1979-05-31 第87回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
軍事政権内部も、いま言ったのはどうも間違いないようですが、不安定になっている、こういう状況がある。
軍事政権内部も、いま言ったのはどうも間違いないようですが、不安定になっている、こういう状況がある。
さらに第三番目には、韓国の軍事政権内部から圧力が加わった。すなわち、今月の中旬ごろ、この革命政権の一方の有力者である金東河の海兵隊の一部が金鍾泌氏を暗殺しようとした。そこで金鍾泌氏は命からがらようやく逃げたのだ。この点については米軍の有力筋も確認しておる。
これは軍事政権内部からの批判でございますが、もう一つは、さっきの政治活動を許可されるに至りました旧政治家のグループから起こって参りました。そうして、朴議長のグループが民政移管後も軍服を脱いで政治に参与するということは、前の革命のときの公約違反であるという趣旨から攻撃を始めたわけでございます。
また、われわれが警告いたしましたとおり、軍事政権内部に起こった混乱にぼう然としているようでありますが、政府はその見通しの悪さに対してどのような責任を感じ、また、今後交渉をどう進めようとするのか、明らかにしていただきたい。 さらに、北朝鮮に対してどのような接触と関係を持とうとするのか、伺いたいのであります。 核兵器の禁止は、わが日本国民の悲願であります。