2019-05-09 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
薪炭林として、木を、ひこばえが出てきたら有り難くまきとして、燃料としていただく。そして、その灰は当然のことながら畑の肥やしになります。クヌギの葉っぱが葉っぱを落とせば、それを集めてきて踏み込んで腐葉土にする。まさに循環型の農業であります。すなわち、吉川大臣が持続可能というふうにまさに胸を張れる農業が江戸時代から明治にかけての日本の農業でありました。
薪炭林として、木を、ひこばえが出てきたら有り難くまきとして、燃料としていただく。そして、その灰は当然のことながら畑の肥やしになります。クヌギの葉っぱが葉っぱを落とせば、それを集めてきて踏み込んで腐葉土にする。まさに循環型の農業であります。すなわち、吉川大臣が持続可能というふうにまさに胸を張れる農業が江戸時代から明治にかけての日本の農業でありました。
薪炭林でございますけれども、今委員おっしゃられましたように、ナラ類、それからシイ、カシ類、こうしたものを中心に構成されている森林になってございます。主に、これまではまきや炭などの燃料用材として伐採されたり、また、農業用の緑肥として使われてきたような歴史がございます。
それから、話が変わりますけど、今度は薪炭林の話です。 薪炭林というのは何かというと、昔、昔というかつい最近まで、炭を焼くために木を切った林、あるいはまきの材料になったクヌギとかコナラとか、そういうやつです。それが今から四十年前とかそれ以上以前に大体放置されています。
ただ、今、広葉樹は、切られている木というのは、かつての薪炭林というんじゃなくて、それなりにやっぱり広葉樹として管理されてきている木が対象なんですよね。あくまでもやっぱり薪炭林で、山というのは、かなりやっぱりいろんな木生えていますよ、昔ここ薪炭林だというところ。
当時はまだ薪炭林で、コナラ、ナラとか何かを切って炭焼きをして、それが結構使われていましたから。ところが、この一九六一年の状況を見ますと、もう十齢級以上のやつがほとんどない。一方で、住宅需要がずっとこう上がってきましたから、そのせいもあって木材の自由化をやらざるを得なかったということはあるんだろうと思います。
すなわち、かつて林業というのは、御案内のとおり薪炭林、自分で使う、自分の物置小屋を造るときに自分の山から木を出す。それから、農業と林業と兼業でやるというふうに、そこに住んでいるから必要性があって、横浜や東京に住んでいる人が山を持つ必要はないんです。
例えば、水田があり、それからため池があったり、いわゆる農家、農地があって、それから重要なのが、その近くに採草地があって、その森林との間のところに、それからクヌギ林、昔は薪炭林というのを形成していたので、今は余り使われなくなったのですが、こういった環境、鎮守の森があったりとか、そういうようなのが、いわゆるこの景観全体を里山あるいは里地里山と呼ぶことが多いです。
六番のシートでございますけれども、里地里山とは何かということで、本当に釈迦に説法で申しわけなく思いますけれども、狭い意味では、里山と言うときには、炭やまきとかをとる、いわゆる薪炭林、それから、肥料をとる農用林というのは林の部分をいうんですけれども、ここに、絵にあるような全てのところ、これを含めて広義の里山というふうに私は呼んでいますけれども、これを四文字熟語で里地里山と呼んでおります。
減反政策により耕作放棄された田んぼ、さらには、利用されなくなった薪炭林が草やドングリを提供する格好の餌場になり、そこに鳥獣がおりてくるということもあると思います。その草むらをヤギに食べさせたらイノシシの被害が激減したという事例が報告されております。 こういう事例を見ると、やみくもに捕獲するのではなく、被害の未然防除の手だてを考えることも大変効果的と思います。
みんな薪炭林として利用していたけれども、もう利用しないと。我々の祖父母の世代にちゃんと植林してくれたと。だけれども、ほったらかしになっていると。これはもったいないということ。だけれども、木がでかくなっていると。五十年、六十年たっていると。だからコストを下げればいいんじゃないかということを誰も考えるわけです。ですから、集約化と路網の整備、高性能機械の導入によりましてコスト低減をすると。
私はこの法律の名前をすべて一字一句読めと言われたらなかなか難しいんですけれども、生物多様性保全活動促進法案という、いわゆる里地里山、里山里地法案というふうに言われておりますけれども、ここで言う、二次林という言葉は使っておりませんけれども、昔は薪炭林というと、まき、炭の薪炭林とか農用林とかいう言葉が里山になって、それが人の手が加えられた二次林という言葉になったというふうに思っておりますけれども、いずれにしても
