1999-08-06 第145回国会 参議院 外交・防衛委員会 第21号
これは、ある意味で韓国の米国離れ、あるいは自主防衛路線に傾きつつあることを意味しているのではないかと思われます。 そこで、中国、北朝鮮のミサイル開発に加えて、韓国も独自にミサイル開発をするということになると、東アジアというのはいわゆる軍拡競争に入るのではないか、軍事バランスが崩れるのではないか、そういうことが懸念されるわけです。
これは、ある意味で韓国の米国離れ、あるいは自主防衛路線に傾きつつあることを意味しているのではないかと思われます。 そこで、中国、北朝鮮のミサイル開発に加えて、韓国も独自にミサイル開発をするということになると、東アジアというのはいわゆる軍拡競争に入るのではないか、軍事バランスが崩れるのではないか、そういうことが懸念されるわけです。
米国にとって米軍のプレゼンスと日米安保は、経済超大国であり強力な潜在的軍事能力を持つ日本が米国離れして自立することを防止する手段として、また米国がアジア太平洋地域の成長と繁栄から利益を得るための手段として極めて重宝なシステムとなっている。云々と書いてあります。
したがいまして、そういうことから考えまして、あのフォード大統領の演説というものは、いわゆるサイゴン撤退直後に言われました米国離れというようなアジアの国々のあわただしい動きからかなりの時間がたちまして、いわば振り子がもう一つ正常な方へ戻ってきつつあるいまの段階、すなわちアジアの各国が中国、ソ連、米国という三つの大きな国の影響力の中で、そのバランスの上に立って、おのおのの独立と繁栄を求めていきたいというそのような
それからサイゴン撤退後にいっとき、まあときに米国離れといわれるようなことがあるようにかなり言われたものでありますけれども、現実には確かに多くの国が中国、ソ連と従来なかった新しい関係を持つに至りましたが、しかし、結果はソ連、中国、そしてアメリカという三つの勢力のバランスの上におのおのの国が自分の国の独立と繁栄を探していきたいというふうに、ほぼまた振り子がそこへ返ってくるような、そういう傾向は確かに見えるに
その結果、米国離れは世界的に広がりつつあり、特に日本と韓国を除くアジアの諸国は、この歴史的な新しい潮流に沿って、すでにタイ政府は米軍の全面撤退を取りつけ、現に、タイ国からの米軍の行動展開を拒否する強固な態度をとっているのであります。また、その他のASEAN諸国も米国との軍事協力関係を次第に断ち切って、非同盟、中立の外交姿勢をとりながら結束を図りつつあります。