1987-09-01 第109回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
昭和六十年度の私の持っております数字で申し上げますと、二十一万四千トンの売却をいたしておりますが、大裸麦でございますが、そのうち精麦用が十八万五千トン、麦茶用が二万九千トン、この精麦用の中に今申し上げました押し麦、白麦というようなふうに加工されますもの、それからしょうちゅうの原料に充てられますもの、それからみそ用に充てられますもの、これは一括して精麦用ということの売却の区分の中でやっておるわけでございます
昭和六十年度の私の持っております数字で申し上げますと、二十一万四千トンの売却をいたしておりますが、大裸麦でございますが、そのうち精麦用が十八万五千トン、麦茶用が二万九千トン、この精麦用の中に今申し上げました押し麦、白麦というようなふうに加工されますもの、それからしょうちゅうの原料に充てられますもの、それからみそ用に充てられますもの、これは一括して精麦用ということの売却の区分の中でやっておるわけでございます
大・裸麦の需要は、近年大幅に増加を見ましたしょうちゅう用の需要が昨年から急激に減少を見ているということがございまして、精麦用の需要も依然として、かつてのような大幅ということではございませんけれども、減少を続けております一方、供給の方は、転作面積の増加のもとで東北、北陸の小粒大麦の生産が増加しておるというようなことで、需給の不均衡が心配されるという状況が見られることは事実でございます。
しかしながら、うどんとか食用のめん類の適性としては国内産が非常に適しているというようなこともございますし、また精麦用とかそういうような需要もございます。
ただ、先ほど申しましたように、精麦用あるいはビール用のような需要の限界に達しているものもあるわけでございます。それから小麦については先ほどのような隘路もございます。そうした中で、価格政策の問題もございましょうが、同時に、内外価格差というのは御指摘のようにかなりございます。
大裸につきましては、精麦用あるいはビール用なりについては一つの需要の限界にも達しております。さらに、これを生産奨励的に扱うべきかどうかということは、やはり問題があろうかと思います。そういう観点で、かつ経営の条件等をよく考えながら、適正な麦価を算定していくべきものだろう、このように考えております。
こうした隘路を打開していかなければこれからの生産増につながっていかないという基本的な問題がございますし、大裸につきましては、御承知のように食糧庁が買い入れます精麦用が主体でございますが、いわゆる押し麦なりについてはもうほぼ国産の麦で賄い得る、そういうようになっておりますのと、この需要自体も天井に達し限界に参っておりまして、今後、需要の見通しもそう明るいものではないという状況にあります。
まあ、大体そういうように、まさに御指摘の国内麦の原料の適正という視点から見まして、実はしばしば御議論賜っております「農産物の需要と生産の長期見通し」では、麦の生産については日本めん用小麦等の六割、それから精麦用の一〇〇%、それからビール用のおおむね五割、飼料用麦の三十万トンというようなことで、例の百四十四万トンという生産目標を国内産麦で供給いたすという関係になっておりまして、いずれにしても、需要から
麦につきましても、昭和六十年度の麦の生産については、日本めん用小麦等の需要の六割、精麦用需要の一〇〇%、ビール用需要のおおむね五割を目標としているほかに、飼料用の麦として三十万トンの生産を見込んでおるわけでございます。
ただいま御質問の生産の状況でございますが、精麦用の大麦につきましては、作付面積が年々減少いたしておりまして、昭和三十七年を一〇〇といたしますと、四十一年で六六・八という程度に作付面積が減少いたしております。若干の反収の増加がございますので、実収高としては約七割程度になっております。ビール麦につきましては、これはやや事情が変わりまして、三十七年を一〇〇といたしまして、九六・八%程度になっております。
その後におきまして、その年の政府買い入れ量、または需要の低下傾向というようなことを見ますると、おそらく三十六会計年度の末においては在庫量が百万トンに達するだろう、こういうような見通しが立てられましたので、この際政府の手持ちの麦の処理の一環といたしまして、大裸麦を全部、この余剰のものにつきましては、精麦用の需要には頭打ちがございまするので、全量麦ぬか生産という方式をとった次第でございます。
○重政国務大臣 この問題はえさの麦のふすまをこしらえるために普通の精麦用に売るのより安く払い下げたので、それで歩どまりの率をえさ用の分を下げるという、こういうことで払い下げをいたしたのが、それが食糧の方と混淆せられて歩どまり率が若干上がったということであります。
○須賀政府委員 大臣から四万トンというお話がございましたのは、大体、従来精麦工場から出ておりました麦ぬかの数量というものは月間およそ三万トン程度のものでございますが、今後麦ぬかを増産する目的で、精麦用原料の払い下げ、大・はだか麦の払い下げをふやすというようなことによってさらに月間四万トン程度、合せて七万トン程度の麦ぬかが市場に出回るようにしたいという趣旨をお話しいただいたわけでございます。
