1950-12-02 第9回国会 参議院 地方行政委員会 第5号
そうして若しほかの経済界が非常に発展しまして、財界にどんどん人が流れて行つて、優秀な人が呑まれてしまうだろうという時期は相当将来のことだろうと思いますし、又中央政府といたしましても、戰時以来統制が拡張いたされましてそのために國家公務員が非常に増加したということでございますけれども、御承知の通りにもう軍國主義を放擲して、軍事並びにそういう方面に対するところの拡張はなくなつた次第でございますかりら、中央政府
そうして若しほかの経済界が非常に発展しまして、財界にどんどん人が流れて行つて、優秀な人が呑まれてしまうだろうという時期は相当将来のことだろうと思いますし、又中央政府といたしましても、戰時以来統制が拡張いたされましてそのために國家公務員が非常に増加したということでございますけれども、御承知の通りにもう軍國主義を放擲して、軍事並びにそういう方面に対するところの拡張はなくなつた次第でございますかりら、中央政府
それから更に従来の日本の文化活動が、極めて日本のいわゆる軍國主義的な変な文化の名において、文化にふさわしくない活動に利用された悲しい歴史があるのでありますから、これらの問題について、外務本省として文化的な十分な準備を以て臨んで頂きたいことを希望として申上げて置きます。
○羽仁五郎君 これは大野委員から言われた通り、現在の民主主義国家では、國会議員一人は、旧の軍國主義時代の軍艦一隻に当る。で費用を節約すれば粗末な議員が出るので、國家百年に大害がある。そういう意味から公営を拡張し、これを充実するという根本原則を立てたい。この根本原則を、これを裏切るものは、今吉川委員が言わけたように、是非削除して貰いたい。
と言いますのは、当時の日本の支配態勢が、完全に軍國主義的な指導のもとに置かれて、学問、研究への圧迫が非常に強かつた。その中で新しい物質構成の要素としての中間子の存在を、彼が理論的に指摘した。しかもこれが完全に正しいことは、三七年に至りまして宇宙線の中に中間子として存在していることが明らかになりました。一九四八年には、これが完全に人工的につくり出されている。
そこで我々はまあ激励する意味で、一体封建社会、軍國主義で守るためにはどうしても軍備が必要であり、軍鑑も大砲も必要である。民主主義を守るためにはやはり選挙というものにこそ金を掛けなければ民主主義の國ができない。だから選挙というものについて金を惜しまないように國も出す必要があるし、又選挙を煩しいものだと考えて貰つては困る。
親と子の関係だと言われるが、あなた自身が軍國主義時代の考えと違わない。こういうことを言つておる。そうだろう、その点を認めざるを得ないだろう。そこでこういうことを聞いておきたい。あなたぱ組合が一方的にきめたらそれに反対することはできない。ちようど戰爭のとき、それにだれも反対しなかつた通り、こういうのだろう。
○小川(半)委員 実は私の情報によりますれば、あなたは十八歳くらいから軍隊に志願されて、ずつと軍隊生活をしておられて、終戰後もかなり思想的に、やはり軍國主義じやなかつたでしようけれども、非常にそうした思想が強かつたんですが、途中から極左に行かれたこの動機は、どうも農地問題が、農地開放が行われてから急にそういうぐあいに思想的な大きな轉換期が來たのではないかと私は思うのですが、また世間もそういうぐあいに
その後本格的に暴力團体を対象團体といたしまして採上げて解散をするようになりましたのは昭和二十三年六月からのことでありまして、御承知の通りそれまでは特別審査局の主力が極端な國家主義團体の解散、又は軍國主義團体の解散という面に指向せられておりました。で昭和二十三年六月頃からこれらの超國家主義的な團体、又は軍國主義的な團体と並びまして、暴力團体をも採上げることとなつたのであります。
私はかくのごとき懲罰動議を出す草葉隆圓君その他の諸君は、御存じかどうだか知らないが、こういうことを増長させて行くこと、これは戰前のフアツシズム、軍國主義の途を開くものであります。(拍手、「その通り」と呼ぶ者あり)ヒツトラーが一九三三年だと思うが、(「脱線をするな」と呼ぶ者あり)そのときに彼のフアツシズムを発展させるために議会を燒いた。ひどいことをやつた。こんなことまでやるようになるのであります。
