2000-08-04 第149回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
○竹村政府参考人 ダムの事業の採択時の私どもの考え方につきまして御質問がございましたので、考え方をお答えさせていただきます。 ダム建設は、洪水調節、水をためて洪水を守るということと、ひでりのとき水を出してやる、二つの目的がございます。洪水に関しましては一義的に私どもが計画をします。
○竹村政府参考人 ダムの事業の採択時の私どもの考え方につきまして御質問がございましたので、考え方をお答えさせていただきます。 ダム建設は、洪水調節、水をためて洪水を守るということと、ひでりのとき水を出してやる、二つの目的がございます。洪水に関しましては一義的に私どもが計画をします。
○竹村政府参考人 日本の地質は、世界でも有数な地質の宝庫と言われておりまして、第四紀から古世層まですべての年代にわたる層があります。そしてさらに、その層の中には火山が貫入しておりまして、先ほど申しましたように、地質図を見ますと、日本の国土はまさにパッチワークのようにさまざまな色をしております。地質上の色をしているということでございます。
○竹村政府参考人 財政当局に私どもがダムの事業を要求するときは、概略地質調査と申しましたが、航空写真による当地の地形、そしてボーリング二ないし五本程度、ボーリングと申しますのはコアを抜く、二ないし五本で概略の調査でやってまいります。ところが、事業採択後は、ボーリングを数十本、そして山の中に何本も横穴を掘りまして、実際に私どもの肉眼で地質を見る、そういう判断をした後に建設を判断いたします。
○竹村政府参考人 神津島のがけ関係、いわゆる急傾斜関係の災害関連緊急事業についてお答えいたします。 今回の一連の災害に関しましては、神津島に関しましては、砂防関係の災害関連緊急事業を九カ所採択いたしまして、その中で、急傾斜関係、いわゆるがけ関係は三カ所既に採択して、現地では仮設の応急復旧等を実施しております。
○竹村政府参考人 三宅島の北東部におきます降灰の除去は大変重要な問題でございまして、道路に関しまして、都道は七月十七日に、村道は七月二十六日に完了したわけでございますが、その後、七月二十六日の降雨によりまして泥流が発生いたしまして、さらにまた、道路の上に泥流がかぶさってきているという状況にございます。
○竹村政府参考人 委員御指摘のように、今後政令で定めてまいりますが、関係省庁と調整した上でございますが、現在のところ養護老人ホーム、養護学校、病院等を政令で規定することを見込んでおります。先ほど申しましたように、関係省庁とこれから調整をとった上で規定をしていきたいと考えております。
○竹村政府参考人 現行の法制度では、その土地に住んでいる方々が、自分の土地が土砂災害の危険性のある地域かどうかということを住民が知るというシステムが明確になっていないということが一番大きな問題ではないかなと私は認識してございます。
○竹村政府参考人 この法案が成立後、財政当局と打ち合わせをしていかなければいけませんが、調査のための国費の補助、三分の一程度を財政当局に要求していきたいと考えております。
○竹村政府参考人 ゴルフ場の用地は、民間の方々の土地と国の建設省の用地でございまして、国の建設省の河川敷におきましては、河川法二十四条の占用許可という形で許可を与えてございます。 以上でございます。
○竹村政府参考人 今私がお答え申し上げましたのは、三月十八日に河川法二十条工事の変更申請が出されております。それの添付資料に書いてあるというお答えを申し上げました。
○竹村政府参考人 ダイオキシンに関する水質と土壌につきましては、環境庁の基準が平成十一年十二月に公表されたわけでございますが、川の底泥につきましては、まだダイオキシンに関する環境基準が設定されておりません。そして、その除去の基準もまだ私ども十分把握しておらない状況にございます。
○竹村政府参考人 先ほど申しましたが、遊水地の土地が私どもの国の土地になっているものは問題ないわけでございますけれども、長い歴史の中で、民地の方、民間の方から私ども使用権、地上権、地役権の設定等を行って使用している場合がございます。
