2021-06-15 第204回国会 参議院 本会議 第31号
それが質疑打切りの動機ではないのか。 自民党の議員等の質問を聞いていると、中国、韓国という特定の外国資本による自衛隊基地の周辺土地や森林などの買収が安全保障上のリスクだと主張していることが分かります。しかし、この法案は特定の外国資本による土地買収を規制するものではなく、それを準備するための法案でもありません。そもそも、中国を含め外国からの投資を止めるつもりも政府にはありません。
それが質疑打切りの動機ではないのか。 自民党の議員等の質問を聞いていると、中国、韓国という特定の外国資本による自衛隊基地の周辺土地や森林などの買収が安全保障上のリスクだと主張していることが分かります。しかし、この法案は特定の外国資本による土地買収を規制するものではなく、それを準備するための法案でもありません。そもそも、中国を含め外国からの投資を止めるつもりも政府にはありません。
それをもって質疑打切りというのは、これ、与党の皆さんもさすがにいかがなものかと思われるのではないかと思います。改めてこのことについては強い懸念を表明しておきたいというふうに思います。 その上で質疑に入るわけですけれども、午前中の質疑のときに福島委員からも取り上げられましたが、この法案の質疑でも驚愕する事件が発生をいたしました。
○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、ただいまの質疑打切りに厳しく抗議するとともに、部落差別の解消の推進に関する法律案に断固反対の討論を行います。 その理由は、本法案が、部落差別の解消推進のための理念法と言いながら、部落問題解決の歴史に逆行して新たな障壁をつくり出し、部落差別を固定化、永久化する恒久法であり、その危険は重大だからであります。
にもかかわらず、今日の議運委員会では自民党議員が質疑打切りの動議を提出をしました。議院の公正な運営に責任を持つ議運委員長は、直ちに理事会を開いてその取扱いについて協議することは最低限やるべきことであります。ところが、岩城委員長は、それをすることなく、与党によるこの横暴な動議を取り扱い、審議中に自らが約束をした理事会協議もほごにして採決を強行したのであります。
初めに、衆議院憲法調査特別委員会での質疑打切りと強行採決に断固抗議をいたします。それに関連をいたしまして、先ほどの保岡発議者の、参議院は衆議院の足りないところを審議すればいい、正に参議院の存在を無視するかのような暴言に強く抗議をし、保岡発議者より答弁の撤回と謝罪をこの場で求めたいと思います。 言うまでもなく、この法案は憲法改正の手続を定めたものであります。
途中で与党の諸君が強行採決、質疑打切り動議出して強行採決。 私は、普通の世間常識から考えると、合意はしたものの、こんなむちゃなことをして済まなかったとまず我々にわびていただきたい。その上で、どうだろうかと、今言った、おっしゃった三党合意の趣旨があるんで、参議院の民主党の諸君も協力してくれと、そういうのが私は世間の常識だと思うんですけれども、総理、いかがですか。
冒頭、先週、本委員会におきまして年金法案が、総理に対する質疑の途中で、三人も質問者を残して、強行で自民、公明両党によって質疑打切り動議が出て強行採決されるという事態を招きました。
しかし、公明党の遠山委員の質問直後、伊達忠一委員より提出された質疑打切りの動議は、朝、理事会で与野党で確認された合意をひっくり返して、共産、社民、無所属議員の質疑権を奪うものだったのです。いた人は分かりますね。 合意された委員会運営と全く違う動議が出された以上、いったん委員会を休憩し、理事会を開き、その動議の取扱いを協議するべきだったんです。
以上のように、時間を十分掛けて慎重審議を行った上で、会期末が迫る中、議会制民主主義の多数による議決ルールに基づき、委員長が質疑打切りの緊急動議に応じて採決されたのは、全く非のない適切な判断であります。 年金改革法案の審議の過程で、残念ながら何人かの閣僚や与野党双方の国会議員に国民年金保険料の未納期間があったことが明らかになりました。
何か今日午前中には早目に打ち切るようなお話がございますが、私たちは質疑打切りには反対でございますので、当然徹底した審議を重ねて要望いたしまして、質問を終わります。
事前に一切の協議なしでもいつでも質疑打切り動議が取り上げられ、強行採決が行われることがまかり通るようなことになれば、良識の府であり熟慮の府である参議院の自殺行為だと言わざるを得ません。 委員長の責任の第二は、法案の様々な問題点が浮き彫りになっていたにもかかわらず、それをただす審議の場を奪ったことであります。
