2021-06-04 第204回国会 参議院 本会議 第28号
衆議院において、野党が十分な質疑時間の確保を求める中、五月七日の厚生労働委員会で、突如、質疑終局、討論省略、直ちに採決との動議が自民党から出され、あろうことか委員長がこれを認めてしまったために可決された経過があります。このことによって、立憲民主党が提出し、審議中であった高齢者の医療の確保に関する法律の一部を改正する法律案は、採決もされないまま衆議院にとどめ置かれたままです。
衆議院において、野党が十分な質疑時間の確保を求める中、五月七日の厚生労働委員会で、突如、質疑終局、討論省略、直ちに採決との動議が自民党から出され、あろうことか委員長がこれを認めてしまったために可決された経過があります。このことによって、立憲民主党が提出し、審議中であった高齢者の医療の確保に関する法律の一部を改正する法律案は、採決もされないまま衆議院にとどめ置かれたままです。
当時の議事録を読み返しておりましても、今、井上議員御指摘のとおり、我が会派の森屋議員の方から質疑終局、討論省略、直ちに採決すると動議が提出をされ、同時に羽田議員から文書によって委員長不信任の動議が提出をされたということでありました。
○とかしき委員長 大岡敏孝君の内閣提出法案の質疑終局、討論省略、直ちに採決すべしとの動議に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
ところが、石井委員長の議事により、結局、我々は、討論省略という動議が可決されてしまったものですから、討論を行うことすらできなかった。私は、ここは本当に大きな問題であって、この議運の委員会が遅れたのも実は理事会で相当な議論があったからです。 繰り返しになります。意見は違います。
○丹羽委員長 三ッ林裕巳君の内閣提出法律案の質疑終局、討論省略、直ちに採決すべきとの動議に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
ちょっと言いますと、承認案件だったら、政府が提案すると委員会で質疑、討論省略、本会議にかけてばっと通る。議決案件というものは、これを通してくださいますかとくるのですから、質疑やら討議やらみなやるのですよ。手続上全然違う。しかし、それはそれとして、大臣の意思を聞きましたから、ひとつそれでやってください。 もう少し時間がありますから最後に一つだけ。
この意のあるところを、本会議を通じて、国民の前に明らかにしなければならない、こう感じておったわけでありますが、討論省略はまことに不当であって、反対であります。
御承知のように、臨時国会は七月二十七日に開会されましたが、その後わずか数日を出でずして、八月二日衆議院社会労働委員会におきまして、わが党質問者の最初の一人が質問終了後、突如として自民党はその本性を暴露し、例の質疑打ち切り、討論省略、強行採決らしきものを行なったのであります。本法律案の審議の過程で国会が国民の信を失う一大原因は、実にこの八月二日の暴挙に端を発したのであります。
きょうも社会労働委員会で、質疑中に質疑打ち切り、討論省略、採決などという手を使おうとして混乱しておる。つい少し前には内閣委員会で同様。この委員会は、すでに野党は私をもって質問は終わりですよ。与党もすでに、きょうやりますれば七人終わる。きょうも、時間を延ばしてもっとおやりになってもけっこうですよ。
しかし、重宗、河野さんを責める問題ではないといたしましても、少なくとも、この強行という黒い霧の中において、議会運営の将来の大道というものを見渡したときに、あくまでも参議院——衆議院のことは、他院のことは別として、少なくとも本院における、日韓特別委員会のこの議事進行、質疑打ち切り、討論省略、採決の、この事態については、この問題については、ここで改めない限りにおいては、どうしても将来に禍根を残すということを
このとき、重宗議長があっせんに入り、議長としては、討論省略は全会一致の場合を除いて行なうべきでないと裁定して、やっとおさまったこともあります。
議長あっせんにいわく、「だんだん伺うところによりますと、この紛争の焦点は、討論省略の動議を可決し、直ちに採決された点にあるようでありますが、議長といたしましては、質疑省略や、討論省略などということは、全会一致の場合を除いては、行うべきでないと考えております。この機会に、両党幹部の皆さまに、この点を申し上げ、特に御配慮を要請する次第であります。」
