2021-05-11 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
この配合飼料価格というのは、肉牛生産において生産費に占める割合が素牛代に続いて大きな金額でございますので、肥育農家は非常に厳しい状況に追い込まれています。
この配合飼料価格というのは、肉牛生産において生産費に占める割合が素牛代に続いて大きな金額でございますので、肥育農家は非常に厳しい状況に追い込まれています。
例えば、肉牛協会の方は、初めからこの議論は無理があると思っていた、どこで何があるか分からない時代だと、規制改革会議の議事録を見たが、あれは大多数の農家の声じゃない、企業的に大きくやっている方が、更に大きくするのに問題があるという点から議論が始まっているんじゃないか、中小・家族経営を大事にしなければならないときなのにと、こういう意見。
その中で、昨年四月からコロナの影響で肉牛が下落したということから制度を変えた牛マルキン、肉用牛肥育経営安定交付金制度でありますけれども、この制度が福島の実情に合っていない状況であるということを申し上げさせていただきました。
○紙智子君 それでは、肉牛についてもお聞きします。 今年九月の牛肉の枝肉卸売価格が、和牛でキロ当たり二千八十七円ですが、交雑種で千三百五十一円、乳牛は九百二十三円です。和牛に比べて交雑種と乳牛の価格というのは戻っていないんですね。保管対策など必要ではないでしょうか。
なのですが、大規模な畜産農家になりますと、肉牛が四千五百頭、乳牛が百三十頭という、そういう飼育をしていらっしゃいまして、これらから出るふん尿が一日五十トン、一週間で四百トン余りと、大量な処理を必要とされます。天候が優れない時期などは強烈なアンモニア臭を発生して、先ほどからありますその農泊ですね、農泊事業という周囲の観光業にも悪い影響を与えております。
酪農家が百戸あるんですけれども、乳牛、育成牛、肉牛合わせると三万頭もの牛が町内の中にいるということで、その家畜のふん尿を発酵させて発生したバイオガスを活用して発電も行うし、売電も行うし、そして余剰熱を使ってチョウザメの飼育を行ったりですとか、マンゴーの試験栽培まで行われていたんですよね。
大臣も、産地は肉牛、特に多くあられると思うので十分御承知だと思いますし、酪農関係、エリアにあることはもう十分御承知だと思っていますけれども、生物を育てて産業にされている方が休業なんてとれますか。雇用調整助成金を申請して休業手当をとって、それでしのげる、このことを堂々とお話しされること自体、私は極めてがっかりしました。 そして、持続化給付金。
大臣、大分県の竹田の肉牛農家の話も伺ったので、少し紹介したいと思います。 子牛の価格が去年の五月に比べて二〇%下落、十七万円安、六十三万円になってしまった、これを機会にもう繁殖をやめようという農家が出てきそうだ、後継者のいない高齢者の農家にとっては、これは特にそうだということを、生産農家の方も、それからJAの方もおっしゃっているということであります。
まず、肉牛農家の窮状を紹介したいと思います。岩手県の前沢牛は、一頭売っても手取りが、五十万円だったものが五千円になってしまった。餌代、水光熱費、税金も払えない。宮城県では、一時期、A5ランクの肉がキロ二千円を切る事態となっている。岐阜県でも、飛騨牛が高山市場でキロ二千円を切り、芝浦の市場ではキロ千七百円を割った瞬間もありました。
○紙智子君 酪農ほど肉牛のヘルパーさんの形って整っていないというふうにも聞いていますので、単価がどうなるかということも気になるところですけれども、是非、緊急事態宣言によってインバウンドの減少に加えてこの業務用需要が大きく減少している中で、前例にとらわれないで、やっぱり生産者の経営守っていくと、そういう支援を求めておきたいと思います。 続きまして、家畜改良増殖法改正案についてお聞きします。
しかし、昔、役牛たらんと、これは役牛だったものが、先生何とおっしゃいましたっけ、肉牛たるかでしたっけ、でしたよね。(発言する者あり)肉用牛たり得るか。このときはアンガスとか外国からの血を様々入れて改良の歴史を重ねてきたわけでありますけれども、今これは決してやってはならないことでして、できませんので。ですから、この国内の中でやはりゲノムとかいろんな技術が今あります。
その間にも、肥育農家につながれているいわゆる肉牛はどんどん大きくなっていきます。日にちがたてば餌代もかかりますし、肉質の低下も一定期間を過ぎれば見られます。新しく導入する必要も当然ないわけで、繁殖農家では、本来であれば競り場に出して売られているはずの子牛が、どんどん子牛でなくなっていくということも考えられます。
