1954-12-01 第20回国会 衆議院 本会議 第2号
そういうふな海外の報告が参つておりますので、私どもが心配した通り、吉田総理大臣がいわゆる反共演説を諸方に行つてぶつて歩きなさる、これは日本の将来のために、日本の国交のために実に私は憂慮すべきことだと思う。今アジアにおきまして、反共三人男というのがある。これは韓国の李承晩、台湾の蒋介石、わが吉田総理大臣だと言う、(笑声)一体、かような反共の三人男なんて言われておつて、アジアの協調ができますか。
そういうふな海外の報告が参つておりますので、私どもが心配した通り、吉田総理大臣がいわゆる反共演説を諸方に行つてぶつて歩きなさる、これは日本の将来のために、日本の国交のために実に私は憂慮すべきことだと思う。今アジアにおきまして、反共三人男というのがある。これは韓国の李承晩、台湾の蒋介石、わが吉田総理大臣だと言う、(笑声)一体、かような反共の三人男なんて言われておつて、アジアの協調ができますか。
先ほど同僚杉村委員から申された通り、吉田総理大臣は昭和二十二年に施行されました国会証言法により、初めて告発される動議が確定いたしたのでございます。この総理大臣が旬日後に外遊の途に上らんといたしております。現職総理大臣の外遊は、かつて安保条約等に関連いたしまして、現総理吉田茂君が、以前に一回外遊の経験がございまするが、今回は第二回の外遊でございます。
それからただいまの御質問の資格でございますが、これは総理大臣も申されております通り、吉田総理大臣の個人的の特使という性格であろうと存じております。
(拍手)予算委員会は、夫る十一月二十四日に開会せられまして、二十七日より質疑を開始いたし、この間公聽会を開催する等、その運営はきわめて公明に進められ、十二月三日、野党側の申入れの通り吉田総理大臣並びに天野文部大臣に対する野党側の質問を残して関係各大臣に対する質疑を終了いたし、四日、引続き吉田総理大臣並びに天野文部大臣に対する質疑を終了いたしまして全部の質疑を完了いたしたのであります。
気が付かない方が悪いとは申しませんが、(笑声)そうした変更が現在加えられつつあるのでございますからして、吉田総理大臣の言われる通り、吉田総理大臣はみずから総理大臣ですから経済方面は余り知らなくたつていい。(笑声)経済のブレーントラストはいるからそれでよろしいので、これは総理大臣の責任じやない。