1952-11-06 第15回国会 参議院 議院運営委員会 第4号
それに対しまして、與党側を代表しての草葉君の発言も、與党側としては御尤もな発言だと思います。併し一応考えてみますというと、八月二十八日に衆議院が解散される当時、緊急質問を国民に代つてしたい問題が山積しておりました。ところがああいう抜打解散で、質すこともできずに総選挙となつたわけでございますが、自由党さんの内部事情も関連して、組閣完了も相当時間的に手間どつたようでございます。
それに対しまして、與党側を代表しての草葉君の発言も、與党側としては御尤もな発言だと思います。併し一応考えてみますというと、八月二十八日に衆議院が解散される当時、緊急質問を国民に代つてしたい問題が山積しておりました。ところがああいう抜打解散で、質すこともできずに総選挙となつたわけでございますが、自由党さんの内部事情も関連して、組閣完了も相当時間的に手間どつたようでございます。
○議長(佐藤尚武君) 第一段の点は、ああいうような動議とり上げ方について與党側から私が脅迫されたというような疑いが多分に野党側にあるというお話でありましたが、これは先ほどもはつきり申上げました通りに、そういつたような脅迫がましいことであるとか、或いは強要がましいことであるとかいうことは断じてなかつたのでありまして、この点は私が率直に申上げます。
且つ私の拝見しておるところでは、議長は議事のお裁きの上においては、今日御自身が御言明になつた通りに、公平過ぎるほど公平におやりになつておられる、これは與党側からもそういう声が出ております。が、公平に今日までお取扱い頂いておつて、いわゆる権道を弄するかたではなかつた、私はかように拝見しております。
その多数は今回の破防法案の場合は與党側にありました。が併し、そうでなくて、この次の場合にはどういう、何かのめぐり合せで野党側のほうが多数にならんとも限らないのであります。野党側と申しまするのは、その場合には或いは緑風会も野党側のほうに入ることは皆無ではございませんでしよう。
而もその不当な行使に至るまでの原因としましては、明らかにこれは與党側の圧迫と、これに対するところの陰謀的な取引があつたということは、この前も私は議長不信任の場合にその理由の一端を申上げたところであります。つまり当日小林英三君が動議を出された、あの動議を出されましたときに、それを受けて立つところの議長の発言がちやんと事前において用意されておつた。ちやんと紙に書かれておつた。
與党側からは投票を妨害した野党側の責任が追及をせられております。併しながらこの両者を冷静に判断いたして参りまする場合には、鶏と卵の関係ではございません。明瞭に国会法の精神から申しましても、参議院規則を破ろうとしたところの小林英三君の動議が混乱の主因をなしたことは一点の疑うべき余地もないのであります。
(「知らないのだ」と呼ぶ者あり)佐藤議長はこの破防法の通過に当りまして……、通過に與党側の諸君と協力をして、今日のこの職権によるところの本会議の招集となつたのであります。果してこれが公正なる中立的な立場を要請されるところの議長としての行為であるでありましようか。(「ある」「ない」と呼ぶ者あり)私は反対せざるを得ないのであります。
そこで、今各種の御議論がございましたが、與党側においてお考え直しになるようなことがございますか。
従つて與党側は数日にわたつて御相談しておるはずですが、内容について気に入らないのか、それとも取扱いについてまだ妥結ができないのか、ただ次会々々ということで保留して行くという決議案の取扱いはいかぬと思います。上程できるかできないか、きつぱりきまりをつけないと、毎日これが出て来る。出たたびに次会々々ということでやらなければならぬ。そういうことをやらないで、早くきめた方がいいと思う。
○石田委員長 本決議案が延ばされましたのは、そういう理由も当初ありましたが、その後において與党側から、当該委員会に回付して研究した上、出し直してもらいたいという発言があつて、それより保留してもらいたいという御希望があつて、保留になつておるのであります。一応経過だけ御報告申し上げておきます。
○政府委員(鈴木俊一君) 衆議院におきまして、御指摘のような特別市の関係の法律案がたしか六通り出ておると思うのでございますが、内容的には三通りでございまして、一つは特別市に指定するという法律案、一つは地方自治法の改正で特別市の指定の法律の投票をいたします場合に、特別市の区域だけで投票するというための自治法の改正の法律案、いま一つは特別市制度を自治法から落してしまうという法律案、これがたしか野党側、與党側両方
いや、むしろ「参議院の修正を尊重して」というのが、「修正の趣旨を斟酌して」と改められたことは、衆議院側、與党側の一歩前進であり、参議院側の一歩後退、譲歩だとさえ言い得るものであります。
