1979-03-29 第87回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第2号
派遣された調査員自身も、かけ持ちというきわめて不安定な状態で両方の仕事をするという労働過重を強いられているのが実態でございます。この兼務調査員が現在七名にも上っております。五十四年度予算では常任委員会に一名の増員が認められたものの、これは焼け石に水の状態でございます。
派遣された調査員自身も、かけ持ちというきわめて不安定な状態で両方の仕事をするという労働過重を強いられているのが実態でございます。この兼務調査員が現在七名にも上っております。五十四年度予算では常任委員会に一名の増員が認められたものの、これは焼け石に水の状態でございます。
この特別委員会のために各常任委員会の調査室から兼務の形で派遣をされて調査事務に当たっておられるわけでありますけれども、派遣された調査員自身もかけ持ちというきわめて不安定な状態で両方の仕事をしておられます。そういうふうなことで、労働的な過重問題もありますし、兼務の調査員という方々が現在九名にものぼっておられます。
けれども、いつもそういう注文があるとは限りませんので、それでそういうこと以外に、平素の準備調査とでも申しますか、そういうことで、専門調査員自身がおのおの自治的に御相談をされまして、どういう仕事をするかという計画を立てて、いわば自主的な調査をしておられます。
そして国会活動に必要な調査につきましては、その性質、内容等を勘案いたしまして、あるものは調査員に割り当てる、あるものは専門調査員自身がそれを担当する。
それから、もう一つは、調査員自身が秘密になっておりますので、この調査員自身が、どういう人によって、どういう討議とどういう角度から検討されたかということが全然明らかにされませんので、そういう意味合いから見まして、これはきわめて問題があるわけであります。
こういうことで直接責任を負える調査はできないということを調査員自身それぞれのところで漏らしておるということさえ現実にある。
○参考人(勝矢和三君) 調査員の職務給與につきましては、調査員自身も非常に給與の改善については努力しております。これはまあ事務局でも折衝するわけですが、又我々も、私只今は専門員でおりますが、我々も全く調査員諸君の立場及び給與の実情というものを承知しておりますが、これが改善に積極的な行為をしつつ努力をいたしておるわけであります。
尚又專門調査員の方が段々揃つて参りまして、この問も專門調査員の方に全部お集まりを願つて、私からも申上げたのですが、先程佐々木委員からお述べになりましたような趣旨からいうて、我々調査部としては、專門調査員のところで、專門調査員が立派な人がおられても、專門調査員自身のスタツフというものはないのです。