私は、このような法案の問題点が山積しているにもかかわらず、徹底的な審議のないままに強行するというのは、私は参議院の熟慮の府としての重大な禍根を残すものだと、このことを私、繰り返し理事会で私どもは主張してまいりましたが、私は本日の質疑打切りも、当然採決も認められない。この今回の法案は私は廃案にすべきだということを強く要求をいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
当日朝の理事会で合意していた共産党、国会連絡の会などの質問権を質疑打切りの動議によって一方的に剥奪をいたしたことであります。 瑕疵の第五は、国民を直撃する重要法案であるにもかかわらず、公聴会の開催を放棄したことであります。 衆議院ですら行った公聴会、これを良識の府の参議院において、その開催の努力すらなかったということは全く嘆かわしいことでありませんか。
こういう事態の下、倉田議長の果たすべき役割は、先ほど指摘したとおり、質疑打切り動議や採決なるものの経過を本院の先例などに照らして調査し、その無効を指摘して、厚生労働委員会に差し戻すことでありました。それにもかかわらず、倉田議長は、厚生労働委員会の経過の調査すら行わず、正常に復する努力を一切しなかったのであります。それとも、倉田議長はこの暴挙を暴挙と認識することすらできなかったのでしょうか。
また組織犯罪対策三法案の委員会採決は質疑打切り動議さえ採決されておらず、ましてや法案を採決する行為は行われていない。また本案が本会議の議題となるに際しても、議運理事会で与野党協議がまとまらない中で、議長職権によって会議の開会を強行決定した。 かかる斎藤議長の行為は、まさに与党の党利党略に加担する行為であり、本院の権威を失墜させるもので、この責任は極めて重大である。
一、議長が委員会における採決を不適当(一方的な質疑打切り強行採決など)と判断した場合その採決を無効とし委員会に差しもどす権限を議長に付与する趣旨の国会法の改正を行なうこととし、近い国会において成立させることに各党は責任をもつ。」とあります。この三党申し合わせに限る国会法の改正については、民社党はもちろん、申し合わせに参加しなかった社会党においても、公式に賛意を示しているものであります。
ところが、こんどの場合ばかりは、寺尾委員長自身、委員会室から退場した直後、「採決は質疑打切りまでだった」と明言、「案件全部の採決を終わった」とする自民党執行部と大きなくい違いを示し、あわてて意思統一のあと、前言をひるがえし、「案件の採決も終わった」ことになったのだから、前代未聞の混乱ぶりで、国会不信の感をさらに深めるものといえよう。」
ところが、こんどの場合ばかりは、寺尾委員長自身、委員会室から退場した直後、「採決は質疑打切りまでだった」と明言、「案件全部の採決を終わった」とする自民党執行部と大きなくい違いを示し、あわてて意思統一のあと前言をひるがえし、「案件の採決も終わった」ことになったのだから、前代未聞の混乱ぶりで、国会不信の感をさらに深めるものといえよう。
当の委員長みずからが、はじめは質疑打切りだけが可決されたといい、その後になって参院自民党幹部が協議した結果、「日韓」案件の一括可決まですんだとの統一見解がまとめられたのだという。」こういうふうに言っております。そうして、さらにつけ加えて、「十一月六日の衆院日韓特別委の採決ぶりよりも、さらに一段と乱暴さを増したようにみえる姿に終ったのだ。」
しかるに政府自民党が提案説明後わずかに一名の質疑を終ったのみで野党各派の発言を封殺して、突如抜打ち的に質疑打切りの挙に出たことは、国会のルールと民主主義を破壊する行為というべきであって、これを強行した大蔵委員長の責任はまことに重大である。 しかも、その後、連合審査会、参考人の意見聴取も行なわず三名の質疑でこれを糊塗せんとした議事の運営は、公正なるべき委員長の態度ではない。
運営されるのであれば賛成でありますけれども、先般の質疑におきましては、大体公共企業体の審議会の答申は民営の方向に進むということが大前提となっての設置の勧告であるように私は見ておるのでありますが、大蔵御当局の御答弁では、必ずしもさようでない、民営の方向を必らずしもとるものでないというふうな御答弁がありまして、その点についての大蔵大臣の御所信をもう一度私は確めたいと思っておったのでありますけれども、今質疑打切り
第二は、野本委員から大臣に対する質疑打切りの動議が提出されたことも、また委員長、理事打合会の協議に反するものであり、このようなことがなされるならば、理事会の協議など信用できない。社会党理事、松永社会党理事は、理事会の決定を社会党が守らなかったことがあったかと詰めよられました。
この法案が商工委員会でまれに見る長時間の審議を要したのも、しかもまた、高橋理事がさすがに質疑打切りの動議を出しかねて、もそもそしたのも、何よりもこの法案の意義を各位が知るからであります。