そこで今まで延ばしておつた責任を追究されれば別問題容ございますが、私は與党側には、すみやかに態度を決定して上程せざるを得ないものであるということを、画三再四申して来ておるのであります。しかしいまだ態度の決定に至つておりません。そこで、私はあなた方と同感であるということを申し上げて、これは次回の本会議の日程に上せざるを得ないものと考えますので、その旨議長に答申いたします。
○椎熊委員 きようは会期の問題とか、こういう国会の原則の問題を話合つておる絶好の機会ですから申し上げますけれども、このごろどうも與党側で、国会の審議のルールを乱すことが非常に多いのを遺憾に思います。たとえば委員会を上つた法律案等を、かつてに與党の都合で何日も引延ばす。現にきようは農林委員会で重要問題になつております畜犬競技法、いわゆるドツグ・レースの問題、これはどういうことになりますか。
先ほどの議院運営委員会におきましては、二時半から本会議を開会することにいたしまして散会をいたしたのでありますが、その後與党側から、日程第一について党議がまとまらないで協議中だから、延ばしてもらいたいという申出が再三ございまして、ただいままで延引いたしたのあります。その後、與党側の方で党議がまとまつたそうでございます。そりまとまつた党議は、前におきめ願つたことと違つて参りました。
通信建設の会社につきましては、野党側からもたびたび質問を受けましたが、同時に與党側からもこの点の質問を受けておりますので、過去の委員会においてこの通信会社に対する電気通信省の態度は明確にいたしておるのでありますから、重ねて申し上げる要もないようでありますが、稻村委員はこの委員会に来られたのも最近のようでありますので、はつきり申上げておきたいと思います。
それに対しましてむしろ與党側が、地方制度調査会に持ち込むとか、あるいは法案の握りつぶしの策動をやるという形で、それの緩和をはかろうという形が出ておると思うのです。こういうふうに日本の官僚は頭の先からつめの先まで、明らかにかつての満州における官僚のように、まつたく売国的な、植民地的な官僚に成り下つておると言わざるを得ないと思うのです。
與党側としては、取消しに応じなかつたということで出されたものと思います。ですから取消しに応ぜられたという事実がはつきりしたのですから、私の方から與党に伺います。前提がかわつたのでありますから、青野一君の懲罰動議は、この際御撤回願いたいと思いますが、いかがでございましようか。
この内閣をもつて、ほんとうの責任政治を行わせて行くという與党側は熱意を欠いておる。愛国的熱意が足りないのだ。こう私どもは思う。これは與党の責任であります。従つてこの與党や政府の無責任によつて会期がこれから一箇月延ばされるということは、野党側にとつては迷惑しごくなことです。
しかしこれからどうするかということについては、與党側の方では、今急遽議員を動員しておるという話ですが、そのことについて御相談をしたいと思います。
われわれが当選以来今日まで約三年間議運をやり、場内交渉係をやつて得て来た経験上、大蔵大臣の財政演説、予算に関する問題に対して、これは憲法上疑義がある、参議院でこれこれだというような問題がそれほど重大であるならば、その日の議院運営委員会に野党側からこれを諮られて、與党側でもこれを了承するというのならば、上つてもまだ多少は認められる。
長年の御経験上——必ず川崎君をただちに引きおろせ、降壇を命じろと私たちは議長に言うておるのですから、議長が考えておることは、ここで與党側の交渉委員の言う通りに、それでは川崎君に降壇を命ずる、聞かないから衛視執行と来た場合には、それはひつくり返つたような騒動が起きて……(発言する者多し)黙つて聞け、大事なことだ。じようだんじやない、真剣な問題だ。
與党側の議長を擁護する建前からはそういうふうに感ぜられることはもつともであると私は思います。反対党の、少数党のわれわれとしては、やはり自分の主張の正しさに根拠を置かなければ闘いにならぬのです。議長に同情しつつ、もつともだ、もつともだでは議会の論争にならぬですよ。その辺もどうかひとつ御了承願いたい。
要するに、これは前例のないところではないのでありまして、かつてもそういう事態の取扱いをしたこともありますので、この際そういう寛大な処置をとるということについて、與党側としても十分ひとつお考えを特にお願い申し上げたいと思うのであります。
これは民主議会においては当然のこととは存じますが、その動議否決の直後に、間髪を入れずして質疑打切りの動議を與党側が提出し、これをわれわれは重大な提議と信じましたので、委員長並びに與党の諸君に何らか交渉をいたそうといたしましたにかかわらず、その交渉をも無視いたしまして、一方的な質疑の打切りを強行いたしましたことは、われわれ野党としてまことに遺憾に感じておるものであります。