質問を終つて討論に入りましたところ、先ず松井委員から、「苟くも占領下の日本で軍國主義思想を持つているということが、その指摘された人にとつて重大な名誉の毀損であり、又議員として、指名の上、かかる軍國主義的の思想を持つが故に除名すべきものだと言われることは大なる侮辱である。併し星野議員の弁明を聽くと、星野議員の判断にもその思想傾向からして尤もであると察せられるような事柄があつたようにも思われる。」
(「憲兵や兒玉機関に関係はありません」と呼ぶ者あり)それでは事件の政治的の問題を申上げますが、これは單に吉村隊長を支持されて、蒙古政府に全責任を負荷しようとする点、これが排外的な行動であるということ、これは丁度日本の軍國主義時代の外交政策と同じであると思うのであります。(拍手)私は決して白いものを黒とは申さないのであります。
星野君によつて名指された人人が軍國主義者であるか、或いは軍國主義的な思想を持つているかいないかということに関する星野君の発言に係つております。問題は……(「違う違う」と呼ぶ者あり)若干の人々が軍國主義思想を持つているかいないかということにあるのであつて、軍國主義思想を持つておる人を軍國主義思想を持つていると呼んだことが妥当であるかないかということにあるのではないと思います。
これは全く日本が軍國主義の時代に競馬を奬励したのと同じことであつて、その後競馬に結び付いた一種不当な利益をそこで得ておる人達の勢力というものができ上つてしまつたことによるのだろう。この不当な利益に対してピユロクラット、日本の官僚主義者達がこれと協力しておるということはオープンシークレツトであつて、そうして多くの政治家がここから政治資金を得ておるということも公然の祕密である。
それは吉村隊嫡というものが星野議員の御説から行きますと、非常に軍國主義的なものであつて、いわゆる反動の尤なるものであると、こういうふうにお考えになつておられると思います。
○大野幸一君 その前に「而も政治の中枢である國会の中にも、こうした軍國主義的な影響下に、或る人々があるということを実に結論せざるを得ないのであります。」これも……。
戰時中に日本の軍閥が戰爭の必要から國有、國営或いは國管、國家統制を非常に強化いたしまして、このようなことはこれは決して勤労大衆のためにしたのではなくて、これは戰爭という馬鹿げた目的のためにすべての國民を等しく飢えさせるというふうな、そして又もつと激しく飢えさせるというふうなことの処置としてやつたことではありますが、併し今日この軍國主義が弱まり、又民主主義が他面に復活しまして、勤労大衆の政治活動が非常
で、外務省としましては、我が国が占領下にあるという理由を十分理解して、即ち占領は軍國主義の徹底的な掃蕩である、この條件の下に積極的に行動すべきであります。從來この終戰前のことを考えて見ますると、國民は國際関係のことについては誠に無智でありました。こういうように放置された結果、外交関係において何事が行われておるかについては全然判断が付かない状態でありました。
御承知のように、これは日本人の衞生保健の問題を社会的に扱つて行く役所としてできたのであるが、初めはこれは社会保健省という名を付けようということになつていたのが、日本の軍國主義、軍閥の力に抑えられて、厚生省という役人的天下り的の名前を付けられてできたものですから、それだから、もう現在そういうものができて、これを、このまま仕事をどんどんやつて行く場合なら、何も我々は名前に必ずしも拘泥しないけれども、併し
○委員外議員(星野芳樹君) 要するに民主主義に反撥して軍國主義時代の思想傾向と同じ考え方を持つておる、軍國主義的というても私は間違いないのじやないかと思うのですが、この人たちの思想は……
○松井道夫君 今言つて三人の議員が軍國主義的な吉村隊長と相通ずるような、軍國主義的な影響をその思想に受けておるということが、あなたとして感ぜられておりましたか。
○松井道夫君 発言の全趣旨からいいますと、反動的議員ということは、反動的という反対を考えると軍國主義的ということもあるし、封建的というようなこともある。反民主主義的である。