○政府委員(須賀賢二君) 食糧庁といたしましては、六十万トンの精麦用の麦もその計画で売却をして参らなければなりませんし、また四十万トンの、食糧以外の用途に放出いたします麦につきましても、一定の計画で放出して、それぞれの売却の計画を十分果たしますような売却の仕方を考えて参らなければならぬ。そういう趣旨で、それぞれの用途に予定しておりますものが混乱なく売却できますような方向を考えて参りたいと思います。
そういうものを安い価格でもう一本流すという点におきまして一物二価というものが飼料制度において非常に困難性があるという問題がございますが、今度の場合は四十万トン相当量の麦ぬかを増産しなければならない、こういうことをうたうわけでございますので、全体の百万トン売りますものの中で、精麦用になるものは一番いいところを全部の中から精麦用に持っていく。
その前提で精麦用に売っておりますのは約六十万トンくらいであろう、こういう需給推算を練っておるわけでありますけれども、そういたしますと、大体これは大裸両方でございますけれども、平均いたしまして六割くらいの実をとっております。
すべて食糧用も飼料用も全部千二百円で売るのでありますれば、これは問題ないのでありますけれども、やはり食糧庁といたしましては、現在持っているもので現実に精麦用の需要に見合いますものは、これは極力精麦用に消化をするということで、最大限度のやはり努力をしなければいかぬわけでございまして、そういうことも私どもとしては十分考えながら売却の方法を考えて参らなければならないわけであります。
が、飼料に向ける前に食用として精麦用に払い下げるべきではないか、この点ごもっともであります。いろいろと政府の方も消費増のために麦飯奨励会というようなものを食生活改善協会の方のお骨折りでやっておりますが、なかなか思う通り進まぬようであります。
○政府委員(清井正君) ただいま数字を申し上げますが、おっしゃる通りの考え方でありまして、大麦の需要はふえますけれども、大麦、すなわち精麦用の外麦の輸入は減るという考え方でいっておりますから、おそらくそういう形になっているのではないかと思いますが、ちょっと数字を見まして正確にお答え申し上げます。
の適正化に 関する請願(木原津與志君紹介)(第二三二 六号) 一五五 同(加藤高藏君紹介)(第二三二七 号) 一五六 同(笹本一雄君紹介)(第二三二八 号) 一五七 同(古井喜實君紹介)(第二三二九 号) 一五八 同(山本幸一君紹介)(第二三三〇 号) 一五九 下都賀郡外四箇郡のひよう害対策確立 に関する請願(戸叶里子君紹介)(第二四〇 五号) 一六〇 精麦用新麦
第三八 山口県宇部市に山口地方裁判所宇部支部等設置の請願(委員長報告) 第三九 売春等処罰法制定に関する請願(委員長報告) 第四〇 福島市の家庭裁判所庁舎建築促進に関する請願(委員長報告) 第四一 産米銘柄制度復活に関する請願(委員長報告) 第四二 酪農基金法制定に関する請願(委員長報告) 第四三 山口県姫小島周辺の国連空軍爆射撃演習による漁業損害補償の請願(委員長報告) 第四四 精麦用新麦価格
第六六九号) ○降ひょう被害農家の救済等に関する 請願(第六七〇号)(第七六七号) (第七八九号)(第八二四号) ○産米銘柄制度復活に関する請願(第 六八六号) ○未墾地買収価格引上げに関する請願 (第七二七号) ○未墾地買収に関する請願(第七二八 号) ○酪農基金法制定に関する請願(第七 八七号) ○山口県姫小島周辺の国連空軍爆射撃 演習による漁業損害補償の請願(第 七八八号) ○精麦用新麦価格
————————————— 七月九日 伝貧研究所設置の請願(本名武君紹介)(第三 八二八号) 府中記念特別競馬開催等に関する請願(福田篤 泰君紹介)(第三八二九号) 岩手県の農業水害復旧対策確立に関する請願( 小澤佐重喜君紹介)(第三八三九号) 同月十三日 精麦用新麦の政府売却価格の適正化に関する請 願(三浦一雄君紹介)(第四一三三号) 食生活改善に伴うパン食普及に関する請願(茜
――――――――――――― 七月七日 自作農維持創設資金融通法制定促進に関する陳 情書 (第三〇三号) 精麦用新麦の政府売却価格の適正化に関する陳 情書外四件 (第 三〇四号) 積雪寒冷単作地帯振興臨時措置法の期限延長に 関する陳情書 (第三〇五号) ひよう害対策確立に関する陳情書 (第三〇六号) 下都賀郡外四箇郡のひよう害対策確立に関する 陳情書(第三〇七号) 昭和三十年産米価対策確立
する暫定措置法案(楢橋渡君外二百七十 二名提出、衆法第四〇号) 台風常襲地帯における農林水産業の災害防除に 関する特別措置法案(楢橋渡君外二百七十二名 提出、衆法第四一号) 同月一日 砂糖の価格安定及び輸入に関する臨時措置に関 する法律制定反対に関する請願外二十四件(早 稻田柳右エ門君紹介)(第三一〇三号) 福島県の凍霜害対策確立に関する請願(粟山博 君紹介)(第三一四〇号) 精麦用新麦