1985-04-10 第102回国会 衆議院 商工委員会 第10号
そこで、三十九年に外国為替業務を開始しまして以来、おっしゃるような中小企業の国際化への対応を今日まで努力を続けてきておりまして、例えば、貿易関係では輸出手形の買い取り、輸入信用状の開設、あるいは外貨預金の受け入れ、外貨の貸し付け、海外投資金融等、現在の法制で許される範囲のことはやってきておりまして、外為の取扱高もここ十年で、四十九年の一億四千万ドルから五十九年には九十二億ドルと非常に大きな伸びをしております
そこで、三十九年に外国為替業務を開始しまして以来、おっしゃるような中小企業の国際化への対応を今日まで努力を続けてきておりまして、例えば、貿易関係では輸出手形の買い取り、輸入信用状の開設、あるいは外貨預金の受け入れ、外貨の貸し付け、海外投資金融等、現在の法制で許される範囲のことはやってきておりまして、外為の取扱高もここ十年で、四十九年の一億四千万ドルから五十九年には九十二億ドルと非常に大きな伸びをしております
こういう状態はさらに貿易面におきましても、これもまだきざしでございますけれども、輸入信用状、輸出信用状などを見ますると、ややいいのではなかろうかというような数字も出てきております。しかしまだ、これが総体の状態かどうかということはもうしばらく見ないといけないのでありますけれども、ややそのきざしが出てきておるというふうに考えてよかろうと思います。
ところが、アメリカの現地相場は八ドルでありますので、この差があるわけでありますが、これは十ドルのLC、すなわち輸入信用状をもらわなければ輸出ができません。そこでこの輸入信用状、これは大臣、ちょっと聞いてください。実は同じ三菱銀行の神田支店で十ドルの銀行認定書を出しました。それで、銀行認定書を出しまして、これが取引ができる事態にさせようとしていた。
いまのところ、おとといまでは輸入信用状が一億九千万ドル、輸出信用状が二億九千万ドル、本月はもうすでに一億ドルの輸出入の信用状の黒。毎日見ておりますが、しかし、それだけ手放しで安心してはおりませんが、注意深く見ております。一般にいわれるほど、私は日本の国際収支というものは不安じゃない、気をつけなければならぬけれども、不安じゃないという確信を持っております。
第三には、輸入の動きでございますが、これも輸入信用状が昨年の九月には約二億ドル前後でございましたが、今日では、大体二億六千万ドルから七千万ドルという工合にふえて参っております。これは特に繊維の在庫などの補充が中心でございますので、そういう輸入の動きもやや回復の兆を見せております。
まず輸入信用状でありますが、これは、昨年九月の二億ドルを底といたしまして、十二月までに毎月三、四千万ドルのペースでふえ続けて参っております。もっとも、一月は季節的の影響がございましてそれほどでもございませんでしたが、これは、結局引き締めの過程で切り詰められておりました在庫の蓄積が、まず輸入原材料の面からやや補いを始めたのではないかと思うのであります。
したがって、この輸入信用状、いわゆるLCをとるのに三日ほどかかりますから、結局七日間の間に千三百万人分を全部こしらえなければならない。そういう状態を理解する必要があると思います。したがって、ソ連のほうでは超勤だとか、残業とか、休日返上が行なわれたと聞いております。さらに、全ソ連邦医薬品輸出入公団から二人特別にこの作業を監督に行き、またフィルモノフという副総裁も現地へ鞭撻に行ったのであります。
たとえば輸入信用状が非常に低い、あるいは輸出も、漸次ではありますけれども、増大しそうな形勢になってきておるというような問題もあるし、あるいは内需の方面においては、機械の受註の状況でありますとか、あるいは百貨店の売り上げの数でありますとか、いわゆる最終需要の動きについても、何がしかの変化がうかがえるように相なったと思うのであります。
それから、経済企画庁長官にもう一点伺いたいのですが、最近信用状の開設状況が、昨年の八月以降黒字を呈しておる、これは貿易の収支が将来明るくなる前兆であろうと思う、下村説によれば、輸出信用状が伸び、輸入信用状が落ちて黒字になってきたから、二カ月後の為替収支は非常によくなる、心配ないということを盛んに強調されておったようでありますが、この信用状関係について、最近の状況はどうですか。