○竹村政府参考人 どこが噴火をするかという点でございますが、これは大変難しい問題でございまして、過去の有珠山の噴火も転々と噴火場所が変遷してございます。私どもの火山噴火予知連絡会が担当しているわけでございますが、現在、この火山噴火予知連絡会の見解を待っている段階にございます。
○竹村政府参考人 すべてのデータは関係者が共有しておりますが、どこが噴火するかという件に関しましての責任は火山噴火予知連絡会が担当しておりまして、連絡会ですべてのデータを持ち寄りまして、専門家が現在解析を進めている段階でございます。
○竹村政府参考人 今のところ、先ほど申しましたように、長年砂をためてしまいますと、砂と一緒に落ち葉がいっぱいたまってしまいます。その落ち葉が年月がたつと腐食しまして有機物になって、下流に大変悪影響を及ぼすという一つの大きな学習を私どもいたしましたので、宇奈月ダムにおきましても、洪水のあるたびに毎年適切な量を下流に放流していきたいと考えております。
○竹村政府参考人 今、先生の御指摘のようなことが現実問題としてはあり得るという前提で、私ども、ダムの操作について万全を期して、ただし書き操作等の設定をしている状況でございます。
○竹村政府参考人 ただいま先生から御説明ございましたように、この第十堰は、平時にはなくてはならない施設ですが、洪水時にはあってはならない施設でございます。
○竹村政府参考人 プレジャーボートが河川に係留されている光景は、一見非常に穏やかでよろしいわけでございますが、実は、この河川というのは思わぬ大災害を背景に持っております。津波、高潮、そして大きな洪水、そういうときには、プレジャーボートの所有者の方々はプレジャーボートに近寄らないわけで、そのまま放置されております。
○竹村政府参考人 御質問にお答えいたします。 従来、河川区域に違法な放置物件がございましても、河川管理者みずからがその処理をするということができないでいる状況でございましたが、平成七年の河川法改正によりまして、簡易代執行の制度を創設し、所有者が不明の船舶についても河川管理者みずからが処分することが可能となったところでございます。
○竹村政府参考人 先ほど御説明させていただきました古野川、梶毛川等の災害関連事業と、荒谷川、古野川、堂ケ原川等の総事業費、災害関連緊急事業としまして十六カ所、五十四億円でございます。
○竹村政府参考人 総事業費の平成四年度単価では千四百五十億円でございます。現在、十一年度までの実施額は百十億円でございますので、約一〇%弱かと思われます。
○竹村政府参考人 佐伯区内におきます箇所数でございますが、河川十四カ所、道路三十八カ所、砂防二十カ所、急傾斜地崩壊防止施設一カ所、橋梁二カ所、計七十五カ所でございます。
○竹村政府参考人 三点につきましてお答えいたします。 第一点の芝川第一調節池につきましては、平成三年度より事業に着手しておりまして、九六%の用地買収が完了しています。越流堤等の整備を平成十二年度着手いたしまして、早ければ平成十三年度から暫定供用できるのではないかと考えております。
○竹村政府参考人 お答えいたします。 荒川の支川の芝川におきましては、平成三年、五年、八年、十年と、毎年のように浸水被害を発生しております。私ども、この地域の水害対策は極めて大事だと考えております。
○竹村政府参考人 お答えいたします。 三方湖の昨年八月のお盆の災害、大変なものでございまして、多くの床上そして農地、国道百六十二号が浸水いたしました。そのため福井県におきまして、現在、三方湖の治水計画のあり方はさまざまな代替案が考えられます。 湖岸堤防のかさ上げ、早瀬川、浦見川の拡幅、または日本海へ直接放流する放水路のやり方等、さまざまな考え方で現在検討を進めております。
○竹村政府参考人 お答えさせていただきます。 ただいま御質問の吉野川水系工事実施基本計画は、昭和五十七年三月に、河川審議会を経て建設大臣が策定したものでございます。 先生御指摘のように、岩津地点におきまして、この吉野川の計画する高水は二万四千トンとして、上流ダム群で六千トンを洪水調節して、残りを河道に流していこうという計画になっております。
○竹村政府参考人 お答えいたします。 今先生のお尋ねの件でございますが、今回の交換契約は無効であり、早急に抹消登記を行うべきであると認識しております。 抹消登記の手続につきましては、不動産登記法第二十五条によりまして、共同申請または嘱託により行うことが必要であるとなっております。