1949-03-28 第5回国会 衆議院 法務委員会 第3号
○猪俣委員 福井檢事総長は、個人としてはまことにりつぱな方であり、非常に親しみの持てる方なんであります。その人格に対しても、われわれはさほど疑惑を持つておるわけではないのです。ことに檢事総長という立場におるために、つまらないことが問題になつておるということはお氣の毒に存ずるのであります。
○猪俣委員 福井檢事総長は、個人としてはまことにりつぱな方であり、非常に親しみの持てる方なんであります。その人格に対しても、われわれはさほど疑惑を持つておるわけではないのです。ことに檢事総長という立場におるために、つまらないことが問題になつておるということはお氣の毒に存ずるのであります。
○田嶋委員 先ほど猪俣委員から法務総裁に対して質問がございましたその中に、福井檢事総長の問題が含まれておつたのでありますが、この問題につきまして法務総裁に御質問いたしたいと思います。福井檢事総長の問題に対する法務総裁のお答えは、当委員といたしましては非常に満足を感じます。そうしてそうあつてほしいというように考えるわけであります。
それを見ますと、どうも福井檢事総長の名前も出ておるのであります。しかしこれは一片の投書でありますから、私どもも信用しておるわけじやありませんけれども、ただ事が公になりましたいわゆる福井檢事総長のシルク会社の問題、これは檢察廳の最高の責任者といたしまして、かようなことが公表せられるということも、私は司法の威信のために実に遺憾だと思うのであります。
○岩木哲夫君 先程あなたが、これは民自党が民主党を叩くのだということを部内の二、三の檢事、その他からも聞いたり、大体そういう空氣であつたと自分も推定されるというお話がありましたが、そうすると、今のお話では、そんなことは迷惑だというようなお話もありましたが、併し福井檢事総長が民自党員ではないのであろうが民自党に非常に好意を持つておつて、むしろ党員に等しい、乃至はそれ以上例えば法務廳総裁の候補にも二度も
先般の法務委員会におきまして、猪俣さんから、福井檢事総長の問題に関しまして御質問がありました。私は、そのお答えをいたそうと思つておりまして、今日まで延びまして、はなはだ申し訳ありません。
○木村(公)委員 きのうの石田一松君の発言の中の重大なことは、福井檢事総長から國会議員十七名、閣僚二名に対して逮捕状が來たやにということが、速記録を見ると明らかになつておる。しかるにそれを法務総裁がただちに否定した。檢務長官がそばにおりまして、おそらく協議の結果、公式にさような事実はないということを否定した以上は、表面上は石田君の言うことは單なる仄聞にすぎないと断ぜざるを得ない。
私の聞きましたのは、檢察廳の福井檢事総長から法務総裁に対してそれがなされておるかどうか、しかもこれが内閣総理大臣の耳に入つておるかどうか、このことを言うので、内閣が逮捕の要求をしているかいないかを聞いたのではありません。この点をはつきりお伺いするのであります。(拍手) 〔國務大臣殖田俊吉君登壇〕
さらに、その決議案は議長に提出されると思いますが、檢察当局、要するに福井檢事総長あてにも、ぜひ敏速にこの事件を明るみに出すようにベストを盡して調査を進めるように決議案を手交してもらいたいと思います。 以上の意味を添えて賛成します。
それからなお話が少しかわるのでありまするが、法務総裁及び檢務長官がおいでになつておりまするがために、私一、二の点をお聞きしたいと思うのは、これは東京弁護士会において相当問題になつておることでありますが、福井檢事総長が丸ビルの六階に福井事務所としうものを設けて、自分自身が弁護事務をやらぬにしても、世界からどうも疑惑を受けるところのかつこうを呈しておる。
また、福井檢事総長以下檢察庁首脳部の陣営は、ほとんどアンチ鈴木であると考えます。また、第一線における若手の判檢事團ないし在野法曹團は、これまた強硬なる反鈴木の空気がみなぎつておると考えるのであります。(拍手)この三者の関係は、まことに微妙にして、暗雲たれこめ、触雷を持つの状態であると考えるのであります。