1978-10-17 第85回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
この一環として、先ほど御指摘のような金融機関からの融資の問題もあるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、現在出ております通達は、かつては戦争中あるいは戦争直後における融資規制、融資準則にも匹敵するようなかなり思い切った内容を盛り込んだものでございますので、今後さらにこの運用の適正化を図ることによって、御指摘のような悪質な業者に対する資金源についても十分対策を立てていきたいと、このように考えております
この一環として、先ほど御指摘のような金融機関からの融資の問題もあるわけでございますが、先ほど申し上げましたように、現在出ております通達は、かつては戦争中あるいは戦争直後における融資規制、融資準則にも匹敵するようなかなり思い切った内容を盛り込んだものでございますので、今後さらにこの運用の適正化を図ることによって、御指摘のような悪質な業者に対する資金源についても十分対策を立てていきたいと、このように考えております
これは何も銀行法の改正がなくとも、これは金融の融資準則でもつくっておけば行政指導でできるわけです。いままでやってきているわけです。それにはちょうどいいように日銀法も、——大蔵大臣が相当強い権限がございますし、銀行法もございまして行政指導できるわけですから、これは。
○説明員(中橋敬次郎君) 資金運用といいますのは、貸し出しの基準という意味だと思いますけれども、これはかって戦争中には融資準則なるものがございまして、いろいろそういう指導はやっておったわけでございますけれども、現在は全然ございません。
したがって、政府関係においてはその原資をひとつ十分準備してやってもらいたいということ、民間の金融機関については、ここにあらためて融資準則みたいなものを設定するのはいろいろ問題があるかもしれませんけれども、公害防除施設を設備することのために必要なる資金については優先的に応諾せしめていくというような、何らかの効果ある措置をとっていただく必要がありはしないかと思うのでありますが、この点の御見解はいかがでございますか
○福田国務大臣 ただいまのは融資準則だと思いますが、これはありません。
そういう住宅ローンの方向づけをどうするかという問題でございますが、御案内のように、戦争直後しばらくの間は、融資準則ということでもっていろいろ貸し出し先のプライオリティをつけておったわけでございますけれども、それも最近は、そういうことは一切やめておりますので、大体は金融機関のそれぞれの判断でもって貸し出しが行なわれておるということでございます。
○中橋説明員 貸し出し先の資金の需要で一々分別するということは、先ほど申しましたように、融資準則というようなものがない限りとても無理なのでございます。全体的に金融引き締めを必要とする場合には、これはもう民間設備投資あるいは、住宅投資全体がやはり引き締めの影響を受けざるを得ないということ、これはいなめないことでございます。
関連産業一般につきましては御承知のように、私どもかなり厳重な規制をいたしておりますし、個個のものにつきましては、もちろん農林中金が審査をいたすわけでございますけれども、総ワクにつきましては農林、大蔵両大臣が認可をする、あるいは融資準則と申しますか、それについては政府の了解を得たものに対してのみ融資をするということで、かなり厳重にやっておるわけでございます。
最後に、助産所の総合計画というふうなものを持っているかどうか、こういうふうなことでございますが、これは直接そのお答えになるかどうかわかりませんが、助産所の設置そのものにつきましては、やはり医療金融公庫の融資準則におきまして基準を設けておりまして、その基準に沿ってこの助産所の設置をはかっていきたい、かように考えているわけでございます。
いま融資ルールというようなことが問題になっているのですが、現在は融資準則というものはなくなっていますけれども、その精神は体していかなければならぬわけであります。法律的に言うならば、融資準則がないのですから、これはトルコぷろに融資してもボーリング場に融資しても文句を言う筋ではない。
それからもう一つは、法的な質の差別というような点で、かって融資準則というものをきめたことがございます。それはどういう産業は甲とかどういうのは乙とか、あるいは不要不急は丙とかというふうにきめまして、そうして銀行がそれによって、あるいは企業側は自分は丙だからもうあきらめるというようなことで、融資準則というものをやったことがございます。
○田中国務大臣 融資ルールが確立をせられても、あくまでも、戦時中から戦後にわたって行なわれました融資準則、いわゆる甲種、乙種、丙種、丁種というようなもので、こういうものは金融機関の対象にならないのだというような画然たる区分けができるとは思っておりません。また私は、これからの金融の中でそのようなものが好ましい姿ではないと考えております。
