1994-06-22 第129回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
私はさきに埼玉県の熊谷普及所と北部蚕業指導所を視察してまいりましたが、こうした調査も踏まえてお聞きしたいと思います。 まず大臣にお伺いしたいのですが、昨年十二月には農蚕園芸局長の私的諮問機関である新普及事業研究会の報告と、総務庁の行政監察結果及び勧告、これがほとんど同時に出されました。
私はさきに埼玉県の熊谷普及所と北部蚕業指導所を視察してまいりましたが、こうした調査も踏まえてお聞きしたいと思います。 まず大臣にお伺いしたいのですが、昨年十二月には農蚕園芸局長の私的諮問機関である新普及事業研究会の報告と、総務庁の行政監察結果及び勧告、これがほとんど同時に出されました。
反対の第二の理由は、蚕業指導所を廃止して農業改良普及所に統合することです。養蚕農家戸数は、一九八〇年のわずか一六%、二万七千戸と大幅に減少し、生糸価格の低迷などから今年産の春繭の予想収穫量は前年産の三三%と最大規模の減少となる見込みと言われています。こうしたときに、蚕業指導所を廃止することは、一層先行きに対する不安、そして養蚕からの離農に追い込むものでしかありません。
それから、蚕業指導所も廃止されまして、改良普及センターに吸収されます。 そこで、農民が非常に心配しております。今までよりもサービスが低下するのではないか、不便になるのではないかというふうに考えて非常に心配しておりますが、その点について御所見を賜りたいと思います。
我が国の農業及び蚕業の振興にとって、農業改良普及所及び蚕業指導所が果たしてきた役割は大きなものがあり、今後ともその役割は大きく、農業者の期待も大きいものがあることは言うまでもありません。 今回の農業改良助長法の一部改正には、協同農業普及事業、蚕業普及事業の発展を阻害しかねない内容が含まれております。 問題点の第一は、法の目的を、新政策に即して改定している点であります。
農業改良普及事業と蚕業の指導事業が統合される、組織としておっしゃるように統合していくわけですが、その際、蚕業指導所は普及所の一つの課になるのですか、課も置かないということになるのですか、あるいは事務所はどうするのか、その辺についてお聞かせください。 大事なことは、この統合が職員の削減につながらないか、この点ではつながらないと約束していただけますか。
もう一つの問題は、今回の蚕業に関する指導事業と協同農業普及事業の統合に、蚕業農家や蚕業指導所の職員の皆さんは指導の停滞や混乱が起こりはしないかと大きな不安を持っています。 私は、先日埼玉県の北部蚕業指導所に行ってまいりましたけれども、例えば職員の皆さんは、蚕業と農業の普及事業の活動の違いから、統合された場合に現在の指導体制が維持できるのかどうかということを問題にされているわけです。
こういう技術面の問題と、それから普及組織としましては、御承知のように沖縄の蚕業指導所、県の蚕業指導所がございまして、そこに蚕業改良指導員及び嘱託の蚕業普及員が国の補助金の対象として置かれているわけでございます。
さらに、対策本部としては、これらの対策事業の指導を強力に推進するため、市町村、農業改良普及所、蚕業指導所、農業試験所、気象台等を含めた指導会議を四月七日以降数回にわたり実施し、指導班を編成して、指導体制、対策事業、技術対策の末端への浸透をはかっておりました。 なお、五月に入ってから、異常気象対策会議を県下五ブロックにおいて計画しておりました。
農協が正本は市町村にあげ、副本は農業改良普及所、蚕糸の場合であれば蚕業指導所に渡し、そこからそれぞれ経路を経て県庁に上がります。県庁では資金の管理をやっております人々と、それから技術の開発をやっております人々とがここで突き合わせができるわけでございますが、そういうことできまりますと、Bの貸付決定通知が出されるわけでございます。貸付決定通知は、正本が信連に参ります。
また受け取ります府県のほうといたしましては、県規則あるいは県条例を設置をいたしまして、それぞれ蚕業指導所を設置をいたしておるわけであります。全国で二百八十七ヵ所の蚕業指導所を持っております。昔流に申しますと、おおむね郡単位科度であったわけであります。
これは昨年の三億千八百万円から今年の三億八千七百万円でありますが、これの内容は二つに分かれまして、一つは県の職員でございますが、養蚕の普及、これは蚕業指導所というものを県庁で持っております。
○中田吉雄君 県の蚕糸課、蚕業指導所、試験場等では、今申し述べられたようなことですら十分徹底していないので、非常に弱っているのです。ですから、そういうことを一つ至急に技術改良課でおまとめになって、試験場、県の蚕糸課等に至急に、蔓延の激甚地等に御指導願いたいと思うのですが、いかがですか。
県は蚕業指導所その他を通じて全養連のやります仕事にいろいろ相談に乗ったかと思います。
こんなことでは大へんだというので、農協へ行って聞いてみたところが、何としても上からの指令でぴしゃっと切られちゃった、一分の余地もございません、じゃ蚕業指導所の方へ行ったらどうだというので、すぐさま熊谷の蚕業指導所の方へ行って所長と会ってお願いしたのですが、私の方では上の県段階から数字を示されたのでどうしようもありませんと言う。
それから次に、蚕糸技術指導強化対策でございますが、蚕糸関係の技術指導の体系は、一般農事と切り離しまして、蚕糸、試験場、蚕業指導所、蚕業技術員という系列で置いてあるのでありますが、これが現状必ずしも安定をしておらないわけでございまして、あるいは予算の面等でも毎年非常に折衝に手数がかかりておりまするし、またその設置の根拠等もあまりはっきりいたしておりませんので、いろいろ不安定な様相が残っているわけでございます
政府は先般蚕業指導所の拡発経費として、昨年度はたつた六百万円の金を予算に計上しました。ところがこんなものはほんとうに九牛の一毛にも足りない。そこで本年は一億円という経費をどうしてもとりたいというような政府の御方針であつた。ところが伝え聞くところによると、この繭の増産には絶対必要である蚕業指導所の経費が、当初考えられた一億円というものがとんでもなく減つてしまつた。
それと養蚕指導員の問題は、これは長い間の提案だつたところが、今度蚕業指導所の拡充費としてようやく六百万円、来年度において二千四百万円ということになつているのだけれども、決してこれはあなたのおつしやるような身分安定という意味じやなく、こういう経費はなかなか取り得ないという事情を私は次官によく申しておきます。これはあとでお答え願いたい。本論はそういうところにないので、これ以上申しません。