2019-04-17 第198回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第3号
第一日目は、まず関西国際空港を訪問し、顔認証ゲートや自動化ゲートなど、入出国審査における最新機器の活用状況や検疫、税関検査等の状況を確認しつつ、空港関係者から、人的交流を通じた相互理解の促進に貢献しているインバウンドの状況及びその対応、特にCIQ部門を中心とする安全確保の取組等について説明を聴取いたしました。
第一日目は、まず関西国際空港を訪問し、顔認証ゲートや自動化ゲートなど、入出国審査における最新機器の活用状況や検疫、税関検査等の状況を確認しつつ、空港関係者から、人的交流を通じた相互理解の促進に貢献しているインバウンドの状況及びその対応、特にCIQ部門を中心とする安全確保の取組等について説明を聴取いたしました。
○政府参考人(佐々木聖子君) まず、円滑な出入国審査の取組でございますけれども、入国審査官の機動的な配置や上陸審査場案内の充実、自動化ゲートの運用等を行ってきたところです。 また、入国審査のためのバイオカートにつきまして、現在、合計十七空港で運用を行っているところでございまして、今年度は、羽田空港、博多港、それから対馬の比田勝港に新たに配備する予定です。
○風間直樹君 最近、私、海外出張などから帰国するときに空港で気付くんですけれども、成田とか、あと羽田ですね、入国審査、今までほとんど列に並んでパスポートのチェックを受けるというのが通常だったんですけれども、どうもここ最近、特にその自動化ゲートが増えているように感じます。あれもこの税を使った一例というふうに理解してよろしいんでしょうか。
それは、自動化ゲートができたおかげで多くの利用者は自動化ゲートを活用していると。私自身は自動化ゲートは使わなかったんですが、ほとんど並ばなかったという状況でした。 他方、この使途として考えられている二番目と三番目の施策については、この法律の規定では、読んでいただければ分かりますが、何でも含まれるわけですね。例えば政府の観光ビジョンを見てみますと、いろんな施策が書かれています。
また、円滑な入国審査のための取組といたしまして、入国審査官の機動的な配置、さらに上陸審査場案内の充実、また自動化ゲートの運用を行っているほか、平成二十八年十月一日からは関西、高松及び那覇空港におきまして、また平成二十九年は四月十五日でありますが、成田、中部、新千歳、福岡、静岡空港等十二空港におきましてバイオカートの運用を行っております。
顔認証ゲートでございますが、これは日本人の出帰国手続におきまして、旅券のICチップ内の顔画像と顔認証ゲートのカメラで撮影いたしました顔画像を照合することによりまして同一性の確認を機械的に行うという自動化ゲートでございます。
既に、観光ビジョン実現プログラム二〇一七年ですか、これは平成二十九年五月のいわゆる閣僚会議決定なものでありますけれども、我が国の空港における出国手続に要する時間短縮のために、外国人出国手続の自動化ゲートの利用拡大ということが掲げられております。
本年十月十八日には、日本人の出帰国手続を合理化してより多くの入国審査官を外国人の審査に充てることを目的として、顔認証技術を活用した自動化ゲートを羽田空港に新たに導入しました。まずは日本人の帰国確認について運用を開始し、現在順調に運用が行われているところですが、今後とも、入国審査の更なる高度化の実現に努めてまいります。
本年十月十八日には、日本人の出帰国手続を合理化して、より多くの入国審査官を外国人の審査に充てることを目的として、顔認証技術を活用した自動化ゲートを羽田空港に新たに導入しました。まずは日本人の帰国確認について運用を開始し、現在、順調に運用が行われているところですが、今後とも入国審査のさらなる高度化の実現に努めてまいります。
今後、ビジネス客のみならず、外国人観光客等の自動化ゲート利用実現のため、実施状況を検証した上で、平成三十二年までに対象者の拡大の実現を目指しております。 また、厳格な入国管理の方ですが、平成十九年から顔写真や指紋の個人識別情報を活用した入国審査を行っております。
そして本年十一月からは、一定の要件を満たす、信頼できる渡航者と認められた外国人ビジネス関係者について自動化ゲートの利用を可能としますトラスティド・トラベラー・プログラムを導入するなどをしておるわけであります。
今後の取り組みとしては、出入国管理上のリスクが低く、信頼できると見られる渡航者、トラステッドトラベラー、そんなふうに我々は言っておりますけれども、そういう方に対しての自動化ゲートの対象、これを十一月一日から開始したいと思っております。また、先ほど入管局長からも話がありましたが、関空以外の成田その他の空港にバイオカートを可能な限り早期に導入していきたいと思っております。
