2017-02-22 第193回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
例えば、高料金対策繰り出し金であるとか簡易水道の建設改良に係る繰り出し基準と地方交付税措置について、平成二十八年度から、統合後十年の激変緩和措置がとられておりますが、この激変緩和の十年を過ぎると高料金対策繰り出し金に対する財政措置が全くなくなってしまう、地方交付税のうち、簡易水道の給水人口で算定される分が入らなくなるとか、これらによって事業の継続すら困難になってしまう、将来に対するそうした不安の声というものも
例えば、高料金対策繰り出し金であるとか簡易水道の建設改良に係る繰り出し基準と地方交付税措置について、平成二十八年度から、統合後十年の激変緩和措置がとられておりますが、この激変緩和の十年を過ぎると高料金対策繰り出し金に対する財政措置が全くなくなってしまう、地方交付税のうち、簡易水道の給水人口で算定される分が入らなくなるとか、これらによって事業の継続すら困難になってしまう、将来に対するそうした不安の声というものも
平成二十二年度決算は、繰り出し基準に基づかない多額の他会計からの繰り入れが行われた上での黒字である、あるいは、中規模病院の決算は赤字基調であるということを考慮すれば、今後もさらなる経営改革というか環境改善に取り組む必要がどうしてもあるというふうに思っております。 総務省としても、公立病院の経営改革に向けて、適切な助言を行うとともに、必要な支援を講じてまいりたいと思っております。
○川端国務大臣 東日本大震災財特法に定める特定被災地方公共団体における公営企業施設の災害復旧については、当該施設の早期復旧を図るとともに、企業経営の安定を図るため、東日本大震災に係る一般会計からの繰り出し基準の特例を設けているところでございます。
具体的には、特別立法によりまして国庫補助率の大幅なかさ上げ、これは二分の一を百分の八十から百分の九十にするものでございますけれども、それとともに、残りの地方負担分につきましても、一般会計からの繰り出し基準の特例を設けまして、当該繰り出し金について災害復旧事業債を充当できるようにするなどの地方財政措置が講じられるというふうに聞いております。
ただ、実際に一般会計からの繰り出し金を見てみますと、必ずしもそういう合理的な基準にのっとったものだけではなくて、それ以外のものがあって、その繰り出し基準外の繰り出し金額は、これ二十一年度の決算を見てみますと〇・五兆円、五千億円となっております。御指摘の部分というのはこの金額だろうと思います。
そこで、まず、国保財政に対する地方財政計画で、繰り出し基準等を設けて自治体が自治体立病院を支援する仕組みになっていると思うんですが、この改善に向けての取り組みはどういうふうになっているんでしょうか。
さらには、自治体立病院の繰り出し基準についても、今回改善を図られたというふうに仄聞しておりますけれども、具体的にどのようになっているのか。特に県分をふやしたという話もありますが、市町村立や一部事務組合など、まさに地域医療の現場で頑張っている病院が厳しいんだという声が強いんですけれども、その対応策についてもお聞きしたいと思います。
お尋ねの繰り出し基準でございますが、低所得者の保険料を補てんするための保険基盤安定制度、あわせて、高齢者の比率が高い場合など市町村単体の責めにはなかなか帰せない事由がある場合の財政支援、国保財政安定化支援事業、これらの措置をとっております。
したがって、私ども、このガイドラインでは、まず最初に申し上げておりますのは、先ほどの経費の負担区分で、一般会計が負担しなければいけないものに対しましては繰り出し基準といった形で地方財政措置も講じているんですけれども、そういったものの表現の仕方がどうしても定性的なものになっておりますので、まずそれぞれの病院で、自分たちの病院の役割というのは一体何なのかというのを真剣に議論をしていただいて、そしてこういう
すなわち、地方債、いわゆる地方債の残高、そして交付税特別会計の借入金の残高、それから公営企業債で普通会計が負担している分と、繰り出し基準等に基づきましてです。これが合わせまして、その合計額、これが平成十五年度末でございますと約百九十八兆円ございました。
○久保(信)政府参考人 先ほど申し上げましたように、繰り出し基準を設けて、それについて地方交付税措置を講じているということを私ども行っております。そして、その地方交付税措置は、公立病院を開設した当事者である地方公共団体に対して措置をしているということでございまして、委員が御指摘になっておられること、よくわかります。
私ども、その施行令等に基づきまして、繰り出し基準を設けておりまして、病院の建設改良に要するために起こした病院事業債の元利償還金につきましては、その二分の一につきまして一般会計から繰り出すということにいたしております。
