御指摘いただきました風倒木の処理、また被害森林の復旧につきましては、森林整備事業によりまして、被害木の伐採、搬出、その後の植栽等に対しまして、国、都道府県を合わせまして約七割の支援を行っているところでございます。 また、今般の台風二十一号によります京都府の風倒被害など、森林被害が多発しているという状況でございます。
被害森林の跡地への広葉樹の植栽でありますとか、あるいは、これと一体的に行う、今獣害のお話もございましたけれども、鳥獣防護ネットの設置等の鳥獣害対策に対しましても、これは森林整備事業により支援しているところでございます。 いずれにいたしましても、よく地元の自治体の御意向も聞きながら、地元自治体とも協力しながら、被害森林の適切な復旧が図られるように取り組んでまいりたいと考えております。
宮崎県からは、宮崎県盗伐被害者の会が県内で発生した盗伐事案に関わったとしている伐採業者の中に、県が意欲と能力のある林業経営体へと育成を図る林業経営体として公表した二十五会社のうち一社が含まれているものの、この事案に関し具体的に確認したところ、被害森林に隣接する森林所有者が当該森林を自己所有の森林であると錯誤して仲介業者に販売していること、仲介業者から買い受けた当該事業者は、伐採を開始したものの、他人
山岳地域、平地が多い場所、それぞれ特性が異なってございますので、一概にどの程度ということではございませんけれども、一般的には、鹿の場合には、生息密度、一平方キロ当たり何頭ぐらい生息する環境が、生態系に対する被害、農業被害、森林に対する被害、そういったものが少なくなるのかということは、さまざまな推定がなされております。
これらの森林被害につきましては、被害森林の公益的機能の維持確保を図るために早期に復旧することが重要だと考えておりまして、私どもといたしましても、森林整備事業や治山事業などによりまして、被害木の搬出、そして再造林の実施等について可能な限りの支援をしてまいりたいと考えているところでございます。
これらの森林被害については、早期に復旧し、被害森林の公益的機能の維持、確保を図ることが重要でありますので、林野庁として、森林整備事業や治山事業などにより、被害木の伐採、搬出、再造林の実施等について可能な限りの支援をしてまいりたいというふうに考えております。 なお、復旧に係る事業の実施に当たっては、各自治体などの御意見も十分に伺いながら、円滑に実施できるように対応してまいりたいと考えております。
今回の補正予算の中で、森林・林業復旧対策のうち緊急治山対策・被害森林緊急復旧対策というところに、地震や津波等により被災した海岸林等の復旧整備というふうに予算が計上されております。大災害の現場状況を踏まえて、海岸林の効用についてどう評価しているのか。 また、今後の復旧造林計画についてもお伺いしたいと思います。実は、日本には日本海岸林学会という学会もございまして、既に定期的に論文も発表している。
この中で、林業分野に関しましては、海岸林を含めます被害森林の災害復旧といったような雇用創出がございますし、また新しく農林漁業へ就業を希望する方々をどう受け入れるかということについても取り組むということになってございます。
日立の方でも、やっぱり農作物の被害、森林の被害ということで、これは足尾銅山は明治二十二年のころでしょうか、そして日立の方は少し後れておりまして明治四十二年のころ、日清戦争の直後だろうと思いますが、そのころに大変な問題がございました。
また、激甚法の対象となっていない一般の地域における被害森林についての復旧状況については、一般の造林補助事業等によって行われておりますが、これについての復旧の進捗率は全国で五一%ということになっております。
十九号台風の被害は広範にわたっておりまして、その復旧は一定期間をかけて計画的に処理をしていかなければならない事情にありますが、今後とも、関係県との連携を密にしながら、二次災害防止に十分配慮して、積極的に被害森林復旧に取り組んでまいる所存であります。(拍手) 〔国務大臣越智伊平君登壇、拍手〕
これらの対策を講じまして、現地の実態に適切に対応し、被害森林の早期復旧が進められているところでございます。 さらに、平成四年度におきましては、森林被害復旧事業を引き続き実施いたしますとともに、特に被害の著しい大分県北西部地域を治山激甚災害対策特別緊急事業の実施地域に指定をいたしまして、集中的に治山事業を実施するよう計画しているところでございます。
むしろ被害森林の一部について空散をやっております。しかし、これはそこを徹底防除によりあくまで松林を守るという基本があるからでございまして、重点的な防除を行っているのもそのためでございます。
○村田説明員 台風被害森林の復旧につきましては、先生御案内のように、二次災害の防止あるいは国土保全機能等の維持、回復の観点から、緊急に行うことが肝要であるわけであります。
森林機能の維持増進につきましては、松くい虫被害対策等として特別防除、伐倒駆除、特別伐倒駆除等による的確な防除を推進いたしますとともに、被害森林の復旧、整備を図るほか、誘引剤の研究開発等新たな事業を実施いたしました。
第三点目の林道網の整備でございますけれども、特に松くい虫の被害森林等、森林の造成整備がおくれております地域につきまして、林道を整備する事業として森林造成林道整備事業というものを昭和六十二年度から実施いたしまして、従来から行ってきておりますいろいろな林道なり作業道の整備事業に加えまして、こういう新しい事業も積極的に推進して林道網の整備を図ってまいる所存でございます。
とほぼ同じ七十一億六千六百万円を計上しておりますが、さらにそのほかに関連予算といたしましてマツクイムシの被害地の緊急造林事業これは対前年比一〇八%、九億四千八百万円、それからマツクイムシ被害の緊急対策治山事業でございますが、対前年比一〇五%、九億四千二百万、それから新しい予算といたしましてマツノザイセンチュウの抵抗性の松供給特別事業といたしまして五千二百万円、さらに林業改善資金におきましても、この被害森林整備資金
まずは、被害木を伐採、搬出するための費用につきましては、無利子の被害森林整備資金というのを活用してこれを進めておるところでございますが、さらに五十七年度からは移動式チッパーあるいは必要によりましては移動式炭化炉の問題もございますので、そういう設備に対しまして技術導入資金ということで林業改善資金にこれを加えまして積極的に進めると同時に、間伐材等の総合加工対策あるいは集成材等に利用できるものは使うという
○政府委員(秋山智英君) やはり資源の有効利用という面から、いま先生御指摘のとおり、林業改善資金等を使いまして被害木につきましては積極的にこれを利用してまいりたいということで、五十五年から被害森林の整備資金というのを追加しておりまして、これはもう五十五年が三億を五十六年五億にしまして、五十七年はこれを七億に充当しているわけでございます。
そこで、一般的に申しまして被害木の伐採、搬出その他につきましての助成でございますが、まずこの伐採、搬出するためには、被害森林整備資金というのがございますので、これですと一ヘクタール当たり百二十万まで無利子でお貸しできますので、こういうものを活用していただくと同時に、今度はその伐倒した材を利用するためには、林業改善資金の中に、炭化するための炭化炉、あるいは移動式チッパー等に対する無利子融資の仕組みもございますので