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44件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-05-13 第204回国会 参議院 法務委員会 第13号

海外でこのような監視付き面会交流の仕組みがあるのかどうか、実は五月五日のシンポジウムで、ミツカン親子分離訴訟の当事者である、イギリスに住まいをしていらした中埜大輔さん、あるいはフランス人当事者イタリア人当事者に尋ねました。親子交流は自主的になされるもので、行政機関等による支援はあるが、犯罪者のように監視などあり得ないという回答でした。  

嘉田由紀子

2019-06-06 第198回国会 参議院 法務委員会 第18号

まず、児童福祉法の第二十八条、委員最初に御指摘いただいた二十八条でございますけれども、裁判所承認を求める申立てにつきましては、厚生労働省において各児童相談所に示している子ども虐待対応の手引きにおきまして、家庭養育優先の原則を踏まえてもなお早急に親子分離が必要である場合であって、親権者施設入所措置に同意をしない場合にこの申立てを行うべきであるというふうに示しているところでございます。  

藤原朋子

2019-05-28 第198回国会 衆議院 本会議 第26号

しかし、保護イコール親子分離ではなく、親子関係改善プロセスと位置づけるべきです。そのためにも、一時保護所子供にとって安全で安心居場所であること。残念ながら、職員による虐待子供間の性トラブルなども判明する中、管理支配関係ではなく、心を開ける信頼関係を築くことは一層重要です。  なお、DVと児童虐待対応連携強化が明記されました。

高橋千鶴子

2019-05-24 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号

一時保護イコール親子分離ではなく、親子関係改善プロセスと位置づけるべきです。なお、そのために、一時保護所子供にとって安全で安心居場所であること。残念ながら、職員による虐待子供間の性トラブルなどもある中、管理支配関係ではなく、心を開ける信頼関係を築くことは一層重要です。  

高橋千鶴子

2019-05-24 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号

二十二日の委員会で、私は、一時保護イコール親子分離ではなくという話をしました。子供の命を守るためにちゅうちょなく一時保護を行うことは必要ですが、再発防止、あるいは虐待の芽を摘む未然防止策が重要だと思っています。  そこで、二十二日の質問のときには、保護者支援プログラムや、家庭環境改善のために円滑な家庭復帰を図っていくとの答弁がありました。

高橋千鶴子

2019-05-22 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号

特に親子分離となった際の受皿は、今、施設から家庭での養育へとシフトをしていくところ、方向性が示されております。児童虐待を受けた児童保護のためには、受皿として里親の果たす役割、非常にこれは大きいと思います。  里親の拡充について、野党案ではどのような考え方になっているのか、お聞かせください。

尾辻かな子

2019-05-22 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号

入管当局は、従来は、親子分離による子供精神的負担を考慮して、子を持つ外国人は原則拘束せずに退去手続を進めるということで、そういう方針で従来はやってきたというふうに聞いています。ところが、この子供分離が急増している背景には、法務省が、こうした非正規滞在外国人の帰国を促すために外国人を追い込む方針強化したためではないかという見方があります。  

大西健介

2019-05-22 第198回国会 衆議院 法務委員会 第18号

このことは、平成二十年に国の方がガイドラインを出していますけれども、虐待を行った保護者に対するガイドライン、ここでは、親子分離した場合であっても親子であることに変わりない、再び親子一緒に生活できるようになることが子供福祉にとって最も望ましいんだということで、まずは何とか親御さんを指導支援し、再び親子関係をつくってもらう、これを目指しているというようなことでございます。  

影山孝

2019-05-21 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号

それから、親子分離と再統合、相反することを両立させながら対応しなければならない、この難しさがございます。  子供家族全体を支援する、多くの関係機関との連携、調整が必要でございます。心理的アプローチも必要でございます。  これには、経験値に支えられた専門性が必要でございます。五年から十年で中堅、十年以上がベテラン、そういう目安でございます。  次のページでございます。  

西尾寿一

2017-06-13 第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号

従来、児相指導保護者がどの程度受け入れたかどうか家裁が確認をするということはなかったわけですが、今回の法律案では、家裁児相指導をちゃんと受けたかどうか児相から報告を受けた上で二十八条の審判を下す、つまり親子分離判断をすることになります。保護者にとっては、これを受けないと子供を返してもらえない、これが一番怖いんです。  今回、新たに家裁から直接保護者勧告が通知されることになっております。

山本香苗

2017-05-31 第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号

先ほど来議論をしていますので、もう十分そういうつもりでいらっしゃると思いますが、親子分離統合においても、やはり、大人の都合ではなく、子の最善利益が尊重されなければならないと思いますけれども、その点の認識を伺いたい。  その上で、先ほど、午前でも水戸委員指摘もあったんですけれども、児相調査権限強化というのは、全国児童相談所長会などが主張しているわけですよね。

高橋千鶴子

2017-05-26 第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号

今回の法改正の中で、二十八条審判、つまり、児童相談所が、このケース親子分離をした方がいいというようなケース、この申し立て家庭裁判所に行う。そのときに、家庭裁判所判断をする前に勧告をする。児相に対して、保護者にきちんと保護者指導してくださいと。養育環境を改善していく、こういったことを目指して、保護者指導児相にやってもらう。

伊佐進一

2017-05-26 第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号

親子分離は今回しませんとなったとしても、引き続き制度上は家裁勧告のもとで保護者指導できるわけですから、そういう意味では、長期的な観点としてしっかり取り組むという制度にしていただきたいと思います。  さらに言えば、二十八条の申し立てのときに、児相から見て、これは保護者指導は実際難しいだろうというケースもあると思うんです。