○政府参考人(久保信保君) 御指摘の公立病院、この不採算の部分につきましては、一般会計の負担金などによって賄われることが地方公営企業法第十七条の二などによって認められておりますので、その算定基準、すなわち繰り出し基準に基づいて所定の繰り出しが行われますと経常黒字が達成される状態となるということ、これすべての公立病院に共通することでございまして、それを前提といたしまして数値目標設定のこの経常黒字というのを
この繰り出し基準をもう少し、さっき繰り出し基準はあるとおっしゃいましたけれども、もう少しこれを具体化する必要があると考えるんです。その見直しに当たっては総務省が一方的、事務的に決めるんではなくて、例えば医師なんかを入れて専門的な第三者機関をつくってはどうかということを提言申し上げて、最後の質問に代えます。
これは、地方財政計画の計上額は、例えばへき地医療でございますとか救急医療といった能率的な経営をもってしても採算が合わないと、あるいはその採算を合わせるのが適当でないといった、そういった経費、これは地方公営企業法十七条の二というのに基づきまして、私ども、繰り出し基準というのを作っておりますけれども、この繰り出し基準に基づいて算出をいたしたものでございます。
そうしたものを受けまして、私ども、病院につきまして、繰り出し基準、これをつくっておりまして、やはり、一般会計として負担すべきものは繰り出し基準に基づいて必要な額を病院の方に出していただく、また、それについては交付税措置もしているというのが私どもの体系でございます。
それから、実際数字がどうかというお尋ねでございますけれども、この下水道料金というのは公費で負担すべき部分を除いて料金をいただくという仕組みになっておりまして、その公費で負担すべき部分というのが総務省の方の一般会計の繰り出し基準という形で示されております。
この公費で持つべき部分については、十八年度、総務省の方から繰り出し基準という形で考え方をお示しされておりますので、その基準も公共団体の人口密度等によって差はございますから、それぞれの自治体でそういう総務省の基準等を参考にしていただきながら料金水準を設定いただいているという状況でございます。
それから、料金がどれくらい上がるのかということでございますけれども、下水道料金の基本的な考え方として、汚水にかかわる費用の中で、公共費で持つべき部分、一般会計からの繰り入れで行う部分を除いて下水道料金で賄うという考え方になっておりまして、公費で賄う部分というのが総務省の方の繰り出し基準で一応整理されております。
しかし、そればっかしを言ってもおられませんので、そういう経営的手法によっては、なかなか改善の難しい分野につきましては、繰り出し基準のような形で公的な支援も考えながら、その他の分につきましては民間病院に負けないような経営的な努力をしていただく必要があると、こういうふうに考えながら御指導いたしております。
こういうようなことを考えまして、自治省としても、先ほど御指摘のような僻地医療でございますとかあるいは高度の医療をやらなければならないとかいうような不採算部門の面がたく、さんありますので、各病院に自助努力はしていただかなければなりませんけれども、一般会計との負担区分をよく検討して、繰り出し基準の充実というようなことで、平成五年度の地方財政計画では前年度に比べて一一・九%増の四千九百七十億円を計上いたしまして
ところが、繰り出し基準のうちに料金基準というものが含まれていまして、高料金対策の対象になるためにこの額まで料金を引き上げる、家庭用料金だと千七百円以上のようでありますが、引き上げて、そういう対象となっていわば引き下げるという矛盾を生み出しています。これについて、佐賀市だとか福岡県の福間町などの住民、地方議員の方から直接私にも改善の要望も出されています。
○政府委員(井上孝男君) まず、お尋ねの第一点、財政措置の方でございますが、病院事業に対しましては、地方団体の一般会計が負担すべきものとされております経費等につきましての繰り出し基準が、法令あるいは自治省の財政局長通達などで明確にされておるところでございます。
そういうことで法律の規定、通達がございまして、繰り出し基準に基づいた一般会計の負担をしろということで私どもは考えておりますし、そういう方針で指導しております。 もちろん地方公営企業でございますから、漫然と赤字を埋めるための税金の繰り出しということを私どもは指導しているわけではございませんし、そういうところがありましたらぜひ是正していただきたい、そういうふうに考えております。
ただ、再建期間中の特殊な状態でございますので、公営企業の繰り出し基準に定められました繰り出し、一般会計からの繰り出しだけではございませんで、私どもといたしましては、繰り出しについてはかなり弾力的に対応をいたしておるつもりでございます。