1965-05-18 第48回国会 衆議院 商工委員会 第37号
○臼井政府委員 ただいま御決議いただきました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議の趣旨及び先日の私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議の趣旨にかんがみまして、政府といたしましては公正取引委員会の予算及び機構の拡充強化につきまして、公正取引委員会の機能が十分に発揮できるように一そうの努力を重ねる所存でございます。
○臼井政府委員 ただいま御決議いただきました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議の趣旨及び先日の私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議の趣旨にかんがみまして、政府といたしましては公正取引委員会の予算及び機構の拡充強化につきまして、公正取引委員会の機能が十分に発揮できるように一そうの努力を重ねる所存でございます。
○臼井政府委員 本案の提案理由の際に説明申し上げました改正点の一つであります原材料等の対価の下請代金の支払い期日より早い時期の相殺等の禁止であると申し上げたのでありますが、これは本案の条文に即して申し上げますと、原材料等の代金を、下請代金の支払い期日より早い時期に下請代金から差し引き、また取り立てることが禁止されているわけでございます。
○臼井政府委員 いまも御説明申し上げましたように、法律の条文には早期相殺ということばは書いてないのですが、ただ法案の提案理由の説明の際に、俗にこれを早期相殺というようなことばを用いるものもありますので、そこでまあ俗称を用いた点にそういう疑義を生じたと考えるのでありまして、でございますから、正確にこれを御説明申し上げるならば、この条文に書いてあるとおり申し上げればよかったのでございますが、その点は確かに
○臼井政府委員 本案に関する提理由の説明中に、「その下請代金と相殺し、」ということばで説明いたしてございまして、この「相殺」というのは、先刻申し上げましたように俗のことばに従って述べたのでありますが、しかし、民法上の性格の定義から申しましても確かに疑義がございますので、そこで、「相殺し、」を「から差し引き」と、こういうように訂正をいたしまして、「その下請代金から差し引き、又は支払わせることにより、」
○臼井政府委員 この点は、繰り返して申し上げておりますように、他の事例等に対してはしない。この問題は最近になって突然起こった問題ではございませんで、御承知のように、すでに農地開放当時からこれに対する反対がありまして、そして提訴をいたしましたものも相当な数にのぼっております。
○臼井政府委員 戦争被害というと非常に広範囲になるわけでありますが、その中でも一番目立っておりますものは、応召軍人の戦死、戦傷、またその家族の受けた痛手、あるいはまた海外にあって引き揚げてきた方々、それからそのほか内地におきまして戦争に協力のために軍人に準じていろいろ働かれた方々、さらにそのほか戦災による死傷者の方もあります。あるいはまた原爆による被害者の方もあります。
○臼井政府委員 これは昨日も、大蔵大臣もお答え申し上げましたように、そういう事例を引いて、他に及ぼすということはしない、こういうことを申し上げております。ただ在外財産の問題につきましては、ただいま申し上げましたように、政府としては一応片づいたとしておる問題でありますけれども、さらに審議会でこれを審議いたしましてその結果を見る、こういうことになっております。
○臼井政府委員 わが国の経済が基調となしている自由主義経済の原則から申しましても、公正な競争、これを保持することが必要であるわけであります。もちろん自由放任の自由というものはほんとうの自由ということではございませんけれども、おのずから公正なる競争とともに公正なる秩序を保持する、そういう意味におきまして、公正取引委員会の使命というものも非常に重要でございます。
○臼井政府委員 ただいま私からも申し上げましたように、独占禁止法等の法律を厳正適確にこれを運用していくことが、日本経済の発展のため、また中小企業者や、また消費者、これらの利益を守る上におきまして重要でございます。
○臼井政府委員 この点につきましては、ただいまも私からお答え申し上げましたとおりでございまして、私の申し上げることがあるいは御不満かもしれませんが、私も政府の一員として政府を代表して申し上げるわけでございまして、したがって、政府といたしましても、独占禁止法等の施行、運用に差しつかえのないように、−予算面においても機構の面においても今後一そう拡充いたしまして、これを強力に推進していく考えでございます。
○臼井政府委員 その当時から現在にも引き続いておる。おことばのとおりであるならば両方、こういうことにもなろうと思います。
