1986-05-09 第104回国会 衆議院 環境委員会 第4号
大気汚染の発生源である自動車道路沿いの地域については、道路が自動車排ガスによる大気汚染の発生源であるという考え方に専門委員会は立っていると思うのです。その発生源に隣接する地域などの汚染は一般環境よりひどい状況にあるということで、この留意事項が書かれたというのは大変に意義が深いと私は考えております。
大気汚染の発生源である自動車道路沿いの地域については、道路が自動車排ガスによる大気汚染の発生源であるという考え方に専門委員会は立っていると思うのです。その発生源に隣接する地域などの汚染は一般環境よりひどい状況にあるということで、この留意事項が書かれたというのは大変に意義が深いと私は考えております。
ただ、一般の道路の場合には道路沿線におきます大気汚染も、通常NOxの自動車から出ます分、それからSOx、NOxを含めまして固定発生源からの分の複合汚染の形態をとっているわけでございまして、現在私どもがやっておりますような硫黄酸化物を中心としました地域指定の方式で大体カバーされるわけでございますが、先生前からも御指摘ございますように、幹線自動車道路沿いでは、工場、事業場等からの硫黄酸化物の影響が少ないような
燃料輸送のこのパイプラインでございますが、当初、千葉港頭から東関東自動車道路沿いに成田空港まで約四十四キロございますが、パイプラインを布設するという計画で進めておりましたところ、鉄道、河川、道路横断部分の工事に相当長時間かかるということ、また千葉市内のルートの一部について沿道の住民、千葉市当局の関係から、工事を中止せざるを得ない状態に立ち至りまして、全体の完成には今後、相当の時間を要する状態になっております