2021-04-20 第204回国会 参議院 内閣委員会 第13号
デジタル化を唱えない者は経世家でもなければ思想家でもない、改革を進める者でもなければ国民に対して働く内閣でもない、このような状況でデジタル化ということを皆さん言っておるのでありますが、何をもってデジタル化とするのか、何を進んでデジタル化を進んだということにするのか、そのことの中身については、残念ながら、ほとんど茫漠として、理解をすることはとてもできないと思っているのが私の観察であります。
デジタル化を唱えない者は経世家でもなければ思想家でもない、改革を進める者でもなければ国民に対して働く内閣でもない、このような状況でデジタル化ということを皆さん言っておるのでありますが、何をもってデジタル化とするのか、何を進んでデジタル化を進んだということにするのか、そのことの中身については、残念ながら、ほとんど茫漠として、理解をすることはとてもできないと思っているのが私の観察であります。
外務省の出した報告書の表紙に吉田茂さんの書いた直筆が残っているんですけれども、書いてあるのは、野党の口ぶりのごとし、無用の議論一顧の値なし、経世家的研究につき一層の工夫を要す、SY、シゲル・ヨシダです。
「野党の口吻の如し 無用の議論一顧の値なし 経世家的研究ニ付一段の工夫を要す SY」とあるんです。国連の安保理事会は、ソ連が攻めてきたとき、ソ連の拒否権により動きがとれないわけですから、何をばかなことを言っているんだというのがその趣旨でしょう。
それに対して当時の吉田首相兼外務大臣は、野党の口ぶりのごとし、経世家としての見識に欠ける、無用の議論一顧の値だになし、再検討を要す、次官にぼんと投げつけたわけです。 その当時は、朝鮮戦争が行われていた。アメリカと組んだらまた巻き込まれるのではないか、世論はそう思っていたわけですね。
革新を唱えない者は経世家ではない、思想家ではない、愛国者でもなければ憂国者でもないように思われているのでありまするが、しからば進んで何を革新せんとするのであるか、どういう革新を行わんとするのであるかといえば、ほとんど茫漠として捕捉することはできない。
○田村国務大臣 石橋湛山先生という方は、経済学者であると同時に、かつ偉大な経世家でありました。 先生は、常に私たち若い者に対してこういうことを教えられた。それは、過去においては軍事力ということで大国、小国を決めた、これからの時代は、文化の香り高い経済国のその力をもって国の力の大小を判断しなければならぬ、決して軍事力を誇るような国にしてはならないのだということを教えられました。
一国の命運は一内閣にかかっているのではなく、内閣の次のことまで考えてやるのが真の経世家だと私は存じております。 それから第二点につきましては、これも私は非介入、中国問題に政治的には介入しないということをかねて主張しております。第一次吉田書簡、つまりダレス氏に返事しました第一次吉田書簡の精神に、その意味では私は完全に同意いたします。
貴重な資料が逸散いたしまして、昭和二十年十二月の九日に連合司令部から出ましたあの指令に基づきまして行ないましたあの大改革が、だんだん日を経るに従って、実態調査をいたしましたものがみんな逸散してしまって、なくなってしまうというような情勢でございますので、これを何とか適当なときに整備いたしまして、そうして、もちろんその整備いたしますことが、政府の施策の資料にもなりましょうし、また、将来における政治家なり経世家
どうか議員の皆さまにおかれましても、国家百年の計を立てるという真に経世家の念をもって、この法案と取り組んでいただくように切にお願いを申す次第であります。 私の公述は以上をもって終ります。
また、君は、朝鮮総督として、ひたすら温情をもって内鮮融和をはかられ、万人から慈父のごとく慕われ、名総督の名をはせられましたことも、また、君がいかに偉大なる経世家であったかを示して余りあるものと思うのであります。 君は、その人物からしても、経歴からしても、当然政権を担当すべき器であったのであります。
社会病理学的にこの根源がどこにあるかは、これは大いなる問題として経世家が十分研究すべきことでございましようが、いずれにいたしましても、われわれ立法に従事する者から見まするならば、この社会現象は放任できない。そこでいろいろ法律的にこれを取締る――われわれは法律的に規制するばかりで汚職が絶滅するとは考えておりません。
教育家は経世家である、また経世家でなければならぬ、こういうふうに申します。私もそういうように思います。それはもちろん子供の個性を伸ばし、天分を伸ばし、能力を伸ばして、そうしてその子供が世に立つたときには、それに応じた職業を得て生活するとともに、基本法にあるように平和と真理を愛する子供をつくつて、その子供が将来世に立つたときにはどうか、それはその生活が問題になります。
昔の経世家が教えた言葉に、国を治めることは山を治め水を治めることであるという言葉があるようでありますが、こういう見地から考えて参りますと、今にして山を治めるという方向に大きな努力をしなければ、将来たいへんなことになると思うのであります。
もしそれ人はすべからく現代を超越すべしというも、これはある種の哲学者や思想家の理想であつて、現実に立脚する政治家もしくは経世家のいやしくも念頭に上すべきことではない。ましてメートル法には長所のあると同時に幾多の短所もあると、専門学者間に唱えらるる今日においておやであります。ゆえによろしく上述の三者を併用して、円滑なる推移と、適者生存の理法に従い、自然の淘汰にまつべきでありましよう。
以上の所見から、國家の前途に対して非常に深憂に堪えないものが感ぜられるのでありますが、これに対して一世の経世家として評判の高いあなたの御指導を蒙りたいとかように思うのであります。