2021-05-11 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
競争的環境の中で活力に富み、個性豊かな魅力ある国立大学を目指すという趣旨、目的の下、以来二十年近くになりますけれども、現在果たしてこの法人化の趣旨あるいは目的に沿った形で進んできていると言えるのだろうかと。今回の改正案が出されたこの機会に合わせて、改めてこの二十年、平成十六年の二十年前の趣旨、目的ということを振り返る、検証する必要があるのではないかというふうにも思っております。
競争的環境の中で活力に富み、個性豊かな魅力ある国立大学を目指すという趣旨、目的の下、以来二十年近くになりますけれども、現在果たしてこの法人化の趣旨あるいは目的に沿った形で進んできていると言えるのだろうかと。今回の改正案が出されたこの機会に合わせて、改めてこの二十年、平成十六年の二十年前の趣旨、目的ということを振り返る、検証する必要があるのではないかというふうにも思っております。
それは、競争的環境を認めて、生産者に経営上のリスクも迫ることになると思います。それを理解した上で生産に励む方がいるのも、それは生産者の選択だとおっしゃるでしょう。 しかし、国がやるべきは、安定的な食料生産と供給です。競争的環境が広がることで、需給の安定が崩れて、押しなべて生産者の所得向上にはならない、ひいては離農、離脱のきっかけになるようではだめです。
をやっているというのは評価をいたしますけれども、このガイドラインに沿っての議論ではガイドラインの枠内にとどまってしまいますので、多分このガイドラインをプロの方が読むと、やっぱりガイドラインは改定をして、そしてエグジットのところについても、基本となる、通常考えると、何のために投資したのかと、そもそもそのファンドの設立趣旨、それからエグジットの場合の、今おっしゃいましたけれども、プロセスですね、プロセス、入札等の競争的環境
当時の総合規制改革会議におきまして、教育を担う主体の多様化を図り、消費者の選択肢の拡大と競争的環境を通じた教育サービスの質的向上を目指すという観点などから、教育分野において株式会社参入について議論が行われたものと承知をしております。
任期制につきましては、研究者の流動性を高めるということで、研究の活性化、組織の柔軟な見直し、競争的環境の創出といった利点がございます。一方で定年制につきましては、安定的な環境のもとで腰を据えた研究を行うことができるという利点がございます。 理化学研究所におきまして、ただいま説明がございましたように、新たなテニュア制度の構築ということで今後検討を進めるということでございます。
STAP論文不正について、昨年六月に、理研外部の有識者による研究不正再発防止のための改革委員会がまとめた提言書は、不正発生の原因分析の中で、科学研究活動をめぐる競争的環境は、一方で研究不正行為に手を染めてでも、競争に勝ち抜きたいとの誘惑を生む、不正の背景には、iPS細胞研究を凌駕する画期的な成果を獲得したいとの理研CDBの強い動機があったと推定されるというふうに指摘をしております。
中長期的なキャリアパスを描いて研究に専念できる環境づくりによって、意欲を引き出すことを通じてその能力が発揮されるというふうに考えておりますが、そのためにも、雇用を安定させながら、同時に、いかに競争的環境を構築していくか、これが課題なんだろうと思っております。
だから、現場では、教員の不足と過度の競争的環境が相まって、学生をじっくりと教育する余裕が失われていると言われておりまして、いわゆるネグレクトが広がっていると指摘をされております。 ところで、これはちょっと質問通告しておりませんが、大臣にお聞きします。ピペドというのを御存じでしょうか、ピペド。御存じなければ、御存じないでいいんですけれども。ピペドという言葉があるんですが。
この点、自律的な環境のもとで国立大学をより活性化し、競争的環境下で教育水準の向上を目指すという国立大学の法人化の趣旨に鑑みると、各国立大学は、民間金融機関あるいは財政融資資金等から資金を調達し、主体的に施設整備等を進めることがより適切であると考えます。 国立大学法人法においても、そのために必要な資金の調達について、各国立大学が長期借入金や債券の発行を行うことが可能とされています。
この学術研究の分野というのは、政府の方針で競争的環境が強調されてきて、論文を書けるかどうかが問われるということになっています。火山というのは、穏やかなときの状態のデータというのは噴火して初めて活用されるわけで、必然的に噴火の頻度が高い山が研究対象になりやすくなった。災害対策上重要でも、噴火の頻度が低い山は結果として重点化の対象から外れたわけです。御嶽山はその対象外となった山の一つでした。
