1993-11-11 第128回国会 参議院 厚生委員会 第3号
私のところに陳情に参っているところでは、あえて地域は申しませんけれども、人口五十万余りのあるところで、民間医療機関の政管健保の人間ドック病院等成人病予防健診の指定がされていないというようなことも漏れ承っておりまして、私ちょっと調べてみたんですけれども、実際にはそう言われるほど偏っているわけじゃなくて、民間医療機関もそれなりに役割を果たしているところがございます。
私のところに陳情に参っているところでは、あえて地域は申しませんけれども、人口五十万余りのあるところで、民間医療機関の政管健保の人間ドック病院等成人病予防健診の指定がされていないというようなことも漏れ承っておりまして、私ちょっと調べてみたんですけれども、実際にはそう言われるほど偏っているわけじゃなくて、民間医療機関もそれなりに役割を果たしているところがございます。
また、疾病構造が感染症中心から循環器疾患や糖尿病等成人病中心に移ってくる中で、病気を治療することから病気を予防することに政策の重点を移し、単なる検診だけでなく、積極的な健康増進事業の推進を図っていく必要があり、医療機関の体制も成人病の患者にふさわしいものに変革していかなければなりません。
次は、疾病構造が感染症中心から循環器疾患や糖尿病等成人病中心に移ってくる中で、従来の治療中心主義の医療体制を改め、健康管理、健康づくり中心の医療資源の配分を進めていく必要があると考えるが、この点についてどうだ、こういうお尋ねでございます。
○長谷川政府委員 先生からお話しございましたように、適度の運動といいますものは、心肺機能を高めまして血中コレステロールの値を抑制する等、成人病を予防いたしまして健康を保持増進する上で効果があることが認められております。
ただ、このような傾向を放置しておきます場合にはいわゆる成人病、虚血性の疾患であるとかあるいは心臓障害等成人病の増加がやはり見られるのではないかという懸念もございまして、私どもといたしましては、現在の栄養バランスから見ましてもいまの食生活の態様というのは望ましいのじゃないかと。
その内容は、生涯を通じての健康づくりの確立ということから、都道府県・市町村が実施しております妊産婦・乳幼児の健康診査事業、こうした母と子の健康確保事業、また、主婦の貧血・肥満対策等家庭婦人の健康づくり事業、また、がん及び循環器疾患等成人病の予防事業、老人健康診査及び老人機能回復訓練など老人保健事業などを拡充して、地域住民にもっと身近な市町村段階での保健サービスを提供するために、市町村保健区の設置等を