それから輸入信用状につきましては相当減って参りまして、十二月には前年の同月に比べまして一割減ということになっております。 これに反しまして、輸出のほうは、相当最近の引き締め政策で輸出ドライブがかかって参りまして、十二月には輸出信用状は前年同月の一割アップというところにきておるわけであります。
それから輸入信用状は減少しておりまして、昨年の十一月から、前年の同月に比べまして輸入の信用状が減ってくるということで、十二月はその前の年の十二月に比べまして一割減ということになっております。
同時にこの設備投資が限界輸入性向に大きな影響を与えまして、輸入依存度が強かったために、国際経常収支が非常な逆調になりまして、十二月の輸入信用状が三億ドル、輸出信用状が一億九千五百万ドル、こんな形で、経常収支は大きな赤になりました。
事実、ことしになりまして、非常に一時上っておりました金属、鉄鋼、特に鉄鋼なんかの相場も落ちつき、あるいは反落しておりますし、十二月の異常な輸入信用状の設定の増加というものも頭打ちをしてきて、一月には大体平常に戻り、また一月におきまする銀行の貸し出しを見ましても、興銀とか長銀、こういうもの以外の銀行におきましては、まずまず落ちついておって、むしろ減ってきておる。
それから今の通産省の機構からすれば、私はオープン制度を、あちらが輸入信用状等を乱発したりすると、これはもうアルゼンチン、インドネシアの例を見ましても、商社と結託したのではない、善意であったのでしょうが、防ぐことは、今の官僚機構としては、少くとも業者の意向をくむに非常に厚い通産百僚をもってしては、オープン制度の持つ、この欠点を是正することはできない。
言いかえれば輸入を減らしたいのですが、輸入意欲が多くて、輸入信用状は特に多い。こういう点の認識は誤まらぬようにして一つ、その上で数字をもっていろいろと御質疑になるなら、私はいかようでもお答えします。」こういうふうに言っております。この見解はもちろんその後変ったと思いますけれども、大蔵大臣は、今でもそういうふうに、お考えになっておりますか。
昨年の六月ごろにおいては、もう輸入信用状の発行が相当多くて、それが非常な勢いでずっと上り詰めておった。こういう状態が続く限りは、輸入の超過は火を見るよりも明らかであったにもかかわらず、当時政府としては、逆に輸入を奨励する傾向があった。というのは、どんどん輸出を振興するためには、材料や何かを輸入して、うんと手持をしておく必要があるのだ。
言いかえれば輸入を減らしたいのですが、輸入意欲が多くて、輸入信用状は特に多い。こういう点の認識は誤まらぬようにして、一つその上で数字をもっていろいろと御質疑になるなら、私はいかようでもお答えします。それだけははっきり改めてどうぞ。そこの見解が違うというならここで証拠を出して下さい。私お答えします。
しかしながら、この現在の輸出入の均衡ということは、引き締め政策以来輸入を押えまして、国内にある過剰の輸入在庫を食っていたというような実情でもあろうかと思いますので、現在の輸入信用状ベースで果していいのかどうかということになりますと、一億八千とか、そういうことでは間に合わないのじゃないか、つまり自然の均衡状態において国際収支がバランスするというところには、まだまだ行っていないにもかかわらず、いろいろな
一方信用状の設定状況を見ると、輸入信用状の設定はあまり減りません。言いかえれば、輸入の意欲はやはり強いのであります。ですから、日本経済自体が均衡を得て、その均衡を得た日本経済から逆に国際収支が割合に自然の形で均衡を得る、あるいはまた黒字に転ずるには、まだまだ非常な余地がある。
さらにまた重要なことは、先ほども横錢君の質問に答えられたが、この輸入信用状の設定が大体二億一千万ドルとなって、輸出のものとほぼとんとんになってきておる。これはもとよりとんとんをもって最終目標とするものではないけれども、これは期待した効果が次第に現われてきておることの実証です。