2021-03-12 第204回国会 参議院 予算委員会 第10号
○三宅伸吾君 それでは、法務副大臣にお聞きしますけれども、謄写室に既に設置されている複合機に弁護人等がUSBを差し込んでそれに謄写したいというニーズも現にございます。 ニーズがあり、法制度上、技術的にも可能であるのであるから、紙からデジタル複製も認めるべきだと考えますが、御見解はいかがですか。
○三宅伸吾君 それでは、法務副大臣にお聞きしますけれども、謄写室に既に設置されている複合機に弁護人等がUSBを差し込んでそれに謄写したいというニーズも現にございます。 ニーズがあり、法制度上、技術的にも可能であるのであるから、紙からデジタル複製も認めるべきだと考えますが、御見解はいかがですか。
裁判所のほうにも同じような点につきまして、実のところはまだ検察庁のほうは謄写室というようなものがある場合が多いわけでございますが、裁判所の場合は、特に書記官室の横のほうのどこかあいているいすでもつかまえて、そこでこそこそと、何か隠れてこそこそと写してこなくちゃならないというふうなことが実に多いわけでございますが、これではほんとうの意味の弁護活動というものはとうてい期待できないというような現状でございますので
○最高裁判所長官代理者(千葉和郎君) 現在の記録閲覧、謄写室の整備状況は必ずしも確実に、正確に把握しておりませんのですが、庁舎が次第に整備されてきておりまして、独立の謄写室を持つところもだいぶふえてきております。それから、独立の部屋がなくても、管理官室に仕切りをしまして、そこで落ちついて謄写、閲覧ができるような設備を順次やっておりますが、御指摘のとおり完全ではございません。