現在、全国の自治体を対象に、紙おむつリサイクルの検討予定について意向調査を行っております。この結果も踏まえ、リサイクル事業者と自治体のマッチングを行うための説明会の開催や専門家の派遣によるコンサルティングの提供を行っていく予定でございます。 こうした取組を通じまして、自治体の具体的な取組を後押しし、紙おむつリサイクルを普及促進してまいりたいと考えております。 以上でございます。
私は、昨年十二月、千葉県松戸市にあります株式会社サムズの紙おむつリサイクル現場を視察してまいりました。 ここは、平成二十一年より稼働しまして、十年の実績、病院、福祉施設と一般廃棄物処理委託契約を結びまして、一般廃棄物収集運搬許可取得自治体は松戸市、我孫子市など七市にわたり、週二回から四回、自社回収をしまして、一日約五トンの紙おむつをリサイクルしております。
そこで、紙おむつリサイクルの最後の問いになりますが、このリサイクルの推進のために取組を検討する地方自治体や民間事業者に対して、具体的にどのように働きかけ、推進をしていかれるのか、大臣の御決意また今後の方向性をお伺いしたいと思います。
こういった実績を踏まえまして、環境省におきましては、紙おむつリサイクルに取り組む自治体等に参考にしていただくためのリサイクル手法や取組事例を整理したガイドラインを今年度中に策定するという予定でおります。
○政府参考人(山本昌宏君) 先ほど御紹介いたしました来年度策定予定のガイドラインというところでは、先行的に紙おむつリサイクルに取り組んでいる地域の事例を参考としつつ、収集方法、リサイクル技術を整理して、他の自治体への横展開を目指しているというところでございます。