2021-04-27 第204回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
これらの背後にあるのは、自らの行動を正当化し、責任回避を最優先に記録を残さない不透明な制度、組織、さらにはこれを許容する法的枠組みであった、関係者に共通していたのは無知と慢心であり、国民の安全を最優先とせず、組織の利益を最優先とする組織依存のマインドセットであった、思い込み、常識であったということです。この根本原因の解決なくして、再発防止は不可能であるということも申し上げております。
これらの背後にあるのは、自らの行動を正当化し、責任回避を最優先に記録を残さない不透明な制度、組織、さらにはこれを許容する法的枠組みであった、関係者に共通していたのは無知と慢心であり、国民の安全を最優先とせず、組織の利益を最優先とする組織依存のマインドセットであった、思い込み、常識であったということです。この根本原因の解決なくして、再発防止は不可能であるということも申し上げております。
資料の中で八ページ、組織の利益を最優先させる組織依存のマインドセットがあるという事故調の引用をされました。私は、まさに今原発がこうやって動こうとしているのは一番ここが大きいのではないか、もちろん、いろんな合理的な判断というのは余地はあるのかもしれないけれども、一番大きいのはここだと思うんですが、御見解をいただけますか。
また関係者に共通していたのは、およそ原子力を扱う者に許されない無知と慢心であり、世界の潮流を無視し、国民の安全を最優先とせず、組織の利益を最優先とする組織依存のマインドセット(思いこみ、常識)であった。」「当委員会は、事故原因を個々人の資質、能力の問題に帰結させるのではなく、規制される側とする側の「逆転関係」を形成した真因である「組織的、制度的問題」がこのような「人災」を引き起こしたと考える。
となりますと、事故が起きたときにどうするかということが最も大事な話でありまして、先ほど石橋参考人の紹介いただいたものの中にも、「国民の安全を最優先とせず、組織の利益を最優先とする組織依存のマインドセット(思いこみ、常識)であった。」ということが指摘されているわけですが、だから、事故は起こり得るわけですから、どう国民の安全を守るかということが非常に大事になる。
また関係者に共通していたのは、およそ原子力を扱う者に許されない無知と慢心であり、世界の潮流を無視し、国民の安全を最優先とせず、組織の利益を最優先とする組織依存のマインドセット(思い込み、常識)であった。」「当委員会は、事故原因を個々人の資質、能力の問題に帰結させるのではなく、規制される側とする側の「逆転関係」を形成した真因である「組織的、制度的問題」がこのような「人災」を引き起こしたと考える。
また関係者に共通していたのは、」ちょっと飛ばします、「無知と慢心であり、」「国民の安全を最優先とせず、組織の利益を最優先とする組織依存のマインドセット(思い込み、常識)であった。」「当委員会は、事故原因を個々人の資質、能力の問題に帰結させるのではなく、規制される側とする側の「逆転関係」を形成した真因である「組織的、制度的問題」がこのような「人災」を引き起こしたと考える。
すなわち、組織依存していくマインドセット、常識、思い込みといったようなものから根本的に考え直していかなければいけないんだということをここに主張させていただいているところであります。
企業、まあ組織と言ってもいい、企業・組織依存型社会から個人自立型社会をつくる、これが個人を強くする仕組みであり、それが結果、国が強くなると、そういうふうに思っております。
特に、これまでは目標があってキャッチアップするということでありますから、したがって目標がはっきりしておりますから組織依存でよかったんですね。したがって、例えば大企業に入ると。この大企業がそれぞれもうターゲット決まっておりますから、そうすると、みんなで力を合わせるというようなことで年功序列とか終身雇用とか日本的経営というのが成り立っていたし、それはそれでメリットがあったように思うんですね。
今でも日本では大企業集中、大組織依存、そして固定資産重視というような工業社会のパラダイムが続いております。巨大都市東京に集中する体制が継続していることから、この状況は変わりません。そのために新規の起業、新しく業を起こす人はどんどん減りました。また、新しい業態も生まれておりませんし、新しい文化の創造もこの十年間非常に停滞しております。 この十年間、悪くなったのは経済だけではありません。
そこのところでいうと、旧来型の、後援会だとか組織依存型の選挙ということがまだ横行しているがゆえに、この問題がいろいろなところに出てくるのではないかという感じがいたします。