そこで、今後、具体的には、上陸審査におけます指紋等の個人識別情報の取得の迅速化を図るため、上陸審査の待ち時間の間に指紋及び顔写真の提供を受ける機器、これバイオカートと呼んでおりますけれども、その導入や、出入国管理上のリスクが低い信頼できる渡航者、これトラステッドトラベラーと申しておりますけれども、これを自動化ゲートの対象とする制度の導入、それから、ただいま御指摘いただきました、あらかじめ外国の出発地
民間との連携では、法務省においては、これまでも、迅速な審査を実施するための、空港の審査場において案内等を行うブースコンシェルジュのほか、審査手続の支援を行う通訳人、自動化ゲート利用者登録の事務補助員など、民間の力を活用しつつ、さまざまな取り組みを行ってまいりました。
具体的には、円滑な入国審査のため、入国審査官の機動的配置や上陸審査場案内の充実、自動化ゲートの運用等を行っております。 厳格な入国管理のためには、個人識別、いわゆる顔写真あるいは指紋を活用した入国審査や、航空会社に対して乗客の予約記録、いわゆるPNRの報告を求め、昨年十月に設置した出入国管理インテリジェンス・センターにおいてその情報を分析して、不審者を発見する手法の活用等を行っております。
次に、訪日外国人旅行者を円滑に受け入れるための施策といたしましては、上陸審査場での審査待ち時間を短縮等するために、審査待ちの行列をしている間に指紋や顔写真の提供を受ける、そのような機械、これはバイオカートと通称しておりますが、そのような機器の導入でございますとか、出入国管理上のリスクが低い者、リピーターの者ですね、トラステッドトラベラーといいますが、この外国人を自動化ゲートの対象とする制度の導入などに
さらに、二十八年度の予算におきましては、基礎的なところで、入国審査官百六十二人の増員のほか、これは自動化の推進でございますが、出入国管理上のリスクが低い旅行者につきまして、自動化ゲートの対象とする制度の導入を進めることにしてございます。
人をふやすことによって単位時間当たりの審査の数をふやして時間を短縮するというのがベースになってございますが、さらに、機械化の措置といたしまして、一つは、自動化ゲートの利用者を、今、外国人につきましては非常に限定的な人しか使えませんが、今後につきましては、頻繁に短期でリピートするビジネスマンのような方々などを主たる対象といたしまして、事前に審査して登録することによって自動化ゲートで入れるようにしよう。
昨年の外務委員会でも質問させていただきました、これはWTOとは少し外れてきますけれども、一定基準を満たした渡航者に対する自動化ゲート、この取り組みは日本がおくれているという話を昨年この委員会でさせていただきました。 一つの例として、アメリカのグローバルエントリーのシステムを、これはどうなのと。アメリカはどうぞやりましょうと言っているのに、日本がちょっと立ちおくれていた。
ほかの部分は、こういう自動化ゲートのところというのはどんな取り組みがありますか。今のところはまだこれだけですか。グローバルエントリー以外のこうした類似のシステムというのもやるべきだということを言っているわけですけれども、これは取り組みはされていますか。 〔委員長退席、三ッ矢委員長代理着席〕
そこで、法務省におかれましては、現在、日本人の出帰国審査の合理化、外国人の出入国審査の更なる迅速化を図るため、顔認証技術を活用した自動化ゲート導入等につきましては国が推し進める大きな施策であろうかと思われますので、今後、国が主導してこれらの機器を設置していくというお考えはおありでしょうか。また、さらに、今後の予算について御所見をお聞かせいただきたいと思います。
これまで個人識別情報、これを活用いたしまして入国審査をしておりますし、また事前の旅客情報に加えまして乗客の予約に関する記録、PNRということでそうした取得に万全を期し、また自動化ゲートなどの導入ということで実施してきたところでございます。現在、自動化ゲートにおける顔認証技術の活用も検討をしているというところでございます。
○政府参考人(井上宏君) 委員お尋ねの日本人の自動化ゲートによる顔認証技術の活用につきましては、これができますと、事前の利用希望者登録の手続が要らなくなるということから、自動化ゲートの利用者を飛躍的に増加させることができまして、日本人の出帰国の審査の合理化が格段に進み、これの結果、外国人出入国審査の迅速化に寄与することができると考えておるところでございます。
法務省といたしましても、我が国が、国民の安全、安心を確保しつつ、外国との間で風通しよく人が往来できるよう、計画的に出入国審査体制を整備するとともに、日本人の出帰国審査の合理化、外国人の出入国審査の更なる迅速化を図るため、顔認証技術を活用した自動化ゲートの導入について、速やかに検討を進めてまいります。