ただ、これから制度的に要間伐森林、これの対象から天然林を除くことにつきましては、例えばヒノキの天然更新行いましたような箇所で非常に生育密度が高い、そういったところもあるわけでございますし、また旧薪炭林なんかでクヌギなんかの萌芽更新、こういったものをやった場合には非常に密生したことになってくる。
いずれにしましても、里山林というのは、昔、薪炭林というような形で炭を焼いたような里の近くにある林でございまして、それが薪炭材の需要がなくなって放置をされてきているという状況にあるわけでございますけれども、地域全体的な取組、あるいはそういった都市との交流の中で整備を図るというようなことも含めて、幅広い整備の在り方というものを考えていく必要があるというふうに思っております。
その原因は一体何かということでありますが、これは数値的には示されておりませんが、FAOからの報告では、農地への転用、それからいわゆる非伝統的な焼き畑のための森林の伐採・燃焼、それから過放牧及び薪炭林の過剰採取、こういうものが主な原因として挙げられているということでありまして、これらの原因というのは、原因の事象からおわかりのとおり、後に植林がされているというものではありません。
これは、薪炭林の地域で、新しく産業を起こす必要があるということから大規模林道の考え方が出てきたわけですね。ところが、朝日岳近くの林道は、もともと集落がないところに林道をつくるということですから、大体にして目的がちょっと違うんですね。そういう点での見直しだと思いまして、諫早湾の干拓とはもともと違うものである、こういうふうに思う。
防風林、薪炭林として、また有機質源として今日まで機能を果たしてまいりました。先祖代々大切に受け継がれた農家の貴重な財産でございますが、相続税を納めるためにやむなく手放されて、それが産業廃棄物施設に姿を変えたものでございます。
先生御指摘のとおり最近熱帯林が少なくなってきているという事情があるわけでございますけれども、その減少は、現地におきます無秩序な焼き畑移動耕作の増大、あるいは過度の放牧、あるいは薪炭林の過剰採取、こういったようなものが主な原因でございまして、我が国の木材貿易が必ずしも主たる原因ではないわけでございますけれども、何といいましても熱帯林の地球資源としての重要性にかんがみまして、私どもといたしましては、従来
○参考人(松田堯君) 大規模林道につきましては、森林の管理の上から林道の必要性につきましては今ここで申し上げるまでもないわけでございますけれども、旧薪炭林、かつて薪炭生産をした大規模な森林、これが十分に活用されないまま現在大面積にわたって存在するわけでありまして、その森林の多面的な活用を図るということから大規模林道を開設をしているところでございます。
二番目は、薪炭林とかカラマツとか、戦後需要構造が急激に変化をいたしました。三番目は、輸入材による価格圧迫というものがかなり強い状況であります。四番目に、最近の円高というものがそれに拍車をかけております。 木というものは成長期間が非常に長いものですから、このような歴史的な条件とか中期的な経済状況の変動が重なりますと、どうしても構造的に赤字にならざるを得ない。それが今の状況であります。
まき集めは自分の集落周辺の森林が枯渇したために年々遠くなるわけでありますので、早急なまき、炭をとる薪炭林の植林というのはこれは可及的速やかに必要なことと、それから水集めの労力を少しでも軽減するための井戸掘りであるとか、それから日本で買えば安いものなんですけれども、プラスチック製の水運び容器などというのが実は最も有効なのかもしれないというようなことも考えております。
日本の国土の七〇%は山林であって、四十万ヘクタールの薪炭林はいわば荒れほうだいの状況になっておるところであります。これをやっぱり活用していくことが大事なのではないでしょうか。私どもが知っている例を幾つか、時間がありませんので詳しく紹介することはできませんけれども、そういう山間地にあって谷地田の減反田、これを牧草地にしながら民間放牧をやってうまくいっている例といったものも幾つかあるのであります。
それで大体もう八割あるいは八割を超えるというような状況では、これはアメリカあたりはまず何としても日本に飼料を買ってもらわなければ困るということだと思いますが、いかにしてこの水田の転作減反、水田の有効利用を含めて、中山間の草地造成を含めて、それから山の薪炭林が四百万ヘクタールとも言われておりますが、これは今一部パルプの材料に資しているということがあるかもしれないけれども、ほとんどこれは放任のような状況
いずれにしましても、人口爆発ということと、それから熱帯林での無秩序な薪炭林の伐採、それから貧しい農民の焼き畑移動耕作、耕作をして、焼いて、それから次に移動していく。