2003-05-14 第156回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
副大臣は、厚生政務次官や厚生常任委員長などを歴任した自民党厚生族の有力者だというふうに私は認識しておりますが、社団法人日本柔道整復師会の会報、日整広報百二十四号には、一九九六年第八回理事会で、香川県接骨師会会長である山田理事から木村義雄衆議院議員が顧問に推薦され、同理事会で承認されたと報告されております。副大臣もそのことは御承知だと思います。
副大臣は、厚生政務次官や厚生常任委員長などを歴任した自民党厚生族の有力者だというふうに私は認識しておりますが、社団法人日本柔道整復師会の会報、日整広報百二十四号には、一九九六年第八回理事会で、香川県接骨師会会長である山田理事から木村義雄衆議院議員が顧問に推薦され、同理事会で承認されたと報告されております。副大臣もそのことは御承知だと思います。
そして、その後、一九九九年の末、予算編成のときに、医師会からいろいろ圧力があって開かれた自民党厚生族のいわゆるボス会議で、高齢者の薬剤費別途負担を予算措置で政府が肩代わりすることで免除しようという暴挙に出たわけですが、小泉さんただ一人が反対されたということを聞いて、さすが小泉さん、ますます私は小泉さんに対する期待を持ったわけであります。
この結論を見てみますと、三割負担の時期を法案明記することを絶対譲れない小泉さんと、一方で抜本改革の先送りをしたい自民党厚生族議員のメンツをともに保つ、そういう決着になったように私は受けとめるわけであります。要は、小泉さんは名をとって、族議員は実をとった。三割負担の法案明記と抜本改革の骨抜き、そういう構図ではないかというふうに思うわけです。
総理も小泉厚生大臣もいわゆる自民党厚生族の大物議員と世間から見られております。そのためか、近年発覚し、厚生省が関与したとして問題になった血液製剤によるHIV感染症あるいは彩福祉グループ事件の折にも、それにかかわった業者から政治献金を受けていたとして名前が挙げられ、自主的に政治献金を返却したとされております。