○臼井政府委員 学説につきましてはいろいろございまするけれども、しかし、正確な法的な解釈につきましては、やはり法制局の見解にまつほうが至当かと存じますので、法制局から答弁をすることにいたしたいと思います。
○臼井政府委員 大体においてさようお受け取りいただいてけっこうであります。
○臼井政府委員 当初新たに仙台、広島、高松に地方事務所を設置しようという考えで、それで四十五名という定員増の要望をいたしたのでございますが、種々の事情で本年は仙台一カ所だけ地方事務所を設置する、こういうことにきまりました。
○臼井政府委員 だんだんの御意見でございまして、実際最近の経済のあらゆる点の動きといいますか、変化というものが非常に激しいので、そういう御意見も当然出るかと思うのでありますが、しかし幸いに公取の職員の諸君は非常に努力をせられて、また優秀な人材もお集まりでございますので、したがって、必ずしも数字的の、算術的な数ばかりにその業績というものはよりませんので、より一そうの成績をあげられると考えますけれども、
○臼井政府委員 ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、御趣旨に沿いまして、政府といたしましても十分検討いたしたいと存じます。 —————————————
○臼井政府委員 もしなおそういう専門的なことについての数字的な答弁が、はたして来ましてもできるかどうかは別といたしまして、もし御希望であれば、農林省の農地局長でも招致いたそうかと考えております。
○臼井政府委員 一通りお答えする用意はございますけれども、しかし、ことに専門的ないろいろな部面にわたりましては、場合によりましては御要求によってそれぞれ政府委員を出席いたさせまして御答弁いたしたい、かように考えます。
○臼井政府委員 資料の問題でございますが、いま調査室長の申し上げましたように、一応十六年、二十五年、三十年、三十五年と自小作農別の農家の戸数の数字はございますけれども、しかし、毎年ごとのがただいま手元にございませんから、至急これは調査いたしまして、資料として提出をいたしたい、かように考えますが、おそらく農林省のほうでは、そういうものは詳細にあると考えます。
○臼井政府委員 その点につきましては、いまも申し上げましたように、税金を何で納めるか、普通は金銭で納めるのが常識でございますけれども、それにかえって、有価証券あるいは土地家屋というような不動産とか、農地も不動産でございますが、これを農地をもって、農地も耕地でありますけれども土地である、こういうことで、本人の選択によってこれを納めたわけでありまするので、農地改革による強制買収とはその性質と形態を異にしておる
○臼井政府委員 これは社会保障的な考えからではございませんで、先ほど申し上げましたように、その功績に対して、また心理的な影響に対してのねぎらいをするということでございます。社会保障的な見地からではないということになっております。
○臼井政府委員 ILOが通りまして、国家公務員法の一部が改正になりますと、総理府に人事局ができまして、その中に公務員制度調査室も吸収される、こういうことになるわけであります。
○臼井政府委員 ほかの府県ではそういうあれはございませんで、一応みな回答が参っております。
○臼井政府委員 公正取引委員会の予算総額は、四十年度におきましては二億五千九百二十五万五千円でございまして、前年度に比較しまして三千七百十五万七千円の増額になっておるわけでございます。したがいまして、機構、定員につきましても、いまお話がございましたように、仙台に事務所を設置いたしまして、定員も十一名増加するわけでございます。
○臼井政府委員 その点につきましては、先ほど申し上げましたように、日本の現代にふさわしい一つの家庭のあり方、ことに人間関係等では、戦後の家族制度が非常に変わってまいりましたので、そこで親子の関係、対老人関係とか、非常に従来と変わってきて、いいところもあるのですけれども、またそこに将来の日本にとって非常に心配しなければならぬような問題もございますから、それらについて、一つのビジョンというか、一つの理想図
○臼井政府委員 港湾関係につきましては、一つは港湾で働かれる労働者の問題、それから施設とか、いろいろ問題がございますけれども、この審議会におきましては、内閣総理大臣の諮問に応じていろいろ各省にわたる問題を調整、審議する、そして内閣総理大臣に答申するということでございますが、一方また港湾労働法案が通過いたしますと、港湾労働に関する労働省関係の問題につきましても、労働大臣の諮問に応じてまたこれも答申する
○臼井政府委員 最近、いろいろ科学の進歩に伴いまして、家庭生活のあり方につきましても、その合理化とか、生活技術あるいは家庭生活の設計、さらにまた、戦後にいろいろ家族制度の変化もまいっております。
