど、流域と一体となった対策を進めてまいります。
まずはハード対策でございますが、従来、連続堤によりまして河川改修をやってまいりましたが、その手法に加えまして、流域におきましても川の外、堤防の外といいますか我々が住んでいる方でございますが、そういう流域におきまして、施設の能力を超える洪水に対しましてもできるだけ被害を少なくするという観点から、洪水がはんらんしても被害を少なくするような制御、はんらん流を制御するための二線堤とか、専門的な用語で恐縮でございますが
ですから、やはりこれは、霞堤とか水越え堤というふうな堤じゃなくて連続堤にする、抜本的に河川の改修をする必要があるということを私は当時も申し上げたんです。 それで、国分川と舟入川ですか、激特事業が始まっているわけですけれども、これは予定どおり十五年度には完了する、完了すると今度は川から人家の方に水が流出することは全くないんだ、心配ないんだ、こういうことがきちっと宣言できますか、ちょっと確認します。
今御指摘の水越し堤、霞堤、水をあふれさせる堤防でございますが、市街化の進展によりましてこの堤防も連続堤として整備しようということでございます。
大都市部ではきちんとした堤防で守らなきゃいけませんが、そういう山間部で都市部と同じような形で堤防をつくるのがいいのかどうかという議論の中で、少なくてもそういう山間部では連続堤以外の土地利用方策、または集落を堤防で囲む輪中だとか宅地のかさ上げ等による新しい水防災対策特定河川事業を実施していこうというような内容になってございます。これは十三年度から新たに創設したものでございます。
今お話ございました従来の水越堤、霞堤につきましては、流域の市街化の状況等にかんがみまして、連続堤といたしまして整備することといたしておりまして、外水による浸水被害、いわゆる川の上流から流れてきます水による浸水被害を防止するということにしております。
これに対して、これが完成をいたしますと、いわゆる従来のような霞堤とか水越堤はなくなって連続堤になる、したがって遊水地もないということになると、今度のようなクラスの雨が降っても全く浸水の心配はございませんと、これは断言できますか。
この激特事業は、上流から集まってまいります水を連続堤で防ぐということについては大きな効果はあろうかと思っておりますが、まだ内水と申しまして、それ以外の流域から出てくる水もございまして、そういった内水排除、また土地利用規制、避難体制等の総合的な対策が必要だというふうに認識いたしております。
なお、今お話ございました水越し堤や霞堤という改修方式は、おっしゃいますとおりで、土地利用が高度化していない段階では極めて有効な対策であると認識しているわけでございますが、土地利用が高度化しました今の時点におきましては、連続堤による整備を基本としつつも、なおかつ、やはり宅地は高くまとめて盤上げをする、そして低いところは田畑のままにするというふうな、土地利用と十分調整した、それに配慮した治水方式を検討するように
ですから、私は、今回、これを教訓にしまして、舟入川とそれから国分川を激特指定にいたしまして、この水の管理を、やはり連続堤にすべきだ。そうした形で、遊水地帯ということは事実上もうっくれないわけでございますが、宅地になっておるわけでございますから、そういうふうな抜本的な改修をしてもらいたい。 これは、五十年、五十一年に例があるのです。
実は、私が地元での一部の意見として聞いたんですが、導流堤という計画よりも連続堤でやってもらったらどうかという意見も一部にあったわけでございますが、その点についてどんなふうにお考えですか。これは、今課長さんがお話しになった一月二十六日に行われました模型水現実験ですか、この結果も関連をしてくるのかどうか、その点についてお伺いをいたします。
その話では、連続堤工事予算が四十三年度予算に計上されているということは、前年、すなわち四十二年六月ごろには工事事務所が北陸地建に対して概算要求をしていたと見るのが通例だ、したがって、霞堤から連続堤への変更理由となりました技術的検討というのは、それ以前に行われたと見るのが常識的だということでありました。ただ、自分は技術者じゃないから、その検討期間がどれぐらいかかるかわからない、こういうことです。
○上田耕一郎君 なぜ建設省は、この連続堤にするという現地の局の案を保留したんですか。当時の事情を建設省としては調べましたか。
○上田耕一郎君 そこで、この四十三年七月の霞堤から連続堤に変えたという問題について質問したいと思います。 行管庁の方、お見えになっていますね。行管庁のこの監察、昭和五十年九月、信濃川蓮潟地区の河川管理に関する行政監察結果、これには六ページのところにこう書いてある。
その文書は予算小委員会に提出された詳細なこの文書にありますけれども、本省はここに「現計画通り霞堤で計上し、連続堤案は保留する。」ということを本省側として決めまして、霞堤を連続堤にするという長岡側の計画は保留されたんです。それで、行管庁はその経過を述べて、なお連続堤案が保留された理由は明らかでないと三ページに書いてある。その後明らかになりましたか。
しかるに、五十年九月に出された信濃川の河川管理に関する行政監察結果では、築堤方式については締め切らないことが確定していることを示す記録もないこと、それからまた逆に連続堤つまり本堤防への計画変更の経過も明らかになっていないこと、この両面の指摘が出ているわけであります。これはこの事件のまさに中心的な部分の一つなんですが、その後今日までの二年間にこの問題で何か明らかにされたことがあるんですか。