今後も、各国立大学法人は、競争的環境の下で新しい社会や産業に対応した自己改革を強力に進め、学問の進展やイノベーション創出に最大限貢献できる組織へと転換していくことが必要であると考えます。
また、競争的環境を強調する二十年来の改革が行われてきた。その二十年来の改革が日本の大学の停滞を今招いているんじゃないのか。私は、むしろそのことにこそ視点を置いて、教授会の権限を上から統制したり、それを弱めるような議論をするんじゃなくて、そのことが一番現場で分かっている教授会の意見にこそ真摯に耳を傾けるときだというふうに思うわけです。
若手研究者は、有期雇用契約を繰り返しながら多様な研究経験等を積み重ね、能力の向上を図る傾向にあり、雇用を安定させつつ、いかに競争的環境にいられるか、そういう構築が課題であるというふうに考えております。
例えば、特に中小のガソリンスタンド事業者の方からは、この卸価格の透明化ということで経営努力が一層発揮できる競争的環境が整ってきたというような評価も得ていると承知してございます。
世界水準、競争的環境の中に置いた上で自立させるということが一番大事だと思っています。 実は、シンガポールが、金融危機を乗り越えて、金融だけじゃやっていけないということから、シンガポールという国自体が科学技術を国の大きなプロジェクトとして、世界じゅうから学者を集めて、科学立国を目指して頑張っております。我が国からも優秀な学者が引っこ抜かれて向こうに行っているということがあるんです。
一方で、競争的資金というものも、国公私立大学が競争的環境の中でそれぞれが個性を発揮して、すぐれた教育研究を伸長していくもの、そういったことから必要なものと思っております。 私どもからすれば、大学の教育研究の発展充実のためには、基盤的経費と競争的資金、その両方が重要な役割を持っておりますので、このバランスを図りつつ、きちんとした財政支援を行うよう努力をしていきたいと思っております。
○石井(郁)委員 私は、その競争的資金がどうなのか、なぜこういう状況が生まれるのかということについて突っ込んで議論したら、それはそれでいろいろ出てくるんですけれども、ただ、結果としても、こういう競争的環境とか競争的資金の投入ということだけをするとこんな状態にあるんだ、これはもう必然的にこうなっているというところをやはりきちんと見ておかなきゃいけないというふうに思うんですね。
二十一世紀プログラムあるいはグローバルCOEプログラムの取り組みは、国公私の大学を通じた競争的環境の中で、特色、個性あるすぐれた大学の取り組みを選定して支援するものでございまして、こういった施策は、いずれも大学における教育研究活動の活性化にとって極めて重要な意義があると考えておりますので、今後とも充実に努めてまいらなければならないと考えております。
○政府参考人(藤田明博君) 今委員から御指摘のとおり、第三期の科学技術基本計画では、社会、国民に支持され成果を還元する科学技術、そして人材育成と競争的環境の重視、これを基本姿勢として位置付けをしているところでございます。
○中川義雄君 それでは、第三期科学技術基本計画についてお伺いしたいと思うんですけれども、その中で成果の還元、人材育成と競争的環境の重視ということを大きく掲げておりますが、この背景にある問題意識、そして現時点での成果について当局のお話をお聞きしたいと思います。
また、第三項におきましては、主に短期的で機動的な資源投入に適して競争的環境を促進する、こういう性格を持っております公募型の研究開発と、それ以外の研究開発、例えば長期で安定的な資源投入に適した研究開発法人に対する運営費交付金などと、それぞれ役割があるわけでございますが、こういう役割の違いを踏まえた、それぞれの調和のとれた資源配分等による研究開発能力の強化等を規定して、今委員から御指摘のあったような、めり
だったら、なぜこのような分野の、大学院の分野はこうしましょうとかというふうに国からの答申書はなくて、平成十七年度に至っては、自由競争の下において、大学の競争的環境の下で自主的、自律的な検討に基づく機能別分化の流れの中でこの大学院の定員を決めちゃったらいいんだとおっしゃっていらっしゃいます。
そして、地球規模の大競争時代という一つの二十一世紀像への適応を子供たちに求め、厳しい競争的環境に置いて生きる力と学力を刻み込む、そういう国家戦略としての教育観に立っています。これは、政府・与党が推進している教育改革の全体を貫く子供観、教育観でもあると思います。
○佐藤政府参考人 先ほども申しましたように、不開示理由といたしましては、当事者の了解ということ以外に、競争上の地位、競争的環境において営業を行っている企業の権利といったことも勘案する必要がございますので、当局からそういうことを公表するということは不適切であろうかと思います。