○臼井政府委員 公的な行為であるか私的な行為であるかということは、これは宮内庁において判断をせられるわけでありますが、しかし、その判断につきましての責任は、もちろん私のほうで監督の責任上当然負うわけでございます。
○臼井政府委員 私は、ただいま宇佐美長官がお答え申し上げましたように、やはり宮中においていろいろ行事とかあるいは天皇に奉仕するとか、いろいろそういうことがおありのために、そちらのほうを代理さぜることばかりではいかぬ、こういうような配慮から、むしろ例外的に次長が政府委員となって、長官が政府委員でないということになっておるようでございますけれども、なお、この点につきましては、私のほうでもよくひとつ検討いたしてみたいと
○臼井政府委員 憲法に対するいろいろの意見は、調査会でも出ておるわけでございまして、 したがって、人それぞれによっていろいろの御意見はあろうかと存じますが、政府におきましては、もちろん現在の憲法を順守するというその責任がはっきりいたしておるのでございますから、私どもは現在の憲法を順守していくというこういう責任をもって、そのたてまえをとっておる次第でございます。
○臼井政府委員 これはなるほど御指摘をされると、そういう誤解も確かに生ずるわけでございまして、「宮中行事をはじめ内外御交際、各種行事への御出席等公的な諸行事に参加をされる」と、こうなっておりますので、ただこの文章が不正確と言われればまことにそのとおりかと思うのですが、この意味は、確かに宮中の諸行事の大部分はもちろん公的でございましょうし、それから内外御交際または各種行事のうちの大部分はやはり公的なものが
○臼井政府委員 天皇の行なう国民のための国事行為というものは、内閣の助言と承認によって行なうわけでありますが、他の皇族に関しましてはこういう規定は別にございませんけれども、皇族という地位が憲法また皇室典範によってきめられておりますので、したがって、その皇族という立場におかれて、国民のために公的な行為をせられる、こういうわけであります。
○臼井政府委員 政府といたしましては、ただいま申し上げましたような理由で現在の栄典を行なっておりますので、政府といたしましてはこのままで続いてやっていく、こういう考え方でございます。
○臼井政府委員 まあ政府としては提案者ではございませんが、ただいま提案者の一人である八田委員から申し述べました理由は、政府としても妥当である、かように考えております。
○臼井政府委員 ひとつよく検討いたします。
○臼井政府委員 本案が、農地補償法案でなくて、報償ということばを使っている理由はどうかというお話でございますが、これはすでに最高裁でも裁判で決定が出ておりまするけれども、当時といたしましては適当と認められる対価で政府が買収をいたしております。
○臼井政府委員 この給付金の支給は、旧賃貸借価格を基準としてやったほうがむしろ公平ではないかというような御意見だと思うのであります。
○臼井政府委員 ……(発言する者多く、聴取不能) 〔発言する者、離席する者多し〕
○臼井政府委員 どうもその法律になるとあれですが、その国葬令というようなものは、現在は生きていないというふうに聞いておるわけでございます。
○臼井政府委員 現在は、これはその中に入っておらないように聞いております。
○臼井政府委員 そのとおりでございます。
○臼井政府委員 港湾調整審議会は、すでに御承知のように、港湾に関する各行政機関の施策のうちで総合調整を要するものに関しまして、総理大臣の諮問に応じてこれを調査審議するという機関でございます。
○臼井政府委員 ただいまの御質問、御意見のように、そういう方向に沿って組織をし、運営をしていきたい、かように考えております。
○臼井政府委員 田口先生のお気持ちはよくわかるのでございまして、この公務員のベースアップと恩給の引き上げとの比例が、そのとおり取れていないではないかという御質問かと思うのですが、いま申し上げたように、一つは予算の面も、もちろん財政上の理由からございますが、そればかりでなく、現役と非現役といいますか、要するに現役の方ですと、ひとり生活水準の向上、物価の上昇のほかに、語弊がありますけれども、需要供給といいますか
○臼井政府委員 恩給のほうは恩給法によりましてやっておりますが、ただ、従来財政上の事由等もありまして、十分にこれが増額ができなかったがために、下のほうに厚く上のほうに薄いというような、悪くいえば便宜的な手段も講じたのでございますが、したがって、これを極端にいえば下のほうの兵の階級に統一するというわけには、性格上、また法律上からもいかぬ問題だ、こう考えられるわけでございます。
○臼井政府委員 御決議になりました事項は、いずれも重要かつ困難な事項でございますが、御趣旨によりましてさらに引き続き検討を加え、できるだけすみやかに結論を出すように努力いたしたいと存じます。 —————————————