1997-05-21 第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
また下がるときもありますが、上がることの弊害は、御案内のとおり、その国の経済政策、そして世界経済に深刻な影響を与えるという意味で、望ましい為替というのは安定をしておる、安定の基本は、その国の総合経済力を反映をしておる……(海江田委員「時間がありませんから」と呼ぶ) そんなことの中で、行き過ぎた円高に対しましては……(海江田委員「円安に対して」と呼ぶ)前は円安でございました。
また下がるときもありますが、上がることの弊害は、御案内のとおり、その国の経済政策、そして世界経済に深刻な影響を与えるという意味で、望ましい為替というのは安定をしておる、安定の基本は、その国の総合経済力を反映をしておる……(海江田委員「時間がありませんから」と呼ぶ) そんなことの中で、行き過ぎた円高に対しましては……(海江田委員「円安に対して」と呼ぶ)前は円安でございました。
もちろん、私にもどの程度の引き上げ幅が、わが国の総合経済力から見て適正なものであるかを判定する何らの資料もないのでありますが、自由変動相場制を採用する一つの目的は、引き上げの場合の目安を得ることとされていると思うのでありますが、それにしては、日々の為替相場の成り行きに日本銀が介入しておるように見受けられるのは、解しがたい点であります。
それから、赤間委員からもお話がありましたが、日清戦争、あるいは日露戦争時代の公債発行等の平均高と御比較なさいまして、インフレ必至であるというようにおっしゃいましたが、工業生産力の比較あるいは国民の数の比較、言うならば、国の総合経済力の比較、そういうものを抜きにして、ただ公債発行というものを比較をして、そうしてこれをもって直ちにインフレであると、こういう言い方は私は全然納得できないのですが、それについてもう
やはり日本の総合経済力あるいは総合的な日本の社会的、文化的な力が出て参りますことは、東京だけが文化的に水準が高いというようなことでは日本全体の国力は高くならないので、やはり各方面のレベルが同じように上がっていく、あるいはそれ以上に上がってきて東京に近づいていくということで、初めて日本の総合国力というものが上がっていくのだと考えております。
○藤山国務大臣 この新産業都市を作ります趣旨は、一面では過大都市の防止でありますけれども、他面は日本の総合経済力を発揮するためには地域格差を解消して参らなければならぬのでございまして、地方におきます適地あるいは条件を備えた土地に新しい産業都市を作りまして、そうして二面では現在の都市の過大化を防止するとともに、他面においてはその産業都市を中心にいたしまして、そしていわゆるその経済圏と申しますか、若干行政圏
たとえば、ドックのような仕事もありますけれども、私の経験でいきますと、ドックのような仕事は、なかなか総合経済力を必要とするものであって、むしろこれは別の機構でもって——委任経営を必要とする場合も起るのではないかと思っております。
一言で申しますと二十九年度の輸入量を増加しないようにというよりは正確に申しまするというと、国内の人口増による消費増と農地施設の改廃、老朽化による減産とを完全に国内で自給しまして、それ以上に国内生産は増す、こういう考えで行く方が、この六カ年で立てまするのは日本の総合経済力とか過去の食糧増産五カ年計画の実施成績とか、二十九年から三十年前後にわたりまする財政金融事情、農業技術の状況、生産経過、こういうようなものなどから
そのあなたがたの判定された日本の総合経済力、或いは貿易の動き方と睨み合せて、是非十次造船をなお続けて、今の日本の経済状況でなお且つ財政資金を投じてまで第十次造船或いは更に第十一次というふうに船を造つて行かなければならんものかどうか。或いは今直ちに答えられなければ、あとから資料として出して頂いても結構です。
それから第四に総合国力の分析及び測定、これは一に申上げました長期経済計画のやはりうらはらになる問題でございまして、今後の日本経済の自立のためには、総合国力主として経済審議庁が担当いたすわけでありますので、いわゆる総合経済力というものの分析及び測定を図る次第であります。
第四に、総合国力の分析及び測定ということになつておりますが、総合国力とは何ぞやという問題もございますが、主として経済審議庁で扱います関係におきましては、総合経済力と申しますか、経済を中心にした問題、それの全体の経済力等の測定になつて参るわけであります。
それから総合国力の分析及び測定は、今後のいろいろな講和発効後に伴います各種の負担に堪えつつ経済の発展を期して行きますためには、どうしても先ほど申上げました長期の見通しと同時に、総合国力、まあ主として総合経済力の意味になると思いますが、これの分析及び測定を図つて参りたい、特に今後自衛力漸増等の問題もございまするし、総合国力の分析という点をできるだけ明確にいたして行くことが、それらの問題の処理の、まあ前提