1979-05-24 第87回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
これが要するに新潟県の稲作農村の実態であるということなんですよ。皆さん、こういう現実というものを一体どう見るのかということです。しかも、こういう二億七千万円も損害を受けるということになりますと、奨励金をもらっただけではこれは三分の一にしかならないのですよ。そうしたら農協の運営、経営というものは一体どうするのか、こういう問題にぶつかってくるのです。だから、村長に私は聞いたのです。
これが要するに新潟県の稲作農村の実態であるということなんですよ。皆さん、こういう現実というものを一体どう見るのかということです。しかも、こういう二億七千万円も損害を受けるということになりますと、奨励金をもらっただけではこれは三分の一にしかならないのですよ。そうしたら農協の運営、経営というものは一体どうするのか、こういう問題にぶつかってくるのです。だから、村長に私は聞いたのです。
平均二町歩五反とか三町とかを持っているような稲作農村地帯におきましては、担税力はあるけれども、税法の制限によって税金がとれない。そういうような関係から、悪税と私は常に考えております固定資産税等につきましても、制限一ぱいの税率でとっている。しかもそれでもなおその町村の実際の需要を満たすに足りないので、各種の方法をもって寄付を徴収しているのでございます。