1992-04-17 第123回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
特に宮崎市と延岡市を比べますと、延岡市は工業都市でもございますし、それだけにそういう火災の発生度といいましょうか、特に科学消防の力はあそこは相当強いということを私らも聞いておりますが、そういう点で基準財政需要額を上回るものを用意しておるんだろうと思うたりいたします。
特に宮崎市と延岡市を比べますと、延岡市は工業都市でもございますし、それだけにそういう火災の発生度といいましょうか、特に科学消防の力はあそこは相当強いということを私らも聞いておりますが、そういう点で基準財政需要額を上回るものを用意しておるんだろうと思うたりいたします。
したがいまして、一方、いわば最新の科学消防の粋とも申すべきはしご車とか化学消防自動車ということになりますと、これは財政的にも単価も高いというようなこともありまして、整備のテンポがどうしてもおくれておるという状況にあるわけでございますが、しかし私ども、もちろんこういった状況でやむを難いと考えておるわけではございません。
それに対しまして、一方におきましては、補助金そのもののそういった状況下にあってもなおかつこれを確保していく、少なくとも低落傾向に歯どめをかけていくという努力はここ数年行ってきたつもりでございますし、また、その中におきましても、特に目標に対する達成率の低いような科学消防の面、これにつきましてはやはり補助金をふやしていく、一方で防火水槽であるとかあるいは同報系の防災無線であるとか、こういったものにつきましては
○矢野政府委員 特に科学消防力の充実を大いに図るべきではないか、こういう御趣旨の御指摘だと考えます。私どももこういった財政の厳しい制約された予算の状況の中ではございますけれども、補助金予算を通じましては、やはり消防の科学分、これにつきましては常に力を入れてきております。
そして、今の科学消防の中でも、こういう場合にどういうふうに科学消防を生かしたらいいのかという問題もありますし、そういう点では、アメリカのように森林警備隊というようなものまでにいかなくとも、科学力と機動力というものを駆使して、ヘリコプターから薬物を散布するなり、何らかの専門的対応あるいは専門的な訓練、そういうものを持った、中央なりそれぞれのブロック別に、森林防災隊でも何でもいいですから、そういうものを
昭和五十七年度地方財政計画において、消防職員については、新規常備化をすることと都市部の科学消防力の強化を中心とすること、これを中心にしまして、九百七十九人の増員を措置したところでございます。これによって、それぞれ消防本部の実態に応じて適切な人員配置がなされるものと期待しております。
そして、たとえば発泡消火剤といった化学薬品で科学消防で対応しなければいけないのかどうか、また、それについてもあるいは反応する薬品が中にはあるかもしれないというような不安の中で消火活動に当たってきた。
しかし、最近のように科学消防が必要になってまいりましたので、最近代替いたします新しい船にはいずれも油火災に対処できるようなあわ原液のタンクを備えつけまして、化学消防能力を付与しておるわけでございます。現在そういう船が巡視船で三十二隻、巡視艇では百三十四隻ございます。これらを先ほどの消防船とあわせまして海上の火災に対処してまいっているわけでございます。
第三は、市町村なり企業のほかに都道府県におきましても現在科学消防施設、特にあわ消火剤などの共同備蓄を進めておりますが、それにつきまして現在国庫補助制度もとっておりますので、それらも含めまして県、市町村、企業一体となった消防防災設備及び人員の増強を図ってまいりたい、かように考えております。
そういうことでいま各消防機関、特にコンビナート地帯のあります消防機関で、こうした装備についてある程度標準的なものをつくる作業もあわせてやる必要があるんじゃないだろうか、こういうことでまた検討もしてもらっておるところでございまして、できるだけその標準的なものをつくって、コンビナート地帯にいわば特別な科学消防力を付与する方式というものも考えていきたいというふうに考えております。
ただ、従来消防の持つ機能なり役目というのは消火活動というのが中心になっておりますので、どうもこういうぐあいに石油コンビナートみたいなずいぶんと科学消防力を具備しなければならぬ万一の発生に対応する人的、あるいは機材の面、装備の面、そして技術能力の面を含めまして、決して十分ではないという気がするわけであります。
それはただ申し上げるだけでございますけれども、ああいう状況で、科学消防というものについて、今回の教訓を前向きに生かさなくてはいけないということで今後どういう指導をいたしますかということだけを最後に消防庁に申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。
それからもう一つは、三十二隻の引き船、タグボートに科学消防能力を付与いたしました。これが一つの中心となっております。 これが洋上におきます消防体制でございます。 沿岸につきましては、消防機関と業務協定を締結いたしました。バースについております船あるいは上架しておる船、そういうものにつきましては、円滑に消防ができるように互いに協定を結んでおるというのが現状でございます。
○佐々木政府委員 現在の都市の建築の状況なりあるいはその中にありますいろいろな工場施設その他の状況から見まして、いずれの都市におきましても科学消防力を強化していくということはまことに今後の消防施設強化の重点になるべきことであろうと考えるわけでございます。
そして「危険防止に対する一貫性というものはほとんどない」こう言っているし、それから同じ三十九年六月二十六日のこの地方行政委員会では、ここでは「科学消防対策強化に関する件」というのが決議になっているのですよ。この決議の中の趣旨説明でこう述べていますね。「また危険物関係法規は、消防法、高圧ガス取締法、火薬類取締法等に分かれており、災害防止の体制の一貫性に欠けている面があるのであります。
第八に、消火の近代化、科学化を促進するため、国庫補助率及び実勢に応じた国庫補助基準額の引き上げ並びに普通交付税の算定基準の充実等により必要な財源を確保し、消防施設特にはしご車、排煙車、救助工作車等科学消防施設の充実をはかる必要がある。 以上でございます。 私の報告はこれで終わらせていただきます。 —————————————
その意味におきまして、消防力というものも、単に水を出す消防力だけではなしに、科学消防の充実あるいは救助活動の充実ということに重点を置かなければならない、こういうことで消防設備の近代化を同時にはからなければならないわけであります。
先ほど藤田君も言いましたから多く申し上げませんが、今度も関係者に会って聞きましたら、いまある科学消防というのは、先ほどあなたも言ったように石油のタンクが燃えたときの措置はあろうが、こういう高圧ガスが火災を起こした場合には十分な措置ができない、あるいは方法がないのかもしれませんが、そういう意味では、高圧ガスの火災については実は即効的な役割りを果たしていない。
そして、損害率も、火災に対する科学消防の設備が強化されまして、これも減ってきている。そうしますと、過去の損害率や死亡率をもって保険料率をきめておりますから、不当な保険利得が生まれてきているということが言われている。これは政府部内でも論議の種になったところじゃないでしょうか。
これは、消防ポンプ自動車、防火水槽等の消防施設、化学車、はしご車、消防艇、ヘリコプター等の科学消防施設、救急業務施設、防災資機材施設、消防防災無線通信施設及び消防吏員待機宿舎の整備に要する経費の一部を、地方公共団体に対し補助するために必要な経費であります。 第二に、特別会計予算について、御説明を申し上げます。
これは、消防ポンプ自動車、防火水槽等の消防施設、化学車、はしご車、消防艇、ヘリコプター等の科学消防施設、救急業務施設、防災資機材施設、消防防災無線通信施設及び消防吏員待機宿舎の整備に要する経費の一部を、地方公共団体に対し、補助するために必要な経費であります。第二に、特別会計予算につきまして、御説明を申し上げます。