伊佐進一

2017-02-09 第193回国会 衆議院 予算委員会 第10号

そういうことはないですよ、ありませんというふうな答えになって、結果的に、その児童相談所は当時、親子分離など非常に厳しい対応というのも含めて強制介入というのをためらったんですね。ためらったがために、結果、最悪の結末がその子供に訪れるということが、そういう事案があったというのを記憶しています。  

井上英孝

2016-05-26 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号

一例を挙げますと、今でも子供施設に入れていわゆる親子分離をするときに使われるのが児童福祉法二十八条。これは要するに、施設入所をさせるには親権者の意思に反しないことが必要だと、ところが親権者が反対する場合には二十八条を使うわけですね、裁判所承認をすれば施設に入れると。ところが、二十八条というのは親権については基本的に何も言っていないんですね。

磯谷文明

2016-05-26 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号

一つの例を出しますと、親子分離が必要だというところの中で、施設入所里親委託が適当だと思われるケースがあります。速やかになかなか同意してもらえないというところで、二十八条の申立てを行われて施設入所措置に至るわけなんですが、それと伴って、児童相談所保護者指導を掛けます。しかし、裁判まで起こしていますので、当然、保護者の方は児童相談所のその後の指導には全く乗ってこない。

辰田雄一

2016-05-18 第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号

香取政府参考人 御指摘の、施行後二年以内に児童相談所の業務のあり方について検討するという規定でございますが、これにつきましては、きょう、先ほど委員会の御質問でもありましたけれども、児童相談所は、児童虐待への対応に関しましては、問題の程度あるいは緊急度に応じまして、一方では親子分離といいますか介入をするという面と、その後の再統合支援ということになりますが、両面機能を持っているということになっております

香取照幸

2016-05-18 第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号

でやるというのと、一方で、再統合、これは支援になるわけですが、この両面機能を担うところがありまして、これを同一組織でやっているものですから、これは児相の方に聞きますと、やはり、親から引き離さなきゃいけない時期に親との難しい関係を乗り越えながらやって、今度は再統合の時期を迎えたときに、そのときに、かつてのことをやはり記憶されていてなかなかうまくいかない、こういうことをよく聞くわけでありまして、この親子分離

塩崎恭久

2015-07-09 第189回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号

その原因は、友達の死亡や、家の崩壊部分崩壊、津波の目撃、そして親子分離などが挙げられているわけです。  三枚目の資料は、河北新報社の資料でして、宮城県沿岸部の小中学校に対するアンケート調査の結果です。家計の困窮、児童生徒精神面の不安定、学力、体力の低下など多岐にわたる問題を浮き彫りにしております。

郡和子

2011-10-25 第179回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号

しかしながら、今の我が国の子育て支援に関する施策において最も求められているのは、今私がお話ししたような、震災により親御さんを亡くした子どもたちや、親がいるにもかかわらず、虐待によって親子分離が必要と判断され、児童養護施設などに行かなければならない子どもたちを私たち一人一人がしっかりと抱きとめるとともに、その思いを共通して、子どもたちがどのような境遇にあろうとも、自分の未来に希望や夢を持てるよう、支援

池坊保子

2011-10-25 第179回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号

恐らく、次の大きな山は、プログラムも考えなければいけませんけれども、これは厚生労働省の中で取り組んでおられるかもしれませんが、親子分離、親子統合親子が離れたくないという思いが一般の家庭よりも、委員指摘のように、さらにつながりが強いという傾向がありますので、これをどういうふうに、センシティブな案件を、一たん離して、両者にプログラムをして、親子統合をして、家族としてもう一度再出発ができるようなフォロー

蓮舫

2011-05-26 第177回国会 参議院 法務委員会 第13号

そういう点でいいますと、例えば児童虐待親子分離になっていても子の利益の立場から親子統合を目指して援助をするということとも一緒だと思います。ですから、勝手に離婚したんだから面会交流は個人的に解決しろということではなくて、やはり公的サポートが必要だと思いますけれども、この点の認識もよろしいでしょうか。

井上哲士

2011-05-24 第177回国会 参議院 法務委員会 第12号

ただ、親子分離をしても、最終的には目標は、子供安心して家庭に戻れるようにすること、家族の再統合にあります。しかしながら、それが十分に進んでいるのか。  先日の参考人質疑の際にも、家族統合への援助は極めて低調で、子供たち家庭復帰への見通しがない中で長期の施設生活を余儀なくされていると、こういう指摘もありました。

井上哲士

2011-05-24 第177回国会 参議院 法務委員会 第12号

先ほど最近の調査のあれが出ましたけれども、こども未来財団が二〇〇六年に行った調査では、虐待を理由に親子分離されている事例で家族統合に向けて援助を行われているのは児童養護施設では八・九%で極めて低調だと、こういう報告もされております。  全体として、やはり参考人質疑があったように、まだまだ進んでいない課題だと思うんですね。

井上哲士

2011-05-19 第177回国会 参議院 法務委員会 第11号

参考人(才村純君) まず、この親権停止制度の効果ですね、もう少し具体的に申し上げたいと思うんですが、一つは、親子分離される親というのは、もう未来永劫我が子を児童相談所施設に奪われてしまうのではないか、そういった不安が強くて、このことが親子分離に難色を示す大きな要因になっているのではないかというふうに考えられます。

才村純

2011-05-17 第177回国会 参議院 法務委員会 第10号

政府参考人石井淳子君) 今般の親権停止制度の創設に併せまして、児童相談所長にその親権喪失のみならず取消しについても家庭裁判所請求権を持たせることが不適切ではないかというお尋ねでありましたけれども、確かにこの再入所というのがあるということで、児童相談所長判断が十分適切か、あるいは親子分離の後の家庭復帰に当たっての判断が適切になされているかという御懸念だろうと思います。  

石井淳子