さかのぼれば、和牛共進会、初回においては、和牛は肉牛たり得るかと。つまり、日本の牛というのは、役牛、農耕のための牛であるとか、そういった用途で用いられるものが主でありました。
しかし、振り返りますと、和牛で十四万九千トンしかない、国内の牛肉のF1とホルスを合わせても三十三万トンしかないというのが日本の畜産の、肉牛の生産基盤の実態ですから、じゃ、六万五千五トンの米国枠を全部取ったらもう半分近く行っちゃうわけでありまして、ですから、そのチャンスをつかむためには基盤の強化をしなきゃなりません。
九州のある肉牛農家は、将来が不安で後を継がせられない。北海道のある酪農家は、米国産チーズは日本よりずっと安く、やめざるを得ない農家が出てくる。養豚農家は今でも採算ぎりぎりだと。これが全国の農家の声です。本協定が離農を加速させ、食料自給率を更に低下させることは必至です。
それで、北海道は肉牛で全国の二〇・七%、そのうちの乳用牛は約半分です。ですから、乳用牛の肉牛が約半分を占めているわけで、極めて大きな影響があって、私も何度か農家の方と話をしていると、もうこのホル雄はやめようか、もう少しブランドのものに転向しようかと言っている方々が結構おられます。それはもう、アメリカとの関係で競合するということを見越しているわけですね。 もう一つが乳製品です。
これ食べると、肉牛の肉質とか乳牛の乳質にも大きく変化というか、変わるんだという、違いがあるんだということもお聞きしました。 それで、やっぱりこの飼料用稲わらの確保の対策というのが必要だと思うんですけれども、いかがでしょうか。
言うまでもなく、搾乳、いわゆる酪農をいたしますと、雌牛が生まれると搾乳をする、雄牛が生まれたときにはこういったところで肥育して肉牛として出荷するわけであります。黒毛和牛信奉者には申し訳ありませんが、黒毛のA5は、一切れはおいしいけどもう食べられないよねという会話が我々の年代以上の方々のキーワードであります。
肉牛はどのぐらい飲むか分かりませんけれども、それにたくさんの餌を食べるわけであります。そして、その大きな牛が一日に排せつするふん尿の量はどのぐらいになるのか。具体的に知っているのは、野村先生が少し知っている、一番よく知っているのは藤木先生だろうというふうに思います。物すごい食欲で、それに比例してたくさんの排せつ物。 そして、先ほどわざわざ江戸時代の持続循環の話をいたしました。
○藤木眞也君 是非ここは本当に強化をしていただかないと、TPP等に入っていったときに、肉牛、特に牛肉の部分で、やはり和牛だから大丈夫なんだというような思いもございます。是非、取組の強化をお願いいたします。 続きまして、時間が相当減ってきましたので順番を入れ替えて、担い手の対策について質問をさせていただければと思います。
畜産農家が改良を重ねて品質を高めた成果が海外に流れ、類似した肉牛が生産されると、ブランドが毀損され、和牛肉の輸出にも影響を及ぼしかねない。 こうしたことから農水省は、二〇〇六年から七年まで和牛を含む家畜の遺伝資源保護へ向けた検討会を設置し、しかし、家畜の遺伝にはばらつきがあり品質が必ずしも安定しないため、知的財産として保護するのが難しいとしてルールづくりが見送られた。
そして、これらがある中で、実際には、今回は中国へ受精卵が密輸出されかかったということですが、そもそも論として、中国への肉牛の輸出、これは過去あったわけですね。ちょっと確認の意味で、よろしいでしょうか。
ぜひとも皆様に、能登牛というすばらしい牛があるんだ、肉牛があるんだということをお見知りおきいただければと思います。 早速ですが、質問に入らせていただきます。 先ほど亀井委員からも質問がありましたが、和牛にかかわる、受精卵が中国へ密輸出されかかったということで、この経緯については先ほど確認をいたしました、中国当局にとめられたと。
この問題は酪農だけではなくて、肉牛も養豚も養鶏も同じ悩みを考えております。何としてでもこの対策を、今年度から、あるいは来年度から、あるいはその次の年度も含めて、補修も含めて対応策を考えていただきたいというふうに思うところでありますけれども、農林省のお考えをお伺いいたします。
鹿追町は、畑作農家が百戸、酪農家が百戸あって、乳牛、育成牛、肉牛合わせて三万頭の牛が町内にいます。家畜の排せつ物などのバイオマス資源を発酵させることによって発生をしたバイオガスを利用して発電、売電をして、余剰熱を活用してチョウザメの飼育であるとかマンゴーの試験栽培も行われておりました。