1951-10-12 第12回国会 参議院 農林委員会 第1号
然らば米麦の国営検査と、統制様式の変更とは如何なる関係があるかと申しますれば、これは直接には関係はないわけでありまして、その部分に関しましては、若干そこで検査の態様が変つて来るという意味においては関係がございますが、まあ一般論といたしましては、検査と統制事務とは関係がないのであります。
然らば米麦の国営検査と、統制様式の変更とは如何なる関係があるかと申しますれば、これは直接には関係はないわけでありまして、その部分に関しましては、若干そこで検査の態様が変つて来るという意味においては関係がございますが、まあ一般論といたしましては、検査と統制事務とは関係がないのであります。
現行の統制様式、すなわち予約注文票の収集量による集中生産方式は、十分に公正な競争と需要者の選択性とを反映しないで、むしろ製造業者と需要者との間にある販売業者の商策及び政治力、または供給者と需要者との事務担当者間における正常ならざる因果関係を、反映する結果にすぎないものが少くありません。
今までの統制経済から漸次自由経済にかわつて行くという面もかなり理解ができるのでありますが、しかしこの前本会議でありましたか、たとえば産業五箇年計画をやめて行くのだというような御意見を、総理も安本長官もおつしやつておつたようでありますが、これからの統制様式、あるいは統制様式というものができないということであれば、どういうところに指標を置いた一つの経済の運営をやつて行こうとするのか、すなわち今までの統制
これは重大な問題でありまして、私が特に徹底的に本委員会で追究しなければならぬと思いますことは、單に今回の木炭特別会計の問題に限らず、今後各種公團の廃止の問題、また統制様式の変更の問題が起きて來ることは必然であります。
また卸しの段階において、新しく政府が考えておるところの統制様式に基いて、産地に行つて買取りができるというようなことがあつて、先物を買つて、これらの卸しの段階が政府に納める金を納めないで、その金をもつて産地に行つていろいろ買占めをやるというような運動があるやに伺つております。
從つて今日の統制様式を変更いたしまして、いま少し現実に即した統制方式に改めていきたい、かようなことを考えて目下研究を続けておるわけであります。全面的に統制を撤廃するということは許されない事情もありますので、この統制方式を変更するという形によつてこれをしたい、かように考えております。
かような意味におきまして、これが実施につきましては、國民各層が飽くまで耐乏生活に堪え忍んで、國家再建のために労資協調、懸命なる健鬪をしなければならないと同時に、今日の統制経済の様式等につきましても再檢討を加えまして、この整理改善、簡素、強力化を果敢に実施をいたしまして、而して統制様式の中に眞に競爭原理を織込んだ姿を作り出さなければならないと存じます。
しかしながら一つの追加してお尋ね申し上げたいのは、この公團の施行は一箇年という短期間であるというようなことになつておるのでありますが、公團のような戰時以來のあらゆる統制様式というものは、一般國民大衆から非常な非難があるので、この際國民大衆の利益を増進する立場から、できるだけ民主的にしていきたい。
從つてそういつたような立場からいたしまして、私もこの公團に對しるる申し上げておるように、統制、すなわち資本家に對する官僚の統制様式によりまして、依然として消費者の犠牲がそこに生ずるものであるということをもつて、強く今まで質問いたしてきたのであります。こういう點に對しまして消費者の利益を代表するところの一つの協議機關と言いましようか、そういつた決定機關をもつべきであると思うのであります。