2017-05-23 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
柳田国男、石黒忠篤、それから戦後農地改革をやった和田博雄、それから小倉武一、東畑精一、その間に河上肇という人も実は農政学というのを書いています。そのみんなに共通して言ったことは、農産物の価格を上げて農業を保護するというのは、これは絶対やってはいけない政策だと。 つまり、貧しい消費者がいたわけです。農家も貧しかったわけです。
柳田国男、石黒忠篤、それから戦後農地改革をやった和田博雄、それから小倉武一、東畑精一、その間に河上肇という人も実は農政学というのを書いています。そのみんなに共通して言ったことは、農産物の価格を上げて農業を保護するというのは、これは絶対やってはいけない政策だと。 つまり、貧しい消費者がいたわけです。農家も貧しかったわけです。
柳田国男の農政学なんですけれども、農業政策を考えるときに、二つの視点が必要でしょうと。消費者は安く売ってもらいたい、それから、生産者は高く買ってもらいたい。では、どうやってその二つの異なる主張を調和することができるのか。 そうしたら、柳田国男は、農家の所得を上げようとすると、コストを下げればいいんですよと。
先ほどの私の資料一を開いていただければ有り難いんですが、私、今後の農政の在り方を考えるときに、戦後の農政展開、きちっと整理した上で、価格支持体制から直接支払へと大きな、アメリカやEUの動きを見ながら、日本での政策展開というのをどう理解すべきかということを農政学を専門とする者として考えてきたわけですけど、一つだけポイントとして、今回のゲタにしろナラシにしろ、これは基本的には制度としては不足払い制度と理解
農政学講座の教授として、主に欧州連合との比較を行いながら我が国の農業政策について研究、教育に携わっております。本日は、この福岡での地方公聴会に公述人として意見陳述できる機会を与えていただき、ありがとうございます。
それで、ちょっともう一つさきに戻りますけれども、今の生鮮食料品のことを天候不順によるというふうなことで、それの影響が出たというふうにおっしゃいましたけれども、現在の野菜の高値の背景は、天候不順だけではなくて、農家の高齢化とか産地の集中化とか労働力不足とか、構造的な不安材料があるというふうに玉川大学の農政学の戸田教授がおっしゃっています。
私は農政学が専門でございますので、予算の中で農業関係の予算に関してだけ意見を申させていただきたいと思います。 衆議院からの御連絡は、平成元年度の農業予算に関して述べろということでございますが、農業予算はそう毎年非常に変わるというものではございませんので、近年の農業予算に関する意見、こういうようなことで御勘弁いただきたいと思います。
と申しますのは、短大の場合には、いわゆる基礎学科といたしまして農業経済学、農業史、農政学、農村調査というようなことをやっておりますのに対して、中央学園の場合、日本農業論、農業経営、農業技術、農業経済、それから農業法制、農村社会実地研修、農業組織というようなことをやっておりますので、これはちょっと比較して短大に劣るということはないのではないかというふうに考えているわけでございます。
○田中啓一君 どうか、農政学を御担当の方々も、ひとついまのところを突っ込んで御調査を願いまして、おっしゃるように、将来自立経営農家にしていこうと思われるような農家の、一体農業の現在の生産性はどのくらいになっておるのだということをひとつ明らかにして、そして旧態依然たる非農業に対する三〇%だということを、ばく然と農業におっかぶせておったのでは、実は先生のおっしゃったような、いよいよこれから農業に対する資本投下
非常にまじめな経営者々々々ということを強調されたが、農政学的に今日お尋ねいたしたのであります。論理学的にお尋ねしているのじゃないのですから。少くとも相当数まじめな者があり、ある数がふまじめだからということがあなたの説明の前提になっておるのです。そこで割合はどのくらいかということをあえてお聞きしたのです。
○近藤参考人 私は大学で農政学をやつておる者でありまして、今までの参考人の方々のように、具体的な資料を持つて皆さんにお教え申し上げることは何もないのであります。ただ災害の問題について私の考え方を申し上げますれば、これから皆さんの御審議なさる場合の多少の御参考になるかと思うわけであります。
この炭鉱鉱害の一般化に伴いまして、昭和四年から五年にかけて九大農学部の沢村教授を中心に農政学の教室が農林省農政局の委託を受けて調査をいたしております。
あえて私は、ここに農政学上の一個に問題として農林大臣に申し上げようと思うのではない。事は現実の問題として、当面の問題として、鉱工業者にもこの法律にうたわれている範囲を嚴に励行いたして、いわゆる必需物資の裏ずけに対しては嚴重なる法律の追及をいたしていただきたいという点であります。
そういうふうにこうした仕事が農政局で取扱われておつたことは農政学的に見ても当然過ぎるほど当然であると考えます。しかし農林次官のお答えの中に関係筋の御勧奨があつたというような言葉がありますが、私どもはその渉外関係におきましては処置を現政府にお任せしておるのでありまして、われわれ委員会は直接の指示をそこから受けたくありません。
しかし蚕糸業者を除かれて、その蚕糸局は別にある、また畜産局も別にあるというけれども、畜産局のおやりになることも、蚕糸局のおやりになることも、総合的にもう少し、今次官の言われるように農政学的な見地に立つて、そのままその仕事をお進めになるお考えはないか。なぜならば、こう申し上げることは、私のドグマではありません。