軍國主義的な日本が民主主義的なアメリカに打ち敗られた。賠償をこつちが出さなければならん。この賠償は貧しい日本が富めるアメリカに対して財政的援助をすることか。こういう馬鹿なことは成り立たない。こういう精神で一貫して組合の分裂策を策している。それだから、守衞は労働者でないかのごとく上から天下りにレツテルを貼つて、守衞はこれは会社側の利益代表者だ、タイピストは利益代表者だ、だから労働組合員でない。
而も吉村隊の原因は、(「默れ」と呼ぶ者あり)決して吉村隊の事件は、單なる統制が間違つたというのではなく、その根拠には重大なる道徳的錯誤があり、而もその原因を成するものは軍國主義的制度であり、(「そこだ」と呼ぶ者あり)その影響であつたということをを剔抉することを避けておる。(「何を言うか」と呼ぶ者あり)この点においてこの報告書は間違つておるのであります。
○細川嘉六君(続) 私は時間がないために私の所論を十分ここに言い得ないが、言葉がここで言い切れなくても、この問題の核心は、軍國主義の残滓が残つておる、これが報告書において認められておる、擁護されておる、ここに私は大問題がある。日本の國に対しての大問題があると主張するものであります。(拍手) 〔「何を言つておるか分らん、どうかしているぞ」と呼ぶ者あり〕
日本の鉄道は、昭和あるいは大正、明治の昔から、およそ軍國主義日本の目的を達成する意味を多かれ少なかれ含んで敷設されているのであります。平時の経済の目的ということと、戰爭目的ということと画然区別をして、戰爭目的なるがゆえにこれは拂下げをする、しからざるものは残しておくというような区別は、絶対にできないのであります。現に今日問題になつている十線を見ましても、この十線はただ戰爭目的だけではない。
これは一方では軍國主義的あるいは専制主義的な傾向を排除し、他方では國民の文化的な生活を高め、その思想及び政治上における自由を助成し、民主主義を助成し、また恒久平和に協力するという方向でなければならないのであります。
これが軍國主義で進んで行くならば、食糧の自給という問題はたいへんな問題ではありますが、平和國家として、文化國家として立つて行くのには、他の面において、つまり輸出産業さえ旺盛にすれば、それほど農民に犠牲を強いなくても、食糧の二割でも三割でも、われわれの考えとしては輸入してもいいと思う。
これは隊長が宣誓したからこれを信用しなければならないというような、実に常識外れのことを言つておられるというような点から見ても、明らかにこれは吉村隊長と甚だ心情が相通ずるものが」(「その通り」と呼ぶ者あり)「ある人がこの國会にもあつたということを証明しておるものであり」、(「その通り」と呼ぶ者あり)「我が國民性の一部に反省を加えるというのが実にこの点であり、又單に外蒙ウランバートルにおいて吉村隊長が軍國主義的
幸いにして私でありますからテーブルを叩きはいたしませんけれども、併しながら反動であるとか、軍國主義者である、何を以て基準にしておられるのか、この点を疑わざるを得ない。又いつも星野委員や皆さんの申上げられるように、我々の同胞が一日も早く來て貰うということを我々は念願しておるのであります。これは外の委員も皆同じであります。併しながら本年もすでにもう一ケ月は確実に遅れた。又而も何の通報もない。
そうして更に星野議員は吉村隊長に通ずる主張、心境を持つておられる議員がある、殊に吉村隊長と心境が相通ずる人々が國会にあるということ、政治の中心の國会の中にも軍國主義の影響下にある云々、かかる議員を以て政府が、與党議員を出しておるというような政府は、内閣は総辞職をすべきものであるということ、殊にその次に、この反動議員は淺岡、矢野、岡元であるという言葉を出しておられまするのは、これは私は不穏当であると思
それは隊長の統制が幼稚だというのではなく、甚だ功妙であり、或る者には二人前の食糧を與えながら外の者は飢えさせたというような事実で、幼稚である、努力が足りないというより全く道徳的に欠如していたのであり、而も「その根源となつたものは、この吉村隊長を生んだ從來の日本の軍國主義的な封建的なものが、こうした吉村というような奇怪な人物を生んだということを根本的に摘発して、初めてこれが國民性の反省となるものであるのに