1953-07-14 第16回国会 参議院 運輸委員会 第11号
○加賀山之雄君 さつきの海運局長のお話に伝家の宝刀で命令はしない、行以指導で行くつもりだというお話がありましたが、一番必要な業者は行政指導になかなかこれは従わないので、むしろ先ほど個人業者の場合のお話がありましたが、たとえ犠牲者が四人であつてもこれはなかなかそういう小さな業者ですとこういうふうなことになつてしまう、一人当り本当の涙金……。
○加賀山之雄君 さつきの海運局長のお話に伝家の宝刀で命令はしない、行以指導で行くつもりだというお話がありましたが、一番必要な業者は行政指導になかなかこれは従わないので、むしろ先ほど個人業者の場合のお話がありましたが、たとえ犠牲者が四人であつてもこれはなかなかそういう小さな業者ですとこういうふうなことになつてしまう、一人当り本当の涙金……。
ところが一般の行政に関するすべての調査ということになりますと、各省の行以に対してそれを審査する機関が非常に精密な知識を持たなければできないということがありますので、自然今日の政府の持つておる中央機関では、急にはそれは間に合わないということがおもな理由でありまして、そのこと自体に必要は感じておるところでありますが、少数の官吏をもつてそういうことをいたしますと、非常に行政の能率を害するという危険を感じますので