量的拡大から質的拡大に移ってきておるのでありますから、よほど将来を見て投資をしてもらいたい、投資効率というものをはかってもらいたい、それがまた金融の正常化にもつながるものだ、こういう考え方を出しておったわけでありますが、しかし、大蔵省が準則をつくって融資準則によってやるという考えではなく民間の立ち上がりを待っておったわけであります。
○柴谷要君 大体の経緯はわかりましたけれども、法務省の見解として述べられておりますのは、金融機関融資準則を廃止したいということで、大蔵省から法務省に一昨年でございましたか出された。この準則を廃止するというと、金融緊急措置令という法律がありながら、これも無意味なものになる。
○羽山説明員 ただいま申し上げましたように、金融緊急措置令を廃止するというのではなくて、金融機関融資準則を廃止するというお考えをいただいたわけでございます。
かどうかわかりませんが、政策金融、政策融資ということでやっておるわけでございますが、それは大きな方向として国の政策に沿った融資をしていただくということでございまして、個々の貸付案件につきましては、やはり金融でございますから、確実に回収していただく、あるいは貸し出し限度は定められたもの以内にとどめていただく、これは当然のことでございまして、そういったことは各公庫の業務方法書なり、あるいはさらにその細目であります融資準則等
しかるに大蔵省の融資準則によりますと、酒類製造業に対する融資順位は丙と相なっておるわけでございます。毎年の仕込み原料用資金は特別のはからいで甲並みの取り扱いになっておりますが、設備等の資金は依然丙扱いとなっているわけでございまして、他の基幹産業に比べ、はるかに後順位となっておるわけでございます。
それともう一つは、大蔵省の融資準則によりますと、酒類製造業者に対する融資順位というものが、原料米は別でありますけれども、ほかは全部丙という一番順位が悪い。これは現在の特に清酒業者が中小企業メーカーとして戦後は様子が一変しておる。
第二の考えられる不当融資という問題は、たとえば融資準則等におきまして、国民経済上緊要なものについては、なるべくこれを資金を確保するように金を貸す、しかし優先順位の落ちている不要不急のものについては、できるだけこの融資を避けるという、こういうようなこれは指導がございます。単に融資準則のみならず、一般の行政指導におきましても、そういう点をやかましく言っているわけでございます。
先ほどの融資準則についてちょっと伺いたいのですが、今どういうふうになっているのですか。昭和二十二年の改正によるあれは、まだ生きているのかどうか。あれは戦時中の法律でありますからね。先ほどのお話では、あの融資準則に基づいて現在では行政指導をしている。——その内容を具体的に伺いたいのです。
その次に融資準則の貸し出し順位を無視して貸し出しているのではないかという問題でございますが、埼玉銀行については、三十四年の七月に銀行検査をいたしたときにこの問題がもう出ておりました。で、鉄道のこの創立準備資金とか、あるいは創立事務費、測量関係の経費というようなものは、金融機関の資金融通準則上、不急不要のものとはなっておりません。
○水田国務大臣 今の融資準則は、戦後の金融の緊急状態に対処して必要な産業、当時は重点産業でございましたが、特に重点産業に資金を供給するためには不要不急の資金を抑制する必要があるという必要性に基づいてできたものでございますが、その後経済がここまで復興して参りますと、当時きめた優先順位について実際上は非常に判定がむずかしい。
こんなものが——こんなものと言っては失礼な話かもしれませんけれども、今の日本の経済の中で、こういう業種、業態が、融資準則がそうであっても、なおかつどんどん発展をして、巨大な電気を使用し、巨大な設備を擁し、そして巨大な人員を集め、巨大なもうけをしておるのが実情なのであります。
○横山委員 それに関連してお伺いするのですが、そういう金融の抑制措置がもう時間の問題と思われるようなときに、池田総理大臣は名古屋にいらっしゃって、資金の融資準則の変更をする、こうおっしゃったのです。
○森永説明員 私どもの現在の融資準則によりますと、物品販売業とか、旅館のサービス業につきましては若干の融資規制を実行いたしておるわけでございます。まず第一は直接貸付の対象にしないということでございます。代理貸しだけでやっております。
○椎名国務大臣 今公庫の総裁からお話がありましたが、結局は融資準則できまっておる。問題の重点は何といっても中小企業の設備近代化という見地から、もしこれをただ運用の妙だけでなしに、その例外措置を原則として認めるというふうにする必要があれば、その点は関係方面とよく協議いたしまして、改正すべきものは改正したいと思うのであります。
しかし、大蔵省並びに厚生省並びに公庫が発足いたしまするときにおきまして、いろいろな各地区の特殊事情等も十分考慮に入れまして、そうしていわゆる医療金融公庫というものが一般開業医、あるいは薬局、こういうところに低利かつ長期の金融の便を与える、こういうことの趣旨に沿いまして、そうして私どもはそれをやはり融資の面におきましては、その方法等におきましてはきわめて弾力的に、しかも地域の事情等を考慮いたしまして融資準則