2002-06-28 第154回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号
今捕まっている秘書連中の答弁は皆そうですよ。とても先生と固い約束があるんでしょう。おまえ頑張ってくれと、頑張ります、頑張りますと。検察に何と言われても、大声出されても絶対自白しませんと。これはもう議員をやるわけいきませんからね。それと同じことなんですよ。だから、そういうことのないように、世間はあれ皆、一蓮託生、議員が知らないことがあるのかと、こういう目で見ているわけですからね。
今捕まっている秘書連中の答弁は皆そうですよ。とても先生と固い約束があるんでしょう。おまえ頑張ってくれと、頑張ります、頑張りますと。検察に何と言われても、大声出されても絶対自白しませんと。これはもう議員をやるわけいきませんからね。それと同じことなんですよ。だから、そういうことのないように、世間はあれ皆、一蓮託生、議員が知らないことがあるのかと、こういう目で見ているわけですからね。
だから、私はむしろ脅迫、恐喝されたのを知らなかっただけの話で、それを秘書連中が、私に何とか心配をかけないで解決しようとしたのがこの問題ではないかと私は思っておりますので、私はむしろ被害者でございます。
十一月一日、一日前に滑り込みをして成立したわけですけれども、部屋へ帰って秘書連中に聞かれました。何で一日前になって法律を通さなきゃいけないのか。いや実はスポーツとか留学生の人々にも分けなきゃいけないんだから、その枠の拡大のために法案が要るんだ、そのために十分間ずつ質疑をしたんだ。
しかし、私の事務所でいつも選挙区の人は大切にしろ、親切にしろ、こう言ってありますから、恐らくうちの秘書連中が、郷里から出てきて学校がわからなければ連れていくとか、頼んでくれと言えば私の名前で手紙を出したのじゃないかと思うのです。
昭和三十八年度に行なわれました東京都知事の選挙のにせ証紙問題や買収事件は、いま私が繰り返して申し上げるまでもなく、総理も御承知のように、自民党の事務所内で金銭の取引が行なわれたり、幹部諸氏の秘書連中がこの違反事件に連座しておることが明らかにされました。このような悪質選挙の結果は、東京都政の腐敗、堕落を生み出す。
しかるに吉田首相の秘書連中と申しますか、これが首相の面目にがかわるとか、貫禄にかかわるとかいうようなことで、これを極力阻止しておるというふうな——これはおそらくうわさであろうとは存じまするし、うわさであつてほしいと思つておるのでありますが、これが單なるうわさであるのか、あるいはそういうような事実があるのか。