1980-04-16 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第9号
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 従来通産省も、これからのエネルギーの需給の問題を考えるに当たっては、常に最悪のケースを予想しながらエネルギーの需給見通しを立ててこられたというふうに思うのですが、これは間違いございませんね。
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 従来通産省も、これからのエネルギーの需給の問題を考えるに当たっては、常に最悪のケースを予想しながらエネルギーの需給見通しを立ててこられたというふうに思うのですが、これは間違いございませんね。
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 それからもう一つは「世界の海洋はすでに核兵器実験に由来する放射性物質で相当汚染されている。それを海洋投棄物に由来する放射性物質の汚染と区別することは不可能に近いのではないか。」という指摘もあるのですが、政府はこういう学者の指摘を一体どういうふうに見ておりますか。
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 第六番目の問題は、廃棄物の輸送、荷役の問題なんですが、放射性廃棄物の陸上輸送の可能性はあるのでしょうか。
〔小沢(一)委員長代理退席、貝沼委員長 代理着席〕
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 ほぼこれならば物価その他の変動がなければ大体いけそうだという金額をいよいよ修理にかかるまでに間に合うように決めまして、そうしてその点率直に御報告をしますなり、お答えをすることにいたしておりますので、どうかその点を御了承願いたいと考えるわけであります。
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 将来は全所要量の三分の一程度をそのような開発輸入で賄うということを目標にいたしておりまして、現在動燃事業団の調査探鉱あるいは金属鉱業事業団の成功払い融資による民間企業による探鉱開発というものを進めておるわけでございまして、ウラン資源国との友好関係を保ちながらそのような海外探鉱開発を積極的に進めてまいりたいと考えております。
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 たとえば再処理の最終段階では、いやおうなしに使用済み核燃料で一年たった段階でトン当たり四十万キュリー程度の高レベル廃液が出てまいりますね。これなどは事実上永久貯蔵、永久管理をしなければならないわけなんですが、一体この責任とかこの管理はどういう形で行おうとしているのか、その点はどうなんですか。
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 この五月一日のアメリカ下院政府活動委員会の決定を見ますると、アメリカにおきましては、原子力発電所でさえ、現在運転中の原子力発電所を、年限が来まして処分するときには、日本の金にいたしまして一基当たり二千億以上の処理費がかかるというようなことからいたしまして、原子力発電所自体をこれ以上建設することは好ましくないという決定をいたしておるわけでございます。
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 一方、この廃溶媒をいかにして燃やすかという技術開発も現在やっておりますけれども、その見通しのつくまでにこの廃溶媒の貯蔵タンクをふやさなければならぬということで現在、二十立米四基を持っておりますが、それを倍増するという計画でございます。
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 しかしながら、御承知のとおり、昨年九月日本とフランスは、フランスのCOGEMA社との間で再処理の委託契約を結びましたけれども、イギリスにおきましては、ウィンズケールの公聴会の結果待ちということで、若干その建設の計画が、確定がおくれております。
〔大石委員長代理退席、貝沼委員長代理着席〕 したがいまして、この調子で安全に十分注意しながら進めば、再処理工場の試験運転は十分に安全に済ませ得るものと考えておる次第でございます。そこで、この試験が済んだところで原子力委員会の核燃料安全専門審査会におきまして試験結果を再度安全評価いたしまして次のステップに進むというような体制で進めていきたい、かように考えておる段階でございます。
〔小沢(一)委員長代理退席、貝沼委員長代理着席〕 三省庁に分離した許可権というものを安全性の問題で統一的に把握しようとすれば、何といっても原子力委員会を二つに分けた原子力安全委員会の権限、機能というものがそれに対応しなければいけない。
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 しかし、先生のただいまの御意見を私ども十分に頭に置きまして、鋭意混合抽出法の研究開発に努力するという方向で考えたいと思います。
〔委員長退席、貝沼委員長代理着席〕 したがって、電調審の決定がそのためにむずかしくなったり、あるいは電源開発の見通しが非常に困難になってくるということも、私は起こり得ると思うのです。原子力開発を推進するための公開ヒヤリングが、国民のコンセンサスを得るという目的のもとに開かれた公開ヒヤリングが、そういうことで意に反したような結果にならないとも限らないということを私は懸念します。