それで昭和四十三年に至りまして第三次治水事業五カ年計画を策定する時期、またたまたまこの霞堤の工事というものが最終に当たっていたということで、いろいろ検討した結果、霞堤を連続堤に変更したという次第でございます。したがいまして、昭和四十三年に作成されました第三次の治水事業五カ年計画におきましては、連続堤として計画されておる次第でございます。
わずかに疑惑が晴れたと称するのは、建設省としての霞堤の連続堤への切りかえ問題、これについて重大な疑惑が提起されていたのに対して疑惑が晴れたと考えますと、非常にごく一部の問題でしかありません。ですから、疑惑は全く晴れていないということが二番目の問題であります。
その文書、つまり箇所別変更調書というのを見ますと、連続堤にした方が四千六百八十万円金がかからない、それから流量も余り変わらない、流量調整に大きな影響ないという二つの理由であの霞堤を連続堤にしたんですね。 しかし、最大の問題が検討されてない。最大の問題は何かというと、つまり本堤にしてしまうと室町産業が何百億円もうけるという問題ですよ。
しかも全体的に言えば、上の釜ヶ島地区については連続堤にしたこともあるし、それから「見えるか見えないかという程度の低い堤防をつくる」、こう言っておられるわけですけれども、「その意思はない」というのは、これは間違いじゃありませんか。
建設大臣が当時連続堤になるということを知らなかったというくらいであるならば、連続堤になることを予想していた者が計画立案者以外には一体だれがあるか、こうなるわけです。ところが、土地を買い占めた室町産業は、昭和三十九年に買い占めを始めた当時からこのことを知っていたわけです。
その中で問題は、昭和三十八年度以降信濃川総体計画でかすみ堤となっていたものが、昭和四十三年度において計画が変更され、連続堤になるわけです。そしてこの間の昭和三十九年から昭和四十一年まで、室町産業が河川敷の買い占めを進めます。買い占めた後で連続堤へ変更する計画が発表されるということになるわけです。
○説明員(鈴木博君) 実は蓮潟地区の監察に当たりましては、主として河川管理の問題、なかんずく、かすみ堤がなぜ連続堤に切りかえられたかという、そこにポイントを当てて監察いたしたものでございます。したがいまして河川敷そのものは河川管理の今回の監察の対象にはいたしませんでした関係もございまして調査いたしておりません。なお農地法との関係等につきましては、当然のことながら農林省の方の問題かと存じております。
確かにそこの部分につきましては問題があったわけだと思いますけれども、私どもの監察が河川管理の、かすみ堤を連続堤に直したその経緯、いきさつというものを監察いたしましたので、3でございますように、「霞堤締切りとの関連においては、特に指摘すべき問題点は認められなかった。」こういう表現を使ったわけでございます。
○小山一平君 局長ね、昭和四十一年十月二日、当時の橋本建設大臣が連続堤にする意思がないと国会で答弁したのはどういう経過だか明らかでしょう。すでにこのときは室町産業があの広大な土地の買収をした。かすみ堤を連続堤にすれば室町産業は膨大な利益をむさぼることになる。そういうことが明らかだから国会で建設大臣にかすみ堤でいくのか本堤にする考えがあるのかないかということが確かめられたわけでしょう。
○楢崎小委員 そうすると、もう一度これは簡単なことですから行管庁長官にお伺いしておきますけれども、まず霞堤にして、それが本堤、連続堤に計画変更されたその経過について、不自然あるいは不当なところは全然ない、正当なものであったという監察結果になるわけですか。
○鈴木説明員 行管といたしましては、蓮潟地区におきますところの霞堤が連続堤に変更になりましたその経緯等について、すなわち河川管理について監察いたした次第でございます。
そして変更によるメリットとしては、施工費が四千六百八十万円節減される、それから連続堤にしても流量の調整に大きな影響はない。こういうことは当初からその気になれば、簡単なことですからわかるはずでしょう。だから、こういう簡単な理由のために突如として連続堤になるというところに、何回も言いますけれども、疑問が残るわけです。
明らかにかすみ堤を連続堤に計画変更した直後である、はっきりしていますよ、時期的に。これは動かしがたいです。この点は確認できますね。時期として。
○政府委員(鈴木博君) まあ室町産業を通じましての経済活動と申しますか、私人的な行為につきましては今回監察いたさなかったわけでございますが、われわれの監察は河川管理の面でかすみ堤がその連続堤に切りかえられました理由、経緯等を監察の対象といたしたわけでございますので、ただいま御指摘のございましたような点は承知いたしておりません。
そこで、建設省に聞きますけれども、ただいま協議に参加された氏名の中に出てまいったわけでございますけれども、北陸地方建設局と長岡工事事務所の打ち合わせによってかすみ堤を連続堤にすることを決めた当時の長岡工事事務所長は松野時男氏であることは間違いございませんね。
したがって、やはりやればやるほど防げるということははっきりしておるわけでございますが、残念ながらこの中流部におきましては泥炭地でございますので、盛っても盛っても下がっていくという非常に大変な地域でございますし、また延長におきましても九百二十キロという膨大な連続堤でございます。
その中身は、ここで紹介しますと非常に長いものになりますけれども、要するに、信濃川河川敷に昭和三十八年ころ霞堤と称する新しい堤防が築かれるという計画があり、それが実施され、しかもその霞堤なるものは名目であって、実質上は新しい堤防、連続堤である。したがって、古い堤防と新しい堤防との間に河川敷を廃止してもいいような陸地が完全に造成される。