2021-04-20 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
そこで、お聞きしますが、政府はこの間、「いずも」にF35Bを搭載を可能とする空母化であるとか、スタンドオフミサイルなど北朝鮮や中国にも届く射程の長いミサイル等の保有を進めてきました。
そこで、お聞きしますが、政府はこの間、「いずも」にF35Bを搭載を可能とする空母化であるとか、スタンドオフミサイルなど北朝鮮や中国にも届く射程の長いミサイル等の保有を進めてきました。
来年度予算案には、これまで政府が進めてきたF35ステルス戦闘機と、同機に搭載する長距離巡航ミサイルの取得、「いずも」型護衛艦を空母化するための改修費に加え、新たに国産の地対艦誘導弾の射程を大幅に増やし、戦闘機や艦船に搭載可能にすることなどが盛り込まれました。これらは、今まで政府が他国に脅威を与えるから保有できないとしてきたものばかりです。
既に、射程の長いスタンドオフミサイルの導入や、護衛艦「いずも」にF35Bを搭載する空母化などが進められてきたわけですね。で、敵基地攻撃能力の保有に当たると我々は指摘をしてまいりました。その際に、政府は、それだけでは敵基地攻撃能力にはならない、一連のオペレーションが必要だというふうに答弁してきましたけれども、具体的にはどういうことなんでしょうか。
ところが、今政府がやっているのは、F35ステルス戦闘機や長距離巡航ミサイルの導入、「いずも」の空母化に加えて、米中ロが開発競争にしのぎを削る長射程の高速滑空弾、これを日本も導入しようと研究に着手しているわけですね。アメリカはINFから離脱したもとで、米軍の中距離ミサイルの日本配備も取り沙汰されております。際限のない軍拡競争に陥ってはならない、このように思います。
「いずも」の空母化など、正面装備ばかり爆買いし、防衛予算は過去最大です。しかも、後年度負担というローンまでつけています。 アメリカの対外有償軍事援助、FMSに基づく購入額が増加する中で、防衛装備の調達について、日本の安全に何が必要かではなくて、アメリカが売りたいと思っているものをアメリカの言いなりになって買っているのではないかと言わざるを得ません。
では、一体どんな問題、課題があるのか列挙してみますと、森友、加計問題、厚労省の毎月勤労統計調査の不適切調査の問題、沖縄の民意を酌んでいない辺野古問題、日米貿易交渉密約疑惑、拉致問題、日ロ交渉における北方領土問題、イラン訪問中のタンカー被害、韓国軍のレーダー照射問題、予算委員会開催拒否、アベノミクスの失敗、景気動向悪化、消費税増税、F35爆買い問題、「いずも」型護衛艦の実質空母化、防衛省のイージス・アショア
さらに、違憲の安保法制を強行した安倍総理は、最新鋭ステルス戦闘機F35を新たに百五機購入し、「いずも」型護衛艦を改修してF35が搭載できるよう空母化するなど、海外で戦争する国づくりの具体化を図っています。こうした動きについて、来日したトランプ米大統領は、様々な地域の紛争、また離れた地域の紛争にも対応してくれることになると述べ、海外における紛争への参戦にあからさまな期待を表明したのであります。
さらに、安倍総理は、アメリカの首脳として初めて自衛隊を視察したトランプ大統領と、空母化される護衛艦「かが」の甲板上で天地がひっくり返るような恐るべきスピーチをしています。
先日、トランプ大統領が来日した際に、安倍総理とトランプ大統領が、「かが」ですね、今度改装化して、私はあえてこの質疑では空母化と言いますけれども、「かが」の甲板上に乗ったわけであります。そこで二人でもうめちゃくちゃなことをしゃべっているんですね。
今回、「いずも」型の護衛艦が空母化をするに当たって海上自衛隊が行った調査は、米国の後方支援を目的として、そしてF35Bの垂直着艦が行われるということを前提とした検討をした上で空母化というのが進められているわけですが、まさに空母化される「かが」に先日両首脳が乗り込んで様々な発言したわけでありますが、安倍総理は、西太平洋からインド洋に及ぶ広大な海で米海軍と密接に連携してきたと、こう言い、トランプ氏は、この
海上自衛隊の護衛艦「いずも」と「かが」をF35Bが搭載できるよう改修するのは憲法違反の攻撃型空母化だとの指摘に対し、総理は、あくまで日本の防衛のためだと述べてきました。 ところが、総理は、トランプ大統領と共に「かが」に乗船し、西太平洋からインド洋に及ぶ広大な海で米海軍と密接に連携してきた、地域の公共財として役割を果たすと述べました。
「いずも」型護衛艦の空母化改修によって、戦闘作戦行動に発進準備中の航空機への給油、整備を容認した安保法制のもとで、米軍戦闘機が「いずも」を拠点に他国領土への爆撃を行うことが可能になります。歴代政府自身が憲法上許されないとしてきた武力行使との一体化そのものではありませんか。 しかも、政府は、長距離巡航ミサイルや高速滑空弾など、自衛隊が他国領土を直接攻撃できる兵器の保有にまで踏み出しています。
まず、「いずも」型護衛艦二隻の空母化です。 攻撃型空母の保有が憲法上許されないというのは、政府の主張であります。今回、政府は、空母に国際的な定義がないとか、艦載機を常時搭載するわけではないなどの理屈で、「いずも」に戦闘機を発着可能とする改修を空母化であるとは認めていません。
今、「いずも」の実質的な空母化やスタンドオフミサイルの導入によって、専守防衛がなし崩しになるのでないかという議論があります。 問題の本質は、何をもって専守防衛を担保するのかということです。つまり、他国に対する攻撃可能な能力、装備は一切保持しないことで担保していくのか、それとも、その能力、装備は持つが、運用、つまり意思で担保していくのか、総理の答弁を求めます。 安全保障は国家の礎であります。