それは紛糾の焦点というものは、討論省略の動議を可決し、直ちに採決された点にあるようでありますが、議長といたしましては、質疑打ち切りや討論省略などということは、全会一致の場合を除いては行なうべきではないとされております。この機会に、両党幹部の皆さん――これは自民党、社会党であります、両党幹部の皆さんにこの点を申し上げ、特に御配慮を要請する次第であります。
それから、亀田、藤田両理事が委員長に対して、討論省略あるいは質疑打ち切りについて念押ししたというように新聞は報じているが、これらについてということでございます。事実、寺尾委員長がここにおいでになれば、私は聞いていただきたいと思ったのですが、これはもうテレビか何かでおそらく聞いておいでになるでしょう、元気に起きて。寺尾委員長には二人が同時にではなくて、時間を置いて、採決直前に私も確かめた。
さて、討論省略ということ、これは確かに質疑者から、私の漏らした点をつかれて、恐縮に存じますが、これは実は、その朝すでに社会党、公明党、共産党、民社党、第二院クラブ、全部が討論の通告は、それぞれ討論者を掲げて文書で通告をいたしております。これは事務局にもその証拠が残っている。事務局も、その後、問いましたところ、いや、そんなことはないとは言っていないのですね。出しました。所定の手続をとっている。
このとき重宗議長があっせんに入り、議長としては、討論省略は全会一致の場合を除いては行なうべきでないと裁定して、やっとおさめたことがある。同じ人なんです、議長は。
それは、「だんだん伺うところによりますと、この紛糾の焦点は、討論省略の動議を可決し、直ちに採決された点にあるようでありますが、議長といたしましては、質疑省略や討論省略などということは全会一致の場合を除いては行なうべきでないと考えております。この機会に両党幹部の皆さんにこの点を申し上げ、特に御配慮を要請する次第であります。」ということでございます。
質疑打ち切り、討論省略の動議の完了せざるうちに、中山委員長不信任案が提出されたのであります。このことは、当時の写真その他によって明白であります。当然議事は中断すべきであり、その提出後に行なわれた採決は、違法、向こうであることは、何人も、少なくとも国会議員としての良識を有する諸君なら、御存じのことであると考えるのであります。(拍手)自由民主党の諸君は、胸に手を当てて考えていただきたいのであります。
去る六月十七日午後六時三分、わが党の亀田得治君が法務委員会で、政界と暴力団との結びつきを指摘して質問戦を展開し、現行法でも暴力団の取り締まりができることについて質問を行なっている際に、自民党の日高広為君が「質疑打ち切り、討論省略、直ちに採決」の緊急動議を行ない、その際にわが党から中山法務委員長の不信任の動議が提出されたのも無視し、強行採決を行ないました。
それを突如として打ち切り、討論省略という不法きわまる措置をとって、強引に本案の通過をはかったのであります。実は、こうしたやり方にこそ、本法案の暴力的性格が何よりも出ていることがはっきりしていると思うのです。審議を尽くせば尽くすほど、ますます人民弾圧法としての正体が国民の前に明らかになってくる。
本案につきましては、審議を重ねた後、昨四月十五日、質疑を終了、討論省略の後、採決いたしましたところ、全会一致をもって原案のとおり可決となりました。 以上、御報告申し上げます。(拍手) ―――――――――――――
〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕
〔「討論省略」と呼ぶ者あり〕
四時過ぎから審議が始まりまして、わが党の横川正市氏が立って、質疑に入りまして、一時間ほどたつやいなや、自民党の議員が突如質疑打ち切りを提出、委員長は脱兎のごとく質疑を打ち切り、討論省略、またたく間に、十秒か二十秒間、あっという間にこの四つの法律案が上がったのであります。
ただいまの討論省略の動議は決しました。 積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法の一部を改正する法律案全部を問題に供します。 本案を原案どおり決することに賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(後藤義隆君) 田中君の討論省略の動議が出ましたが、これに対して成規の賛成がございましたが、御賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
(「討論省略」と呼ぶ者あり) 別に御発言もなければ直ちに採決を行います。 まず、中小企業信用保険公序法の一部を改正する法律案を問題に供します。 本案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