護衛艦「いずも」の改修に向けた調査費七千億円はF35Bやオスプレイなどの運用を想定したもので、憲法上持てないとしてきた事実上の空母化そのものであります。海外で戦争できる国になるための改憲策動を支えるものであり、断じて認められません。 安倍首相は、トランプ米大統領との間で高額の米国製兵器の大量購入を約束しましたが、予算化された最大の例がF35戦闘機の購入です。
政府は、昨年、新たな防衛大綱及び中期防衛力整備計画において、護衛艦の空母化など、専守防衛を逸脱する疑義のある内容を唐突に盛り込みました。そして、新計画の初年度となる本予算に当初予算として過去最大となる五・三兆円の防衛関係費を計上しております。 近年、防衛関係費は毎年度増加を続けており、予算編成過程において聖域化しているとの批判は免れません。
政府は、昨年、新たな防衛大綱及び中期防衛力整備計画において、護衛艦の空母化、スタンドオフ防衛力の強化など専守防衛を逸脱する疑義のある内容を、国会における十分な議論もないまま唐突に盛り込みました。そして、新計画の初年度となる本予算に、当初予算として過去最大となる五・三兆円の防衛関係費を計上しております。
護衛艦「いずも」の改修は、F35Bやオスプレイなどの運用を想定したもので、憲法上持てないとしてきた事実上の空母化そのものです。海外で戦争できる国になるための危険な改憲策動を支えるものであり、断じて認められません。 とりわけ、安倍首相がトランプ・アメリカ大統領に約束したF35戦闘機の爆買いは問題です。
資料三、「いずも」型の護衛艦の改修、これ何度も取り上げられておりますけれど、事実上の空母化とも言われます。改修の目的、改修期間、改修費用を教えてください。
そうすると、今後、「いずも」が空母化改修された場合に、米軍のF35Bの離発着訓練を南シナ海でも行うということはあるんじゃないですか。
ところが、「いずも」を空母化するとか長距離巡航ミサイルを配備していくという方針も一方で明記されていますけれども、今の答弁とこの方針についての整合性をお伺いしたいと思います。
○宮本(徹)委員 脅威となる振る舞いをしないと言うんだったら、この場で、緊張が高まる中で米空母機動部隊と一緒に、改修された、空母化された「いずも」での米軍機のF35Bの離発着訓練はやらないと明言してください。
今、ネット上では、私は、自衛隊はいいけれども「いずも」の空母化はだめだとか、自衛隊はいいけれどもイージス・アショアはだめだとか、こういうことを言っただけで自衛隊の敵みたいにネットで書かれて、非常に攻撃を受けたりする空気も、総理、一方にあるんです。 総理の認識とは逆で、自衛官を、それは一部いますよ。あれだけの大きな戦争、軍部が突っ走って数百万亡くなった国で、厳しい声は出ますよ。
「いずも」の空母化について、私は空母化だと考えています。F35Bを搭載する、STOVL機を搭載するということは、一般的に、国際常識に照らして言えば、空母化だと思っています。実は、今の「いずも」でさえ、世界の空母図鑑等には載っていまして、ヘリコプター搭載型空母という言い方さえできるので。 私、ここで何を言いたいかというと、今回、なぜこんなに不正直なんだろうと。
あるいは、中期防にはなかった「いずも」型の改修、空母化ということを今回挙げておられます、中期防整備計画の中で。 そういう中で、やはり正面装備に余りにもちょっと偏った内容になっているんじゃないか。もっと突っ込んで申し上げると、昨年来、アメリカのさまざまな防衛装備を日本に購入するための、そのための条件整備じゃないのかという疑念もございますので、その点について大臣はどのようにお答えになりますか。
それと、今回の改修の目的は、いわゆるSTOVL機を搭載するための改修だと今おっしゃいましたけれども、現実に、これは空母化ということをよく言われますし、私もそうだと思うんですけれども、どういう形で運用を考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。
それに関連して、「いずも」の空母化について最後にお伺いしたいと思います。 改修費用、あるいは、いつその改修が終わるのか、期間、それについて御答弁いただきたいと思います。
「いずも」型護衛艦を改修した上でこのSTOVL機を運用するというのが、年末来の各マスコミや有識者の論調、指摘の中で、これは事実上の空母化となり、過去の政府答弁で、憲法上保有を許されない、そういうようにしてきた攻撃型空母に当たるのではないか、そういう御指摘や論調というのがやはりあるわけでございますが、これに対しての政府の見解を伺いたいと思います。
私は、こんな、憲法の下で許されない空母化の中止を強く求めたいと思います。 最後に、時間もありませんので補正予算の問題で聞いておきますが。 この間、軍事費は、当初予算で増えて、更に補正でも計上されて、毎年最高額を更新をしてまいりました。
更に重大なのは、このF35Bを運用できるように、ヘリ搭載護衛艦「いずも」を改修し空母化をするという問題であります。 政府は従来、他国を攻撃するような攻撃的な脅威を与えるような兵器を持っているということは憲法の趣旨とするところではないと答弁をしてまいりましたけれども、防衛大臣、こういうことでよろしいでしょうか。
その安倍政権が、平成三十一年度予算案で防衛予算を更に積み増し、護衛艦「いずも」を事実上空母化するなど、専守防衛の枠を大きく踏み外しつつあるのは歴史の皮肉でしょうか。 さらに、もう一つ、子供を産まなかった方が問題と言い放った麻生大臣の余りに心ない発言に、改めて強く抗議しなければなりません。あなたの人権感覚は一体どうなっているんでしょうか。